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人は「見たもの」から影響を受ける(時々思うことNo.22)

またしても、私の豆電球が光った。

人は見たものから影響されるんじゃないかな?


ということ。


どういうことかというと、人はテレビ、インターネット、SNS、他人のふるまいなどの視覚からたくさんの影響、情報を受ける。

当たり前のことですが、さらに深く考えてみる。

ほんの数十年前、情報収集の方法はテレビが主流だった。

学校に行くと、「昨日の〇〇っていうテレビ、見た?面白かったよね。」
という共通の話題があった。

私はお笑い番組が大好きだったので、「レッドカーペットの〇〇っていう芸人、めっちゃ面白かったよね。」「ガキ使のあの企画、最高だったよ。」とテレビの話で持ち切りだった。


特に印象的だった人物が有吉弘行さん。


有吉さんは猿岩石という元々コンビ芸人で活躍されていて、「進め!電波少年」という番組のヒッチハイク企画で人気者になりました。「白い雲のように」という音楽も流行りました。

2010年代に有名人の方を独自のあだ名をつけることで、人気の第二波がやってきました。当時、毒舌キャラという言葉も生まれました。

そして、現在。有吉さんが出ている番組はたくさんあります。有吉の壁、有吉ぃぃeeeee、有吉クイズ、有吉ゼミ、マツコと有吉のかりそめ天国など。

人気の第三波というのでしょうか?

私が思春期の頃、有吉さんの人気が第二波のとき。思ったことを率直に言う、芸能人の方に個性的なあだ名をつけることが世間では大流行り。
私の周りでも、先生や友達を個性的なあだ名で呼び合っていました。

今の子どもはYouTubeがテレビのような感覚に近く、共通の話題がない。


令和時代は、言葉選びが難しい


ほんの些細な一言で相手を傷つけてしまう。相手の受け取り方で、その言葉の解釈が異なる。

「頑張れよ!」と期待を込める、励まして言ったつもりが、相手を追い詰めていることになることもある。私も後者に感じ取ることがある。もっと頑張れよ!というニュアンス。

相手がどういった人物かによるかもしれないけれど、自分にとってはこれ以上頑張ってもどうにもならないことは、一つや二つある。しかし、建前上、「ありがとうございます。頑張ります!」ということで丸く収めている。

高度経済成長期に活躍されていた、昭和時代を生活されていた方々からすると、努力すれば、頑張れば何とかなる精神がある。

時代が下り、平成、令和時代。パソコンやスマホなどの科学技術の発展、
AIの誕生に加え、コロナウイルスという感染症の拡大によって、日々変わる日常。

ある日は海外への渡航を禁止すると言えば、その数週間後には外国人の受け入れを許可する。オセロのコマのような対応。

その都度、変わる方針、指針に頭も体も追いつかない。また、年を重ねるにつれて、この変化に順応することができなくなり、二次感情として怒りが沸き上がる。

令和時代は、
大小関係なく変化の波にうまく乗っていける、切り替え上手な人が生きていける
ということになります。


今の時代、当たり障りのないことを言うことが「正しい」とされている


「結局、その人による」、「個人の問題」という結論。
なお一層、個人の問題、個人の責任と「個人」にスポットが当たっていると感じる複雑な社会。

当たり前なことかもしれないが、相手の立場になること。
その相手がどのような性格なのか?どのような社会的立場な人なのか?
その場をわきまえた発言など大切なこと、思いあたることがたくさんある。

YouTubeでもバットマークの通知数がなくなり、いいねマークが残っている。SNSでも相手を傷つけないようにするため、どこで誰が見ているのか分からないため、発言には気をつけなくてはならない。

こちらの風刺画がしっくりくる

ますます、言いたいこと、本音が言いづらい。

思考を巡らせる中で、大人になるということはこういうことじゃないかな?と腑に落ちる

自分の利益を優先するのではなく、
相手を思いやること、当たり前のことに感謝すること、
困っている人に手を差し伸べること、相手の面子を守りながら伝えることなど、仏のような心の広い人になることが大人になるための要素の一つである
と感じた。

神対応という言われる振る舞いには、こういった多くの行動のことを指すのでしょう。


時に意見の衝突はあるけれど、自分が正しいと思うことを押し通すことも大人になる要素の一つ。「大人になる」ということは、本音と建前の2つの心理状態であるとも感じた。


こういった「大人」を見て、子どもは憧れるか?


考えは立派だが、これを行動で示すことが大切。
私もそういう人を目指したい。


最後に

本日も読んでくださって、ありがとうございます。

私も、投稿の「最後に」の初めのあいさつで、「読んでいただき」や「読んでくださって」、「拝読して」など、相手を思いやる言葉を知らず知らずのうちに変えて書いています。

はじめはテレビやSNSなど何気なく見ていたものから影響を受けるかと思っていたら、身近な人、大人からも影響されるという内容になりました。

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ある日、私がコンビニで買い物をしている時のこと。
ご高齢の方が新聞を片手にレジで買い物をする様子を見かけました。
順番を考えると、その方より前に並んでいた方が先に会計をするのが当然。


「年配の方を思いやる気持ち」 
vs
「割り込みせず、順番を守って列に並ぶべき」


という私の脳内裁判 開廷された。
順番を守っていないというルール違反。お年寄りを思いやる気持ちは大切と脳内で裁判をしていたら、いつの間にかレジの前に立っていた。

白黒つけず、広い心、あいまいな心を持つように心掛けています。

感じ方は人それぞれ。HSPさんが感じる物事もそれぞれ。

以上

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