楽曲制作のモニターにサブウーファーを追加した話
楽曲制作していて、低音のモニタリングをもっと良くしたいと思ったのですよね。
という建前を踏まえつつ本音は空間オーディオの環境を作りたいが故に後戻りできなくしようという覚悟をしたかった。
これ以上長ったらしい導入文なぞ書く気力がないZutq/ラングドシャPです。
こちらの記事では構想段階のこちらの続編となりますが、構想の話は最小限にして実際の導入前後の事についてになります。
というか、この機材買って数ヶ月経ってるのでさっさと記事にしたかっただけです。最近機材買いすぎてやばいんだ。
低音をちゃんと聴きたい
昨年、様々な活動をしているなかでライブパフォーマンスをする機会があったのですが
なんか自分の思ってる音と違う
と感じて、その音声を聴きながら自分の体感と擦り合わせて原因を考えました。
様々な端末や機材で音を鳴らしていた時に気づいた事として【低音の質感が出せてないのでは?】となり、その後も確認していく中で低音部の問題だろうと結論を出しました。
その時は仕方ないにしても、次の機会には改善して最高のパフォーマンスをしたい。そう思った私は部屋の環境を整えるように沼にハマっていくのでした。
という話を踏まえて本題。
導入しました
すごくテンション上がるような発言をせず、淡々と言うのはいつものことです。
ケーブル周りの接続とかは説明書を読みながら合わせて、とりあえず机の下の空いてるスペースにポン置きして音を出したのですが。
音量がでかい
音量設定間違えたかと思うほどの爆音がサブウーファーから流れました。
純粋にライン出力分をそのまま再生してるので、そうなるなと(過去にIFの出力端子間違えてラインレベルでスピーカーから音を再生した経験あり)
音量下げてやるべきでしたねと、改めて音量を下げてからメインのA3Xの音を聞きながらちょうど良いバランスになるようにサブウーファーについてきたリモコンを使い音量の調整してSoundIDにてチェックした結果がこちらです。
100Hz以下がしっかり出てる。
部屋にポン置きしただけですので、周波数特性が荒れてるのは見逃してください。
この状態でお気に入りの曲をいくつか聞いてみて、サブウーファーのスイッチを切ったり入れたりして比較してみましたが、EDM系統聞いた時にその違いが顕著に現れてるなと感じました。
具体的にはキックの下の辺りとサブベースが今まで感覚で聞いていたんだなと認識できたのと、いかに支えとなるベースが重要かと再認識できた形ですね。
楽曲制作ではサブベースの質感が調整しやすくなって、狙った音にしやすくなったなと感じています。
ただ、サブウーファーの音量やセッティングについてはまだこれと決まった状態ではなく、もっと良い場所があるのではとまだ試行錯誤してたりします。
それと、何故かレンガを貰ったのでウーファーの台にしてみたりとかの調整もしてます。
便利だと思ったこと
本機にはリモコンがついてきていて、それでクロスオーバー周波数や音量を調整できるのですが、それ以外にもフットスイッチでサブウーファーのオンオフができたりと価格なだけはある性能をしています。
私は何故か部屋にフットスイッチがいくつか転がっていたのでそれを使い、ミックスなどしてる時にウーファーを切って確認したりとかなりの頻度で使っています。
+感じたこととして
低音はパワーがものすごくあるので、部屋中に低音が一気に響くような感じがあります。
私は今住んでいるところが楽器演奏ができるところでそれなりに音が出せる環境であったので導入ができましたが、そうでなければ一発で苦情が来そうだなぁと思うことが多々あります。
あと、今のところ机の下にウーファーがあるのですが、机の下に潜るとすっごい低音が暴れてます。いつものリスニングポジションだとちょうどよかったりするのに。
あと、リスニングポジション離れた瞬間全体のバランスが崩れることが早いと思いました。元々スピーカーとしてA3X自体はリスニングポジションが広い印象があったのですが、サブウーファーを追加したので低音のバランスが変わったことが影響してるとは思います。
と、感じるところはありますが致命的にデメリットというデメリットが無いので概ね満足しています。
まとめ
導入できるならあり。
本当にサブウーファーが必要かどうか、あっても鳴らせる環境かどうか判断するのは必要だと思います。
個人的には買って正解でしたが、元のA3X単体での性能の高さも改めて認識することができました。
そんなわけでこれからも買っていた機材をどんどんレビューしていこうと思いますので、何か質問等あれば私のTwitter(@zutq74)にて連絡していただければ答えられる範囲であれば回答したいと思います。
それでは。
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