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藤井は絶対許さない〜地球(ほし)の歩き方OZ編〜④

パームコーブ から帰った一行はシャワーを浴びてケアンズの街へ。
今回は新婚旅行なのでお祝いを頂いた方々へのお土産を買いに行きましょう。
つしまは自分の好きなものや行きたい所に関しては異常なまでの探索能力があるので、昨日彼女が夜なべしてスマホで調べた情報に基づいて行動します
まずはスーパーマーケットのウールワースへ 

スーパーではオーストラリア土産定番のティムタムやカンガルージャーキーが空港の半額以下で手に入る上、たくさん買うと安くなるボリュームディスカウントも。

売り場は大量のオージービーフや山積みのマンゴー、5リットルのアイスクリームなど異国を感じる品揃え。
商品は日本と同じ様にカゴに入れレジへ進むのですが、レジはベルトコンベアになっており、カゴから商品を出してコンベアに置き、店員さんがスキャンするイケアやコストコと同じスタイル。
日本と同じ感覚でカゴのままコンベアに置くと店員さんにガンギレされるから気をつけろ(体験談)

スーパーでの買い物を終え、貰ったお釣りに入ってた記念硬貨

さっき「カゴから荷物を出せ!」とキレてたレジのオージーおばさんが、「イッツプリティコイン」と微笑んでくれたんだけど、オーストラリアのレジの人は随分振り幅が大きいな、と思いつつお財布にしまう

次なる目的地はフジイストア

フジイストアはどのガイドブックにも載ってる土産屋で、経営は日本人のご夫婦です(おそらく藤井さん)
置いてある商品も観光地然としたありきたりのものばかりでなく、一風変わったものやオシャレなもの、ブランド品も揃っています。
俺はこのパンツをお土産にしようと思ったんだが、誰も貰ってくれなそうなので断念

いや、今見るとやっぱり買ってくればよかったな

つしまはヘレナなんちゃらスキーとかいうブランドの帽子を買うようでお店の人に試着をしていいか聞いてみる
年配の精悍な男性に対応してもらったのだが、この方がオーナーさん(多分藤井)で、一通り買い物をする間も会計をする時もめちゃくちゃ饒舌に商品の事やお店のバックボーン、自分の経歴を喋りまくります。藤井うるさい、藤井とにかくうるさい
ちなみに藤井は横浜のモアーズで働いてた事もあるハマっ子で、日本に帰ったら六角橋のお店行くよとか調子いい事言ってたけど、俺も長い事客商売やってるから直感でわかるんだけど、あいつは本当に来るタイプだな、マジで。

オーストラリアでは一店で3万円以上買い物をすると、帰国時空港にて免税が受けられます
藤井にシドニー空港から帰る旨を伝えると、「シドニー空港は現物とレシートを税関に見せるから、お土産は手荷物で持ってって」との事。

結局シドニーの税関では現物は見せる必要が無かった上、フジイストアで買ったつしまのお土産のボトル数本がシドニーの手荷物検査に引っかかり、空港職員の手によりゴミ箱にスラムダンクされるのはまだ、もう少し先のお話

つしま「藤井は絶対に許さない」

フジイストアを後にし、従業員と娘ちゃんに買って帰ると約束したUGGブーツを

これは藤井が言ってたんだけど、UGGの真ん中のGが大きいのは中国製で、字の大きさが均一なのがオーストラリア製だそうな 
確かに俺が買ったのもメードインチャイナだったんだけど、デザインは圧倒的にこっちの方がカッコいいし、それ以前にオーストラリアは氷点下にならないのに、こんなモコモコどこで履くんだ?と疑念を抱きつつ、スタンダードなのタイプを2足買う
つーか現地だとお得なのかな?と思って買って帰るって言ったんだけど、価格は日本と変わらず、ぶっちゃけアマゾンで買った方が安かった

買い物の仕上げにオーストラリアっぽいものをお揃いで買いたいとつしまが言うので、吟味した結果、オーストラリアTシャツを買う

これは800円くらいだったんだけど、この旅で買ったもので一番気に入っている

そうこうしているうちに辺りは真っ暗に。ケアンズのレストランはほとんど22時で閉まるので急ぎ足でディナーへ

こちらはポークリブが名物との事で、前菜とハーフサイズのリブを頼んだのだが、俺の脇腹くらいのサイズで中々苦戦したがなんとか完食。

帰りにホテルの前で記念撮影をし、2日目の夜は更ける


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