見出し画像

オリジナル漫画「トレモロ」のまえがき

先日から久々に続き物の漫画を描き始めました。タイトルは「トレモロ」と名付けましたが、この意味は物語が進むにつれて解明されると思うので、しばしお待ち頂ければと思います。

昨年描いた「窓の中」以降、久々の長編になりそうで、続けられるかちょっぴり不安です。

でも、ちゃんとワクワクもしています。

第1話から自分の好きな作品や人名を連発させて、好きなように描いてみようと思えているからです。フォロワーさんは順調に減ってますけども!

なので、トレモロの第1話についてこれないと言う人もいれば、意味を調べて軽蔑した人もいるかもしれません。それについては本当に申し訳ない!

そんなこんなで、今回のテーマは、第1話のサブタイトルに書いていますが「あの頃の僕らはアイデンティティを探し求めていた。」です。

そう…

個性って何だろう?

ということです。

ある日ふと思いました。自分が学生時代を過ごした00年代と呼ばれる2000年〜2009年は、アイデンティティという言葉が音楽でも映画でも小説でも頻出していたな、と。

峯田和伸が銀杏BOYZの曲で歌ったり、窪塚洋介が映画GOで叫んだりね。

それ以外にもあの頃は音楽で言えば、Hi-STANDARDやアジカン、サンボマスター、ジャパハリネット、ガガガSP、GREENDAY、OASIS、WEEZERなんかを聞いて、映画やドラマはウォーターボーイズや池袋ウエストゲートパーク、GO、小説は星新一からドストエフスキー、戸梶圭太なんてものに影響されていたなぁと思います。

いい時代でした。

と、断線しかけましたが、そんなことをふと思ったのがきっかけで、自分なりに「あの頃叫ばれていた個性って一体何だったんだろう?」と今一度振り返って考えてみようと思ったのです!

素人がふざけたこと言ってんじゃねぇと怒られそうですが、自分はテーマがないと漫画が描けないのです!

1作目のそろ婚は、婚活って何?で、2作目のエイリアンズは、本当の友達って何?、3作目の窓の中は男女に友情ってあるのかな?という感じです。

それぞれの作品で自分なりの答えを出してきたつもりです。個人的な意見なので押し付ける気なんてさらさらありません。

でも、全ての漫画を通して一つ言いたいことがあります。それは…

自分の漫画を読んでくれた人がちょっとでも前向きに、明日も頑張ろうと思ってくれるようなものを描きたいということです。

漫画「トレモロ」は、何かやらかしてぇなぁとモヤモヤする学生さんから多感な時期が過ぎてしまって何となく毎日を過ごす社会人の方まで幅広く読んでもらいたいです。

そう、好きなように描くけど、やっぱりたくさんの人に読んでもらいたいもの!

それでは、引き続き本編を宜しくお願いします。基本的にはInstagramへ投稿しますが、ある程度枚数がたまってきたらnoteに保存していく予定です。

では!

無料漫画ですが、楽しいと思ってもえる作品を今後も送り出していけるようサポート頂けますと幸いです。どうぞ宜しくお願いします。