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30代中盤で未経験ITエンジニアになるためにやったこと

こんにちは。zvkjと申します。
私が未経験でITエンジニア(SE)になるためにどんな勉強をしたか駄文で恐縮ですが、色々と書いていきたいと思います。

①経歴について


その前に私の経歴について簡単に書いていきます。
私は経歴は10年以上、ニートとアルバイト&パートを言ったり来たりという生活をしていました。30代前半が終わりに近づいてきて焦りを感じてきて、このまま40になったらどうなるんだろう。。やばいな。。と感じていました。
何かしら正社員の仕事に就かなきゃなと考えていましたが、特段やりたいこともなく時間だけが過ぎていきました。ある日、そこで考えたのは学生時代に勉強していたプログラミングでした。以前から趣味でC言語を用いてゲームを制作していたので、もしかしたらITエンジニアの適性があるのでは、と思いました。現に転職サイトの適職診断で適性がありました。それが2021年4月の出来事です。

②ITスクール通学期(2021年5月~11月)


その時点での私のITスキルは資格はITパスポートを取得していて、プログラミング言語はC言語だけでした。数年前にネット上の入門サイトでJavaは勉強していましたが、オブジェクト指向が難しくて挫折しました。なのでこのレベルでは転職活動をしても年齢も高いですので、厳しいだろうなという予想はしていました。じゃあ選考通過率を上げるためにもスキルをつけることをまずは最優先にして、とりあえず5月からITスクールに入ることにしました。そのITスクールでJava(Spring Framework)を学びました。一度挫折したJavaですが講師に手取り足取り教えてもらえるので、理解できました。Spring Frameworkも概念が難しくて挫折しそうになりましたが、講師の方に質問しまくってなんとか乗り越えました。
スクールの全カリキュラムを終えるのに半年掛かりました。本業の傍らやってたので。。

③転職活動前期(2021年11月~12月)


●自己啓発
この11月の始め、着手したのがポートフォリオサイトです。
スキル紹介や作品集を載せただけの1ページだけの簡易的なサイトでしたが、有料レンタルサーバーを借りてHTTPSにしたり、レスポンシブデザインにするためBoostrap使用したり、CSSで何度も調整したり苦労しました。。汗  実務レベルで考えるとさほど高度なことはやってないですが(JavaScriptすらも使ってませんし)転職活動においては強いアピールにはなったと思います。期間は1か月くらいです。

●使用技術
フロントエンド:HTML CSS Bootstrap
サーバー:スターサーバー
ツール:FFFTP

●作業時間
平日は本業があるので2時間作業できれば良いほうで夜な夜な
作業をしていました。土日は3,4時間くらい作業していました。

●余談
私はバックエンド志望でしたので、JavaScriptを使用しませんでしたがフロントエンドエンジニアを目指す方は、最低限JavaScript使ったサイト作成されたほうが良いです。(出来ればReact.jsや、Vue.jsといったフレームワークも)
最近ではCSSでも、SCSSやTailwind cssといったフレームワークのような技術が多用されているようです。

④転職活動中期(2021年12月~2022年1月)


●転職活動
11月下旬に受けたとあるIT企業の面接後半で担当者の方に「まだJavaで何も作ってないですよね?」と言われて、そういえばまだ何も作っていなかったなと思い出しました。。。面接結果は面接の数時間後にメールで届いて不合格だと知りました。(即落ち。。。)原因は書類選考の時点ではそれなりの評価はあったと推察できるが、Javaを用いて何も作っていなかったことが不合格原因だと感じる。

●Javaで作成したもの
面接不合格後、Javaを用いてソフトウェアを作ることにした。
最初は簡単に設計をして(時間は1時間くらい)プログラミングしていきました。途中訳分からんエラーが出たりして四苦八苦したけど、1か月後テキストベース形式のソフトウェアが完成しました。その後、ウィンドウアプリケーションにしたいと思って、当時から所持してるJavaの参考書に載っているSwing/AWTを用いてグラフィカルなアプリケーションに仕上げました。

⑤転職活動後期(2022年2月~5月)


