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【旅blog】静岡サウナ旅1


ご無沙汰しております。久々の旅ブログです。今回はサウナを求めて旅をした話です。

なぜ静岡でサウナかというと、サウナーの聖地があるんです。いつものように今回も突発的に向かうことにした一泊二日のひとり旅。

どうぞご覧下さい。

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■■■1日目

旅の出発時間としては遅い、朝9時半。私は仕事用のPCとiPadをリュックに入れ、マンションを出ました。男のひとり旅なんてこれで充分です。

今回なぜ出発が遅くなったのかというと実はすんごい行くの迷ったんです。

だって目的がサウナですもん。

頭の中で「俺はただサウナに入るためだけに片道6,150円という高い交通費を払って静岡駅まで行くのか!?マジで言ってんの!?」と考えまくりました。

そういう時は簡単です。思考停止させましょう。無駄なことは考えずにふぬけた顔をしてリュックを背負ってマンションを出るのです。

平日に休みを取ってサウナへ行くので東京駅までの電車内は死んだ魚の目をしたサラリーマンばかりで何だか罪悪感に苛まれました。

私、社畜ですね。思考停止しましょう。

ズズズは特技「思考停止」を覚えた。

そんなこんなでこだまのチケットと売店のサンドイッチを購入して電車に乗り込みます。

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こだまの名古屋行きという表記を見て思ったけど、東京から地元の名古屋へ帰省する際、確実に静岡を通ってるのにほとんど気にしたことがなかった…。というのも帰省の際に使うひかりやのぞみは静岡県に止まらないためです。

静岡に行くにはこだまに乗る必要があって、それで名古屋に行こうとするといつもの倍の時間がかかるため、基本的には使わないという選択肢になるのです。

とりあえず朝ごはん。

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静岡茶を購入して静岡に対するモチベーションを上げていきます。

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静岡駅に到着したのは12時頃でした。まずは旅の基本、宿探しです。電車の中でいろいろと宿を検索していたら泊まれる純喫茶「ヒトヤ堂」という宿を発見したので、さっそく向かってみました。

駅から15分ほど歩くとすぐにありました。

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知らずに通ったら絶対に喫茶店だと思います。これが泊まれるんですよ。ドミトリーであれば3,000円程で泊まれてしまう安さ。しかも女性スタッフのお二方美人なんです。宿の中もお洒落……

これが共用スペースです。

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奥へ進んで…

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階段をあがると…

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ドミトリー!

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本当に泊まれる喫茶店でした…。笑

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トイレや洗面など、宿の中を案内してもらって、スタッフさんに「今日「日本平」と「三保の松原」に行きたいんですけどもう遅いですかね?」と聞くと「明日もこちらにいらっしゃるのであれば明日の朝から回った方が良いですよ。」とのこと。それでは何か近場でよいスポットはあるか尋ねると

「浅間神社はあまり有名ではないんですけど、造りが立派ですよ。行ってみる価値があるかも。」とのこと。

「そうなんですね。ちなみにサウナしきじも行きたいんですけど、今日行けますかねぇ?」

「しきじならいつでも大丈夫だと思いますよ!笑」

しかし、心の中で思う。これからサ道のテレビ放送が始まったらもう激混みで行けなくなるかもしれないんです!

というわけでしきじへ行く前にちゃんと観光をしようと浅間神社というスポットへ行くことにしました。静岡に着いてすぐにサウナに行くのも気が引けたので良かったです。

何もせずにサウナへ行ったら「お前何もしてねぇのにサウナ行くのかよ!?」って自分でも心の中でツッコミますもん。

宿から15分程歩くとありました。浅間神社です。

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ちゃっかり御朱印ももらいました。やはりこうやって形跡を残せるので、御朱印って良いですよね。

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うんうん、達成感があります。

それでは歩いて静岡駅に向かってそこからバスでしきじに向かいます。

静岡駅のバス停11番乗り場からバスに乗って30分ほどいくと登呂コープタウンというバス停に着きます。

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ここから5分ほど歩くとありました。

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サウナーの聖地サウナしきじです。静岡駅から南下するだけなので、タクシーの方がもっと早く来れたかもしれません。

入り口にはサインがいっぱいです。これからまたテレビ撮影の予定があるのだとか。今後、激混みの予感しかしないですね。

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中に入ると券売機でチケットを購入します。ジャズが流れていて落ち着いた雰囲気です。

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受付でシューズロッカーのキーと脱衣所のキーを交換して、館内着とタオルをもらいます。

