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秋期公開期間は12/17まで。まんだら堂やぐら群

逗子市市内は様々な史跡が残っているが、年に2回しか立ち入れないのが鎌倉と逗子を結ぶ古道、名越切通にある、まんだら堂やぐら群

そもそも“やぐら” とは、

・崖に四角い横穴を掘り、主として内部に石塔を建てるなどして納骨・供養する施設
・13世紀後半頃から16世紀頃まで使われていたそうで、鎌倉や鎌倉と縁の深い地域や寺院などにのみ分布する特殊な遺構

だそうだ。(以上パンフレットより)
さらに、

まんだら堂やぐら群は、一つひとつは2m四方程度と小規模で構造も単純なものが多いですが、150穴以上の存在が確認されている有数のやぐら群で、これだけまとまったやぐらを良い状態で見ることのできる遺跡は鎌倉市内にも少なく、たいへん貴重です。やぐらの中に並ぶ五輪塔は、後の時代に動かされているものが多いので、中世の姿そのままとは言えませんが、主に火葬した骨を納めるなどして供養するために建てられたものです。葬られたのは、武士や僧侶が多かったと考えられていますが、経済力を蓄えた商工業関係者なども含まれていたでしょう。(引用:逗子市ホームページより)

なるほど、現存しておらず、とても貴重な遺構とのこと。
整備や保護のため、中に入ることができるのは、毎年初夏と秋のみ

是非自宅から歩いてみて欲しいが、公共交通機関だとバスが便利。
JR逗子駅のバスのりば6番より、

亀が岡団地循環・緑ヶ丘入口か、亀が岡団地北で下車。
いずれもここから徒歩で約5〜8分。 

こうした看板が出ているが、少々わかりづらいかも。
緑が丘入り口のバス停を降りたら、左手に、市内へ戻るように道を歩く。

しばらく歩くとT字路になるので、これを右に。

少しわかりづらいが、この写真白い車があるあたり。
道路を渡って反対側の坂道を進む。
アスファルトを進むと、森へ。

歴史に思いをはせながら歩くと、名越切通が。

ここまでくれば、もうすぐだ。

こんな遺構が身近にあり、歴史やロマンを体感できるのも逗子の魅力のひとつだと改めて感じた。

公開日は年度によって違うが、今年は12/17(月)まで。
今週末の天気予報は、11月29日17時現在、晴予報
週末の散歩やエクササイズに、是非穏やかな史跡と古道を訪れてみては。

<参考>
まんだら堂やぐら群
公開期間:平成30年10月20日(土)~12月17日(月)
公開日 :土・日・月・祝日のみ

逗子市ホームページ


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