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フランス地方在住。鬱病の長女。フランス人夫。 人生の終盤、ただ時間をやり過ごしている日…

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フランス地方在住。鬱病の長女。フランス人夫。 人生の終盤、ただ時間をやり過ごしている日々をつらつらと投稿。

最近の記事

憧れの街

フランス国内の学校に通う次女は、もうすぐ今年度の授業を終える。 (多くの欧米の学校は、新年度は9月に始まり、6月に終了) 彼女の通う学校は、企業での研修や他大学での単位取得などのいくつかのプログラムが必須となっている。 来年度在学希望を申請していた学校からの受け入れの返事がきた。一ヶ月心待ちにしていた彼女は大喜びだ。 受け入れ先は、ウィーンの大学。 彼女の望みが叶って、ホッとしたと同時に、とても嬉しかった。 嬉しい理由には他にもある。 私はこの街が好きという、単純な理由。

    • パリオリンピックの開会式の日に、オルセー美術館に宿泊できるんだって‼️ すごい企画だ。でも、お幾ら? 値段聞いたところで、泊まらないけどね🤣 https://ovninavi.com/une-nuit-a-orsay/

      • やっと…

        誕生日から20日が過ぎて、やっとバースデーケーキを作る時間的、精神的余裕ができました。 私が食べたい、私のためのケーキ。とは言っても、少食な私には、全部食べ切れるものでもないし、家族も好きなので、もちろん一緒にいただいています。 私の住むフランスは、春から夏にかけてがいちごの季節。マルシェでもスーパーでも、よい香りを放っています。 ただ、シフォンケーキやこういった軽めのケーキは、フランスではあまりうけません。 ケーキ屋さんでもパン屋さんでも、バターぎっしり、プラリネどっ

        • 広いと深い📚 読後のつぶやき

          「広い」と「深い」いう形容詞、 物理的なことを指す場合もあるけれど、 人を形容することにも使われる。 多くの場合は良い印象を与えるし、 時に驚きを感じさせてくれる。 そんなことを感じたのは、 天皇陛下が皇太子時代に 二年間過ごされた オックスフォード大学での経験をまとめた 『テムズとともに 英国の二年間』 の読後だった。 幅広い知識 交友関係の広さ 広い学識 心の広さ 見識の広さ 広い視野 奥深い考え 興味深く観察する 親しみ深い 思慮深い 深い鑑賞力 関心が深い 天

        憧れの街

        • パリオリンピックの開会式の日に、オルセー美術館に宿泊できるんだって‼️ すごい企画だ。でも、お幾ら? 値段聞いたところで、泊まらないけどね🤣 https://ovninavi.com/une-nuit-a-orsay/

        • やっと…

        • 広いと深い📚 読後のつぶやき

          今日はメーデー。 フランスでは、Fête du travail と言います。 この日だけは、例外を除いて、労働禁止。でも、私は仕事ですけど😅 そのため、5月1日分のお給料は、倍になります😆 写真のチューリップ、何とこれだけで1€、約160円なり💐

          今日はメーデー。 フランスでは、Fête du travail と言います。 この日だけは、例外を除いて、労働禁止。でも、私は仕事ですけど😅 そのため、5月1日分のお給料は、倍になります😆 写真のチューリップ、何とこれだけで1€、約160円なり💐

          27日、帆船に乗せられたオリンピックの聖火が、ギリシャを出発。 5月8日にフランスのマルセイユに到着予定。 のんびりとした船旅ね。 でも、地方に住んでいるからか、あまり盛り上がりが感じられない。

          27日、帆船に乗せられたオリンピックの聖火が、ギリシャを出発。 5月8日にフランスのマルセイユに到着予定。 のんびりとした船旅ね。 でも、地方に住んでいるからか、あまり盛り上がりが感じられない。

          春生まれ

          私が暮らすフランスの街は、マロニエの季節になった。藤もきれいに咲いている。 4月生まれの私は、この季節が大好きだ。緑が膨らみ、花々が咲き誇るこの季節が。 誕生日には、もうなくなってしまった両親のことを強く思う。 師範免許を持つ母は、料理もお菓子作りもとても上手だった。手を抜かない人だった。思い出の味は、山のようにある。 手先が器用で、几帳面な父は、庭の手入れを怠らず、この季節には、花壇にたくさんのチューリップを咲かせていた。 何歳になろうと、私はこの両親の子供だ。甘えた

          春生まれ

          嬉しいニュース

          昨年の夏、ホスピスに入院していた大切な友人が逝ってしまった。 日本にいた彼女、フランスにいた私、コロナ禍で渡航できなかった三年間、会うことはできず、再会の願いも叶うことはなかった。今も尚、心に空白を抱えたままでいる。 彼女の訃報を受けた後の記事↓ そんな私に、嬉しいニュースが届けられた。 彼女の愛娘が、この4月からフランス駐在となったのだ。しかも、私の街から電車で40分ほどの街に暮らし始めた。時間ができたら、私に会いにきてくれると言う。まるで、友人の魂を一緒に連れてきてく