さて、ここからは文章だけでいかにしきじの良さを伝えられるか腕の見せ所です。笑

浴場に入るとまず気付くのが薬草の香り。

そう、しきじには薬草サウナと薬草風呂なるものがあるのです。さっそく頭と身体を念入りに洗ってサウナへGO。

サウナ室は2つ並んでいて、1つが普通のフィンランドサウナ、もう1つが薬草サウナ。とりあえずフィンランドサウナへ入ります。

「普通の」と言いましたが、訂正させて下さい…。

あっつい。

室内の温度計を見ると120℃を指しています。おいおい、こんなサウナ見たことねぇよ。サウナ室の扉の手持ち部分も熱いし、床も熱い。この中で10分耐えられるだろうか…。座っているとすぐに大量の汗が滲むというより吹き出してきます。

10分なんて耐えることはできず、8分で退室。

そしてお待ちかねのしきじの天然水の水風呂。水風呂の奥には滝があるという凄い光景。滝行ができます。

かけ湯で身体の汗を流して、いざ!

数々のブログで読んだように確かに他のサウナの水風呂と比べると水質がやわらかい!…気がする。笑 しかもここの天然水は飲めるということで、湯船の中はさすがにキッツイので、ドバドバと溢れている入り口のところの水をひとすくい飲んでみました。

うん、柔らかい。

それからいつもであれば椅子で休憩しますが、しきじの場合は下記のルーティンが良いという情報があったので実践してみます。

1.サウナ室→2.水風呂→3.薬草風呂→4.水風呂→5.椅子で休憩

これで1セット。

薬草風呂に入ると身体がピリピリしました。イメージでしかありませんが何だかサウナ効果で薬草の良さそうな成分が身体の至る所から吸収されているようなそんな感じ!すごいアバウトですが、そんな感じです。笑

そして水風呂に入って椅子で休憩。

次は薬草サウナです。サウナ室に入るとまず蒸気にやられます。壁に薬草が吊るされていて、そこから発生する薬草の香りと蒸気。温度計を見ると60℃ですが、フィンランドサウナの120℃より熱くて呼吸が辛い。すぐにタオルを口の周りに巻いて呼吸をしやすくします。

これは8分も耐えられない。5分が限界です。

それから先ほどと同じルーティンを繰り返す。今度は水風呂の滝に打たれてみました。頭から天然水を浴びる気持ち良さは半端ないですけど、い、息ができない。

それから普通に浸かる。水風呂に長く浸かっていても身体が痛くならない。これが天然水の効果なんだろうか。

そう考えているとオヤジが飛び込んできた。まるでトドのように水風呂にうつ伏せで浮かぶオヤジ。おい、水しぶき飛んだやろがい。

顔を上げて水で顔をブゥアシャブゥアシャと洗うトド。おい、水しぶき飛んだやろがい。

サウナーの聖地といえどこういう方はいるのですね。クールな顔ですが内面はハラワタ煮えくり返った感じで顔についた水しぶきを拭い、薬草風呂からの水風呂、そして椅子で休憩のルーティンに入りました。

いやぁ、気持ち良い。気持ちよすぎて今回は4セットも繰り返してしまいました。血行が良くなって、身体はいつものキリン柄です。

それから風呂を出て施設の二階に行きます。

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この椅子、座り心地が最高でした。そして、静岡駅に戻ってからさわやかという人気のハンバーグ屋さんで夕食を食べようと思いましたが、お腹が空きすぎてここでしょうが焼き定食を食べました。

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味、普通なんですけど、サウナ後だからか美味しさが数倍になってます!笑 天然水で炊き上げた白飯をかきこみます。

それから宿に戻ります。

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夜のヒトヤ堂はさらに雰囲気が出ます。

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PCを開いて仕事のメールを返信。

ちなみにこの宿の喫茶店ではサイフォンコーヒーが飲めます。

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席から本棚を見上げるとこんな感じです。

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お洒落なつくりです。

それから、夕飯はすでにしょうが焼き定食を食べたのですが、どうしても静岡おでんが食べたかったので、青葉横丁へ向かいます。

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路地にたくさんのおでん屋がひしめいています。

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月曜ですが、結構埋まっていたので閑散とした店に入りました。するとどうやら孤独のグルメに出ていたお店のようで汁おでんというものを食べました。店主のおじさんがいいます。

「汁にからし溶かしてあるから、中のおでんと一緒に汁をすすりながら食べてな。」

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美味い。

しかし、後で知ったのですが、これはおじさんオリジナルのおでんで、静岡おでんではないとのこと。トホホ、でも美味しいから結果オーライです。

こうして初日の夜は更けていきました。

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