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【日記】はじめての自宅内覧会

こんばんは。
自立に向けてログハウス・ビルドをはじめようとしているとっとです。


事業資金の調達のため、いま住んでいる自宅を売却しようとしています。

昨日はその内覧会の日でした。


8年前にこの家に辿りつくまではずっと賃貸生活でしたので、自分が内覧することはあっても、自宅を内覧してもらうのはじめてのことです。

しばらく使わない荷物は先行して九州に送り、その後も片づけに片づけたわが家は、もはやわが家ではないほど綺麗さっぱりになっていました。



内覧会に向けて

今回、自宅の中と外、ここに住み始めて8年分の大掃除をしました。

カミさんとは冗談半分、最悪家が売れなくてもきれいになってよかった、なんて会話をするほど、やり切った感があります。


片付け

掃除って、いわゆる拭いたり掃いたりする作業よりも、その作業ができる状態まで持っていくための物の片付けが大変なんですよね。

掃除屋さんはいますが、ひとが住んでいるままでの片付け屋さんっていません。

家の物をどこにしまうかは住む人が決めるので、片付け方のアドバイスはできても、第三者が黙々と実際に片付けるなんてことは難しいのだと思います。


不用品処分も、不用かどうかを識別してまとめるまでが大変でした。

わが家も今回の片付けに際しては、ベッドやスピーカーやその他ガラクタを引き取ってくれないか、と不用品処分を売りにしている業者さんを呼んで無料査定してもらいましたが、

・古いから値段がつかない
・子供用品はこのコロナ過で買い手がいない
・引き取りはできるが処分に料金がかかる

などなど、ひとつも引き取ってもらえませんでした。

挙句の果てには、

・ブランド物のバッグアクセサリーはありませんか?

と言われる始末で、もはや強盗と変わらないのでした。(笑)


業者もビジネスですから言いたいことはわかりますが、不用品を処分したいというお客様のご要望にはまったく応えられないのがよくわかりました。

不用品というのはその人にとって本当に不用なものであり、元来お金になるかどうかなんて関係ないはずなのですが、、


ということで、業者はアテにならないため、やはり我らがジモティーにお世話になったのでした。

ちなみに業者が買い取れないと言ったものは全て、直接取引することで必要とされる方々にお安く(または無料で)お渡しすることができました。



掃除

片付けができてしまえば、こっちのものです。

もしルンバ(いまはiRobot?)がいれば活躍できる状態になっています。
持っていませんが。


吹き抜けの壁紙など、普段は見て見ぬふりをしているを拭きとり、もサッシごと綺麗にしていきます。

キッチンバスルームトイレは、自分たちである程度掃除したあとにプロの掃除屋さんにもおねがいすることにしました。


おねがいした掃除屋さんは、超重曹という自然にやさしい洗剤のみをつかったやり方を売りにしていました。

今回自宅の売却を媒介してくれている近所のオジサンに紹介いただいた方で、1年修行して独立したというまだ若いお姉さんでした。

キッチン、バスルーム、トイレ×2か所で22,000円と、破格の対応で綺麗にしていただき、大変満足でした。


媒介オジサンも、外においてある小さな倉庫の移動高圧洗浄の手伝いなど、できることはいろいろと一緒になってやってくださりました。

仕事とはいえ、わが家の内覧会に向けてみんなで分担して片付け・掃除をしていると、家の売却という一つの目標にむかって一緒に仕事をするチームのような感覚になります。

一つのプロジェクト成功にむかってみんなで一体となる感覚が、今の職場には足りないのだと、改めて気づかされた年の瀬の大掃除でした。



迎えた内覧会当日

一組目の内覧者

今回自宅売却を媒介してくれているオジサンは、わが家の裏に住んでいる超近所の個人経営の方で、昨日の内覧時はカミさんと4人の子どもたちをそのご自宅に招いてくださり、一時退避させていただきました。