この期間は様々な企業に応募しては落ちての繰り返しでした。この時点では実務未経験だけどスキル的には申し分ないと思っていました。落ちる理由にスキル以外面接でのマナー等に原因があるかなと思いました。なぜ落ちるのか転職サイトの面接マナーとかをみて、自分の面接の立ち振る舞い、受け答えを思い出しダメな点を思い出しました。
結果的に面接での受け答え、立ち振る舞いに原因があるとわかったので以降の面接では態度、立ち振る舞い、受け答え、喋るときの目線に気を付けました。

●2022年5月
色々と努力した結果、5月中旬に1社から内定をいただきました。
地元に住んでいて、内定先企業は東京にあるため上京をする必要がありましたので、早速5月下旬に単身上京して新しい住処を探しました。決まったのは翌月でしたが、物件契約金額の高さに驚きました。。貯金があったのでなんとかなりましたが、こんなに高いのなら何回も引っ越しできないな・・・と思いながら契約書類にハンコを押しました。

●企業HP受注
転職活動中、応募先のあるIT企業の担当者の方が、「30歳過ぎて未経験IT転職したいなら、クラウドソーシングなどを活用して実績を積んだほうがよいですよ」と大きなヒントをいただきました。聞いた後、考えてみると「確かに選考において強い武器にはなるし、経験者にはなれるな」と思いました。
それからあるクラウドソーシングサイトを利用して、受注者登録して案件をみた感想は案件数はたくさんあるものの、アクティブなワーカーさんも多いのでなかなか1件ですら受注するのは大変だなと思いました。しかし、中には低単価の仕事があって応募数も少ないので、そういった案件は狙い目ですが、作業時間と単価が割に合わないものばかりだけど、未経験者には良い経験にはなります。

⑥入社前(2022年6月~7月)


この時期は入社に向けてSQLや、Gitの勉強をしていました。
YouTubeでエンジニア必須のスキル・知識をランキング形式で列挙している動画があったので、とりあえずSQLと、Gitの技術書を購入して学習を始めました。

⑦これまで学習に使用した書籍・サイト・udemy講座


●書籍
①すっきりわかるJava入門実践編第3版
②徹底攻略 Java SE 11 Silver(Java Silverは2023/2に取得しました。)
③すっきりわかるSQL入門
すっきりわかるシリーズの本は、上記以外にもC言語や、Pythonの本もありますが、図や絵を積極的に取り入れられていてかなり読みやすく、理解しやすいです。

●サイト
①とほほのWWW入門
②未来エンジニア養成ブログ
③IT用語辞典 e-Words
とほほは、バックエンドからフロントエンドまでの言語入門はもちろん、フレームワークやミドルウェアなど、多くのことを学べるので重宝しました。未来エンジニアというサイトでは、Javaの練習問題を繰り返し解いていました。問題は入門レベルのような簡単なものから、応用レベルの難しいものまでありました。(仕事でコーディングバリバリするようになったら必要ないかも。。。)

●udemy
Git: もう怖くないGit!チーム開発で必要なGitを完全マスター

転職活動中、調べていくうちにGitはITエンジニア界隈では必須スキルで
Gitが使えなきゃチーム開発ができないので、アサインできるプロジェクトがないということを聞いて入社までの期間を使って勉強しました。講座はGitの概念の説明からGit Bashを用いた実践講座で構成されているので非常に理解しやすかったです。

●書籍・サイト・udemyでの勉強量について
入社前とはいえ本業の傍らだったので、必要最低限の勉強のみなので、もっと勉強するべきだった。(したかった)なので、入社後も継続的に勉強をしています。

⑧まとめ

未経験からのITエンジニア転職を目指す場合は、沢山の分野の勉強をする必要があります。プログラミング・ネットワーク・DB・情報セキュリティ・クラウド・SQL・Linux・Gitなどのツール類の使い方 etc….
まずはプログラミング言語の勉強を進めて基礎固めを行うのが得策だと思います。その後、プログラミング言語の演習問題を解いたり、自力でコードを組み、転職活動の武器になるポートフォリオを開発をするとよいです。
ポートフォリオは転職活動において選考を左右する大事な要素ですが、書類選考合格後の面接の態度、立ち振る舞い、受け答え、喋るときの目線も気を付けないと面接合格は厳しいです。

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