イマーシブオーディオ制作環境構築計画 プランニングその2
ちょっと諸々予定変更が入ったのでDolby Atmosの構想から名前を変更しての続きとなります。
前に書いたのが去年の3月という月日の流れに驚いておりますがササッと話を進めてまいります。
ここ数ヶ月で起きたこと
まず一番大きい話として、マルチチャンネルでの作品を制作というか、構築に関わって、実際に発表することがありました。
この発表をする前まではLogicやCubaseで制作が容易なDolby Atmosを使用しての環境を構築しよう一辺倒ではあったんですが
「Dolby Atmosじゃなくても対応できるんじゃね?」
実は上記のイベントの際に裏で6chの音響をバイノーラルに変換するプログラムをMax上で組んでいたのですが、ふと思ったのですよね。
Dolby Atmosから別のフォーマットへ変換できるじゃんと。
というのも、新居の部屋のサイズが意外とコンパクトなので下手に7.1.4chを置こうにも場所と空間の占有量が大きくて困るのと、照明に干渉するという実態が判明したこと。 元々L字でPCをそれぞれ自由に置いてあり、どちらでも作曲や色々活動するためセンターが決めれないのもどうにかならないかなぁと海外の資料まで漁っていて見つけました。
8ch Cubeという形を
単純に言えば下側に4ch、上側に4chで立方体作るという説明であっていると思います。
で、Max使ってアウトプット8chのスピーカーを設定して、Dolby Atmosからのコンバートかけるプログラム書けば行けるじゃんと。
ここも別で計画を作ります。
計画変更タイム
というわけでイマーシブオーディオ環境は8ch Cubeにするとして機材の変更についてです。
一旦元々の計画における機材リストですがこちらになります。
この機材リストを書いたあとADAM AudioがA4V等を発表しまして、そちらに変更しようかなとも思ったのですが、予算の増え方が洒落にならないこともありそちらは断念。
そもそも口径というか性能の違うスピーカーだらけで成立するのか
機材リストを精査する中で思ったのですよ、スピーカーがそれぞれ特徴的すぎることに。
趣味で作品を聞くならまだしも、(趣味の範囲ではあるけども)作品制作をするので、統一したほうが良いのではと。
それで色々探していての目安として
コンパクトであること
それなりにレンジが広いこと
パッシブであること
一応それぞれの理由を説明しますと
コンパクトであることは絶対条件ですね、部屋がそこまで大きくないので省スペースであればあるほどありがたいのです。
レンジが広いと単純に音の確認が楽だからです。条件に当てはまるのなければ妥協ポイントです。
パッシブであることは電源切るために毎回天井に手を伸ばしたくないだけです。解決可能なら妥協できます。
それで当てはまった候補はこちら
ちょっと大きいけどギリギリ許容範囲かな?
というわけで変更したプランがこちら
しれっとインターフェイスも更新してます。
というかしてました。
こいつ8chを普通にラインで出せるのでADDAコンバーターも要らなくなったのもあり、色々と機材リストの整理が進んでいます。
初期の計画からはかなり削りに削った予算編成になりつつあるのが面白いなと一人整理したスプレッドシートを眺めています。
その他、裏で進んでいるポイントが多いのですが、一旦整理のためここまで。
そろそろ計画から実行に移すことになりそうですが、暫くは計画ターン。
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