わたしと媒介オジサンふたり、とても人が住んでいるとは思えない(は言い過ぎですが)ほどさっぱりした家の中で待っていると、二組の内覧者が見に来られました。


一組目は30代と思しきご夫婦で、とても大人しくて優しい感じの方々でした。

一通りすべての部屋や水回りを見てもらい、太陽光発電の状況や、天気が良いとベランダから富士山が見えること、わたしがこの家を選んだ理由は立地にあることなどを簡単にご説明しました。

その後、わが家の”売り”である2Fの吹き抜けリビングで、媒介オジサンがメインとなってご夫婦と簡単な打ち合わせを行いました。


あまりご質問などもなく、正直手ごたえは微妙な感じでした。

後から媒介オジサンに感触を伺うと、まだ自分たちの中で購入物件に対する確固たる条件が確立していないようで、いろいろと見て回る段階とのこと。

ぜひいろいろたくさん見てまわって、良いお住まいに巡り合えると良いですね。



二組目の内覧者

午後に二組目の内覧者が来ました。

その方は、スーツを着た不動産業者と思しき男性です。

媒介オジサンと男性は名刺の交換を終え、その方の紹介で後から内覧者がくるのかな?と思いきや、なんとその男性自身が内覧希望者なのでした。


じつはこの男性、わが家の長男(小2)の同級生のパパで、近所のマンションに住んでいるそうです。

大変失礼ながらわたしは一切顔を覚えていませんでした。


あとから気付いたのですが、これには伏線が張られていたようです。



先日、この内覧会に向けて不用品を九州の実家に先行引っ越しさせたときのことです。


自宅の前にアート引っ越しセンターのトラックが停まっているのを見て、声をかけて来た一人の女性がいました。

その女性、わが家の長男の同級生のお母さんでした。


いつもうちの娘がお世話になっています~

娘がいつも、今日も彼(わが家の長男)はタンクトップだったよ!!!!

って学校から帰ると必ず報告してくるんですよ~~


近々引っ越しされるって本当だったんですね!?

えっ 引っ越すとは聞いてましたけど、今日じゃないですよね!?


・・・

立ち話するには話題が尽きなさそうだったので家に上がっていただき、うちのカミさんとお茶してもらったのでした。

その時に、そのお母さんからもう少し広い家をさがしていると聞いていたので、もしよかったらわが家どうですか?観てください~

って半分本気で案内していたのでした。




そして昨日の内覧会。

二組目に来たスーツ姿の男性は、先日わが家に寄ってくれたお母さんの旦那さんだったのです。

その旦那さんは不動産屋勤めで、おそらく奥さんの指示によりプロの目で見てこい、と身分も隠さず偵察にきてくれたのだとおもわれます。

こちらとしては拒む理由はありません。


来てくれた旦那さんはめちゃくちゃ律儀な方で、

先日は妻がお邪魔したようで、大変お世話になりました。

と丁寧にご挨拶いただいたのでした。


やはりプロなのでしょう、あれこれ質問などはなく、淡々と一部屋ずつ見ると、

キレイにお使いですね

と一言。


いえ、1Fの家はずっと物置になっていて、いつか子ども部屋として使いたかったのですが、、とは言えず、

ひととおり見終えると媒介オジサンに家の図面といった資料を要求し、自分で住宅ローンの計算など電卓はじいてみますと言い残し、帰っていきました。



まとめ

もともとわが家は立地が良いこともあり、最初は強気いきましょう!と媒介オジサンと作戦を立てていました。

それで内覧日も日付固定の予約制にしていたのですが、予想より反響がすくなかったのが正直な感想です。

そのじつ、身近なところに候補者がいた、という感じです。


内覧会のあと、少し媒介オジサンと打ち合わせました。

まだ一般の仲介サイトには掲載せず、本気で考えてくれそうな人に絞って、今後も予約制の内覧会を週末限定で開催していきましょう、と今後の方針を確認しました。


今回の内覧会で決定打は出ませんでしたが、何故かわたしもカミさんもやり切った感がすごく、家が売れるかどうかという、これからが勝負どころな感じが抜けている気がします。


媒介オジサン、お掃除お姉さん、そしてカミさんとわたし、このチームで頑張った自宅内覧会その1は、ひとまず成功(?)ということにしたいと思います。


最後まで読んでいただき、ありがとうございました!




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