旅ブログ:ベトナム統一鉄道の旅

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ノート

ベトナム統一鉄道の旅 8

8月15日(6日目)
そう、旅の最終日です。

今夜20時頃の飛行機で帰国する。

この日、ハノイには朝の7時頃に到着した為、出国まで時間が余っていた。

ハノイは栄えていたが、高層ビルの多いホーチミンとは違って、昔ながらの建物を残したまま栄えているイメージだった。

当然、観光客も多い。

しかし、何故かフエのように
冒険心をくすぐるような
ワクワクさせるものはなかった。

町が原因なの

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ベトナム統一鉄道の旅 7

8月14日(5日目)
朝起きると私の周りには大量のブイの死骸があった。床も足の踏み場がないくらいにブイが死んでいる。

泣きたかった。

気を取り直す為、私は近くの店でフォーを食べてベトナムコーヒーを飲んだ。もう日課だ。

横に店主も座ってきて
なぜか一緒にコーヒーを飲む。

そして、この日は原付に乗り、
フエの世界遺産に向かった。

グエン朝王宮。

遺跡は工事中だった。
中に入ると…

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ベトナム統一鉄道の旅 6

◾️8月13日(4日目)
フエに到着した。

駅を出ると早速ベトナム人の女性が私に話し掛けてきた。海外旅行はステージが変わるとRPGのようにすぐイベントが発生する。特に東南アジア。

「宿、宿。安い安い。」

「いくら?」

「2,500円」

電車移動の疲れから
他に探すのも面倒だと思い、
彼女の宿に決めた。

宿は駅から少し距離があり、
女性の運転する車に乗せてもらった。

フエはホー

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ベトナム統一鉄道の旅 5

ひと段落して、私は窓の外を眺めた。

陽は沈んでいた為、たまに民家の明かりがポツポツと通り過ぎて行くだけで、それ以外は真っ暗だった。

英語が堪能でないことからベトナム人ファミリーとの会話はすでに終わっており、暇を持て余した私は、ベトナムに来たら聴こうと思っていたLouis Armstrongの「What a wonderful world」を聴くことにした。

イヤホンから音楽を流して私は思う

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ベトナム統一鉄道の旅 4

◾️8月12日(3日目)

朝8時頃に目覚める。今夜ついに私は寝台列車で北上を始めるのだ、そう考えると服を着替えながらとてもワクワクした。

電車は夕方の18時に出発する。

午前中は、昨夜社長から朝食のお誘いがあった為、社長の泊まっているホテルへ向かった。

ホテルに到着するとさすが社長、そこはホーチミンの中でも高級なホテルだった。

ボーイも私の宿泊するホテルとは違う。エントランスの椅子に座

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ベトナム統一鉄道の旅 3

■8月11日(2日目)

翌朝、目が冷めると
爆音のクラブミュージックは止んでいた。

ブイビエン通りを歩くと、みんな店の軒先で風呂にあるような椅子に座り、ベトナムコーヒーを飲んだり、フォーをすすったりしていた。

しばらくふらふら歩いていると、ベトナム人のおじさんが日本語で話し掛けてきた。

「私は日本で有名なおじさんだ。一緒にご飯を食べないか?ほら、これを見てくれよ。」

それは日本人の

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ベトナム統一鉄道の旅 2

機内で出会った女性とはまた明日の夜
ご飯を食べようと約束して、空港で別れた。

食事の場所は、2人とも行ってみたかったという意見が一致して、高層ビルの屋上からホーチミンの街を見渡せるというスカイバー「Chill」に決めた。

連絡手段もないので待ち合わせは「Chill」に18時。時間と場所だけを決めて約束するなんて携帯電話のなかった小学生の時以来ではないだろうか?

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ベトナム統一鉄道の旅 1

アジア2大バックパッカー街のひとつ。
ホーチミン市のブイビエン通り。

そこにはアジア、ヨーロッパ、アメリカと
様々な国の人間が行き交っていた。

そんな中、私は一人立ち尽くしながら思う。

(カネがねぇ…。。)

これは私が初めて"海外ひとり旅"を決行した
2013年8月10日‐16日の7日間の記録です。

ホーチミン、フエ、ハノイと
寝台列車で北上した小さな冒険。

記憶が曖昧にな

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