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「問い」

好きなこと、したいことを問われる機会は多くなっています。人のキャリア相談に乗る時、自分もそれを聞いてしまいますが、そもそも好きなことを仕事にするのは幸せなのか?

てか、"好きなこと"って何よ

そもそも好きという感情は、基本個人の感情です。存在するのは、対象物と、好きと感じている自分だけ。それが仕事となるためには、第三者がそこにお金を払う必要があります。

では、どうすれば人にそれを買ってもらえる(お金を払ってもらえる)のか。それを考え始めると、自分が好きとかは置いておいて、他者がそれにどう価値を基準に考えないといけなくなります。あれ、好きで始めたはずなのに、気づいたら、好きは二の次になってしまった。

寄せられた意見

「やり甲斐がある、頼られる仕事に幸せがあると思います。それが、好きなものであればなおさらですが、限定する必要もない。そこに嫌な奴がいれば、人生は灰色クローバー」
仕事が好きなことになってるなら幸せかも。

好きなものを仕事にするよりも、どういう状態で仕事をするのが自分にとって心地よいのか。そんなことを考えることにヒントがあるのかもしれません。

自分自身、好きなこと・やりたいことを仕事にしていると言われることが多いですが、実はあんまりその意識はないです。動画編集も、動画撮影も、プログラミングも(なんちゃってだけど)、そのほか色々もやりたくてやっているというよりは、関わっている人や組織の中で必要なんだけど他にやる人いなくて、自分がギリやれそうだからやっているって感じなんですよね。
そう言う意味で言うと、自分的に「やりたいこと」っていうのは、「一緒にいたい人たちと、見たい世界に向かう」が近い。何をやるかは目的ではなく手段の一つに当たります。

だから、どんな状態で仕事をしている自分が好きかで考えた方が、幸福度は高いのかもしれない。

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