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メイケイエールの振り返り

こんにちは!条件戦が得意くんです!

今回は、僕が今現在競馬で最も重視しているメイケイエールの振り返りをしていきます。
彼女がきっかけで競馬予想を始めた僕は紆余曲折あり、偶然か必然か、芝短距離レースを中心に予想しています。
そんな彼女をようやく、気性がどーだのの要素を自動的に組み込み、評価できそうなところまで馬券スキルを上げることができたと思うので、高松宮記念の結果の良し悪しに限らず、こういうお馬さんだよというのを語ります!

メイケイエールの特徴

① 総合力の高さ

これはメイケイエールで避けては通れない話題です。アイドルホースがアイドルホースたる理由は(大体)強いこと+強烈な特徴にあります。
彼女の気性の荒さはごまんと記事やツイートがある通りですが、なんとなく実績的に強いのもみんなわかってます。

しかし、多くの人はこの子の適性を踏まえた上で議論しているでしょうか?
僕はそうは思っておらず、強いから勝つ、気性が荒いから飛びまくるなどの単純な演繹的思考をしていると思っています。(ほとんど合っているんですが、その方法だと馬券を買う時に判断がすごく難しいです)

解析的な数式で表せないレベルに複雑な「馬券」というゲームにおいて、そのアプローチが適切とは思えませんし、我々には結果から推測するという思考法、つまり帰納法というものがあるはずです。
ですので、いつも通り分析していきます!

② 末脚あんまない

何を言うんだ!セントウルSでは上がり3F最速の32.9sだっただろ!というお叱りの兄貴もいるかもしれません。
何が言いたいかというと、6Fを通して(実質的な)前半と後半のラップが変わらないレベルの遅めのミドルペースに対して耐性があるのか、という疑念があります。

去年のセントウルSは確かに圧勝していますが、実は全体時計でいうと32.5-33.7の少しだけハイ寄りのミドルペースで、瞬発力を求められつつ持続力を求められるようなラップでした。
ラップやコース形態から、ちょうど上手い具合に差し有利の展開でしたが、前で粘るどころかむしろ突き放したのは強い競馬だったと思います。
が、果たして緩いミドルペースになった時、本質的に耐性があるのでしょうか?

つい先日の京都牝馬Sではジョッキーの好判断もあり、勝ち馬より伸びる外で、しかも併せるような形が取れたにも関わらず、結果は勝ち馬と0.6s差つけられてしまいました。
斤量が1kg重く、全体的に差し有利になったとはいえ、G1レベルになった時に34.5-34.5のラップ、言い換えると瞬発力勝負や、もしくはかなり前目に位置してどうにか3着くらいで誤魔化すことはできるのでしょうか?

2022年の京王杯SCでは、同様のミドルペースで勝利できていますが、この時よりメンバーレベルが上がることを想定すると、位置取りなどを加味して2,3着を取れれば運が良いなくらいではないかと思っています。

短距離なのであまり気にしすぎてもしょうがないですが、短距離重賞を開催するほとんどのコースで、このような米国ダートの香りが強くする馬より、瞬発力勝負でもある程度安定して着差を稼げる馬の方が安定するのは事実です。

③ ゲート良くない

シンプルにゲート良くないです。②で述べたようなタイプなので、瞬発力勝負になった時、逃げずとも今よりかは先行できた方がいいです。
が、それはほとんど無理なのでお祈りする必要があります。

まとめ

この馬が気性によって競馬の特徴が出ているのは事実だと思いますが、それだけだと血統的な面や個体差などの面から説明不足だと思います。
馬券を買う上で、古馬である以上は結果から近似的にアプローチした方がわかりやすいかなと思い、記事を書かせてもらいました。

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