2019年2月後半 観たものまとめ

【映画】

『アクアマン』

今のところDCコミックスの映画化はほとんど物足りなかったので不安だったけれど今回は余裕で楽しめた。ゲーム実況を観てるようなアクションシーンの撮り方がメジャー作品では新鮮。複数の戦いが並行して展開するシーンでもカットを変えずに視点を移行するなど、映画的快感指数高めって感じだった。エンドロールのジオラマをズームで撮るのはアベンジャーズのオマージュだろうか。惜しむらくは水中出身組の登場人物の肌の質感が地上に上がっても陸上出身組と差がないこと。よーく見るとじめっとしてるとかだと見分けやすいし愛着もより湧いたかも。やってみたらキモかったのでやめたのかもしれないけど。

【ライブ】

ラブレターズ コントライブ『秋が終われば私もいない。冬には忘れていてほしい』@ユーロライブ

ラブレターズさんのコント公演を実は生で観たことなかったのだけど、お客さんの熱量に驚いた。お二人のネタ⇔平場、台本⇔アドリブのスイッチ力の高さを改めて勉強させて頂いた。既存のyoutubeチャンネルにより見やすい動画を上げるべくカメラが複数入っていた。この公演のネタ動画もどんどん上がるようなので気になる方は是非チャンネル登録を。

youtube.com/channel/UCQEvRjRH7GzM8X2jMIP429A

溜口さんの身体能力が生かされていて私が一番気に入った「革ジャン」のネタはまだ上がってないようです。

【Netflix】

「あいのり~ASian Journey~」

ドはまりした。元々は圧倒的にテラスハウス派、子供の頃もテレビ禁止過程で育ったので本家あいのりもほとんど観たことがなかった。メンバーのあだ名が身体的特徴や職業に由来してるのがなんかやだったんだけど、あのあだ名が自己申告なのを初めて知った。ネトフリ版が始まってからも第一話だけ観ていて、恋愛ありきのナレーションやテロップが多いのが嫌だったのだけど(テラハには皆無だから)、それも観ていくうちに納得できた。与えられるのは最低限の旅費、食事も寝床も日本で育った若者から見たら劣悪なものが多い中で、恋愛とは関係なく体調不良でいきなり旅をリタイアして帰国する者もいる。要は「恋愛以外に娯楽がない」という極限状況なのだ。自分がチラ見した第一話や高校生の時合宿中に友人の携帯で観た総集編にはそこら辺は描かれていなかったにで、若者が集まれば自動的に恋愛が生まれるという前提のリアリティショーだと思い込んでしまっていた。今のこの自分の熱を友人に伝えてもみんな既に当時リアタイでハマってるので、ナイツ塙さんの「宮崎駿って知ってますか」という漫才のツカミみたいになってしまうのがジレンマだ。この構造を理解した途端にすべてが面白くなりすべての登場人物が愛しくなった。でっぱりんは悪いことをしているかもしれないけど彼女を安全圏から非難する人間は彼女よりクリエイティブには一生なれないだろう。バチェラーは1シーズンだけ観たけどハマれなかった。何かのきっかけでハマったらまた忙しくなる。テラハ東京編も待ち遠しい。

色んな仕事が一区切りついたのでネトフリとアマゾンプライムとyoutubeプレミアムに加え、paraviとhuluにも加入した。NHKオンデマンドも検討中だ。忙しくなります。

文章を書くと肩が凝る。肩が凝ると血流が遅れる。血流が遅れると脳が遅れる。脳が遅れると文字も遅れる。そんな時に、整体かサウナに行ければ、全てが加速する。