          嬉しいニュース

          自転車

          パリ市内の移動、 車より自転車が増えたという 新聞記事を読みました。 2022〜2023年の調査結果 徒歩 53.5% 公共機関 30% 自転車 11.2% 車 4.3% フランスは、自転車が車と同じ車線を走るので、運転している側、少なくとも私はこわいので、とても注意を払っています。 我が街も2年ほど前から道路整備が進み、自転車専用道路が増えています。 それに伴い、自転車利用者も増えたので、一時期自転車屋さんが大賑わいでした。修理屋さんも大繁盛で、人手が足りないと嘆いてい

          不特定多数の人が出入りする私の職場。従業員しか入ってこない場所とは言え、人目につき、手を伸ばせば届く場所に置いた私が悪いのだろう。ランチバッグが消えていた。お気に入りだったのに。 性善説。人のものは盗らないでしょう。そんなこと思いもしないでしょう。でも、そう考えない人もいるのね。

          不特定多数の人が出入りする私の職場。従業員しか入ってこない場所とは言え、人目につき、手を伸ばせば届く場所に置いた私が悪いのだろう。ランチバッグが消えていた。お気に入りだったのに。 性善説。人のものは盗らないでしょう。そんなこと思いもしないでしょう。でも、そう考えない人もいるのね。

          私が暮らすフランス地方紙に、日本のオーバーツーリズムについての記事が掲載されていました。 祇園への観光客の立ち入り制限が主な話題。富士山への入山規制についても言及しています。

          私が暮らすフランス地方紙に、日本のオーバーツーリズムについての記事が掲載されていました。 祇園への観光客の立ち入り制限が主な話題。富士山への入山規制についても言及しています。

          時間を大切に

          これは間違いなく、 歳を重ねたことが関係している。 「時間を大切しよう」という気持ちが 日に日に強くなってきている。 別に楽しいことが続いて欲しいとか 一分一秒が惜しいということではなく、 きつい仕事が待っていても、 早く時間が過ぎ去って欲しいと 思わなくなったというか、 それでも無駄にできない時間なのだと 考えるようになった。 中学時代だったか、高校時代だったか、 私が通っていたプロテスタントの 中高一貫教育の学校には、 毎週一時間「聖書」の授業があった。 正直なと

          時間を大切に

          年に二回

          今度の日曜日、またこの日がやって来る。 年に二回(実質年に一回ずつ)の時間変更。 3月最終日曜日に夏時間への移行が実施される。 真夜中2時が、ぴょ〜んと3時になって、日本との時差は7時間。 仏時間+7時間=日本時間。 今現在は冬時間で、日本との時差は8時間。 10月最終日曜日の真夜中2時が1時になる。 1時間では、さすがに時差ボケはないけれど、 身体的にも精神的にもよろしくない。 体内時計が狂わされる。 年に二回のこの日が嫌いだ。 実際このことで、体調に異変を感じる人

          年に二回

          誰かを思い出す

          何かの行動が 誰かを思い出させることがある。 そんなことを考えたのは 爪を切っている時だった。 「夜爪を切ると親の死に目にあえない」 そうよく言っていたのは、母だった。 私が暮らすフランスと日本の時差は 今度の土曜日までは8時間。 仏時間+8=日本時間 うっかりこちらで夜爪を切り始めると 「時差があるから、日本は夜じゃないよ」と 自分に言い訳をしたりしていた。 それでも、両親の最期には立ち会えなかったけど。 ティラミスやシュケットを作る度に、 それが好きだった、昨年亡く

          誰かを思い出す

          終了のお知らせ

          下の記事を掲載してから一ヶ月が経ちました。 青少年支援センターの後押しもあって、彼女なりに努力して、履歴書を出した店とは違うペットショップで、五日間の研修をさせてもらえることになりました。 彼女の願いは、ここでの研修を経験にして、動物保護センターでボランティアとして働き、少しずつ精神的な問題を緩和させていくと共に、就職へとつなげていくことでした。 研修の初日。私の心配は的中して、時間になっても彼女は起きてきませんでした。それでも私は諦めず、励ましの声をかけ続け、なんとか

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          好きなこと

          小学生の頃から、ジグソーパズルが好きだった。 家族(特に母と私)で始めた750ピースのパズル🧩 何と完成間近、1ピース足りないことに気付いた。もちろん落ちてやしないかと、地べたに張りついて探した。でも見つからない。まさかの不良品? その後の詳細な経緯は分からないが、両親は店かメーカーにクレームを入れたのか、後日お詫びの手紙と1000ピースのパズルが届いた。 それ以来、いくつのパズルを完成させただろう。いくつが最高だったかな。5000ピースだったかな。数年後には、熱が冷めてい

          好きなこと