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これぞ春の七草〜地球(ほし)の歩き方VNM編〜

 ゴールデンブリッジから更にロープウェイに乗り、もう一段上の山に登る。

頂上にはベルセルクの脇役みたいな騎士が闊歩しているので、早速一緒にパシャリ。

バーナーヒルズは19世紀にベトナムを支配していたフランス人の避暑地を改装して作った施設らしく、頂上には中世の城を模した建造物が立ち並びます。

ぶっちゃけあんまり興味ないんだけど、せっかく来たので一通り見て回りましょう。

昼食にハンバーガーを頂きます

味は普通です。

本当は一人乗りのジェットコースターみたいなアトラクションもあるんだけど、なんか運休中だったので写真撮影に勤しむ。

これは最近頓に思うんだけど、人生に於いて最高の伴侶とは「SNSアップ用の画像を嫌がらずに撮ってくれる妻」だからな
覚えておけ

一通り回ったのでドライバーのアンディさんに連絡を取り、

帰りにもう一度ゴールデンブリッジを通るとヤバイくらい霧が掛かっており、これは完全に魁!男塾の世界観である

「もう一度田沢の九九が聞きたかったぜ‥」と涙を流しながら男塾の校歌を歌いつつロープウェイで麓へ向かう。

帰りのゴンドラはタイ人?風のご家族と相席だったんだけど、まるで我が家の様に馬鹿騒ぎしてて、特に特アだけが煩わしいのではなくもしかしたら我々日本人が周りの目を気にしすぎなのでは?とワールドワイドな視点に目覚めつつ麓に降り立つ。時刻はアンディと約束した16時±0分で、日本人の時間管理のシビアさを見せつけつつバーナーヒルズを後にする。これぞクールジャパン

白タクは来た道を小一時間戻りホテルに着く。アンディに料金90万ドンを支払うと、明日以降観光する際はLINEしてくれれば迎えにくると言われるが、何となくお茶を濁して別れる。

部屋に戻るとLINEで追撃してくるアンディ。

マイサンカルチャヘリテージってなんだろうと思い翻訳してみたんだけど、ちょっと分からなかったので既読スルー。

よくよく考えると「私の息子の文化遺産」ってアンディのキンタマって意味かなとも思うんだけど、違うか(違う)

夜はつしまがスパに行くと言うので、ホテルのエントランスでタクシーを呼んで貰う。タクシーには疑念しか無いのでめちゃくちゃ用心したんだけど、運賃は5万ドン(250円)で一安心。

ホテルからタクシーで15分のここクイーンズスパ。中に入るとマスクをする様に促される。
ベトナムは新コロの水際対策が成功していて、国内発症者0人なので我々外国人は入念に体温もチェックされる。

スパは1時間半のボディトリートメントコースを選んだのだが、俺は施術の前にパンツまで脱ごうとしちゃって、ここはそういうマッサージじゃなかったてへぺろ

施術後ドリンクとお菓子のサービスを頂き、Googleレビューを書いてくれれば10%OFFするよと言われ、折角なので書き込み。

店の前では白タクが虎視眈々と我々観光客を狙っているのだが、それを店の警備員さんが蹴散らし正規のタクシーを呼んでくれる。とうとう乗れた念願のビナサンタクシー。

「食事をして帰ろう」と近場のシーフードレストランへ。

ベトナムのシーフードレストランはタライに入った魚介類をその場で選び、好みに合わせ調理してくれるらしい。

電卓を持った店員さんに、「ハウマッチ?」と訊ねると電卓を叩いて値段を教えてくれるんだけど、なんかエビもカニも1万円近くて、もうベトナムの人は全員俺達を騙そうとしている悪人に見えてきて、ここは止めようと出てきたんだけど、今になって思えば彼の言ってた値段は1kg単位の値段で、なんかグラム単位で細かく指定できたみたいで悪い事しちゃったなあと思ってる。シンローイ😭

店を出ると約束してなかったのにさっきのタクシーの兄ちゃんが待っててくれて、第二候補のお店へ。

こちらはガイドブックに載ってた中から選んだ近場のベトナム料理のお店。
初日なので定番の生春巻とフォーをオーダー。つしまがパクチーが嫌だって言うから、注文時に「ノーパクチーOK?」って聞いたんだけど、確かにフォーのパクチーは抜いてくれてたんだけど生春巻にはメタクソ入ってて、つしまが無理とか言うから全部俺が食べる羽目になり、マジでやばいくらいメタクソパクチー入ってる生春巻をビールで無理矢理流し込む。カメムシ草の異名は伊達じゃなく、次の日の朝も何となく口がパクチーっぽくて、歩いてても何処からかパクチーの臭いが漂ってくる気がして、いや、完全にパクチーの臭いが漂っていて、もしかして俺パクチーに呪われちゃったんじゃないかと思ったら普通にそこらで栽培されていた


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