ℕ.𝕆.𝕋.𝔼

職業:自分 趣味:自分 note:自分 一見さん大歓迎!どうかみなさん読んでらっし…

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職業:自分 趣味:自分 note:自分 一見さん大歓迎!どうかみなさん読んでらっしゃい。見てらっしゃい。

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  • 大切にしたい話

    大切な人の大切な話

  • 【企画記事まとめ】あなたの好きな街(公園)と定番の散歩コース

  • 【企画記事まとめ】寝た子似顔絵大会

    珠玉の名作たち。 まさにダイバーシティ!

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魔法を信じ続けるかい?

うちはこれまで毎年、クリスマスには必ずサンタクロースが来てくれて、息子の欲しいプレゼントを届けてくれていた。 ちなみに、直近の戦績(?)は以下の通りである。 2020年(7歳): 釣り竿セット 2021年(8歳): 任天堂Switch 2022年(9歳): 緑色の自転車 しかし、今年、彼から欲しいものを聞かされたとき、これはさすがのサンタでも無理かもしれない、と正直、思ってしまった。 だって、 「魔法の杖が欲しい!」 とか言い出すんだもん。 ちなみに、それは決し

    • 翻訳不能な深夜3時

      また目覚めてしまった。 けど、それもおそらく今日までだ。 というのも今日、主治医に睡眠導入剤を処方してもらうようにお願いするつもりだからだ。 確かに、睡眠不足は、僕の不調のいちばん分かりやすい兆候だから、先生もきっと出し渋るようなことはしないだろう。 そんな近未来の明るい展望のおかげだろうか、いつものようになんとか眠らなきゃ、という焦りも今はなくて、自分でも不思議なくらいとても穏やかな気持ちに満たされている。 こんな僕でも、このときばかりは、なんだか誰にでもとても優

      • ドラマなんか見ている暇なんてない、だって僕の人生こそがドラマなんだから

        と思わず口走ってしまいたくなるような出来事がさっきあったばかりで、僕は今、何とかその興奮を抑えながら、この記事を書いているところである。 さて、何があったのか。 本当は洗いざらい話したいところだけど、会社や仕事に関する話なので、どうしてもぼやかした表現にならざるを得ない点はどうかご容赦いただきたい。 でも、なんとなくそのときの雰囲気というか僕の心の軌道(orbit)みたいなものが分かるようには書いていきたい。 PM3:00  ある新商品の分析レポートの報告会が行われ

        • ボクはモガイテイル

          人を感動させたり勇気づける素敵な言葉 美味しそうな食事が並ぶ食卓の写真 などなど 確かにこのnoteの世界は、キラキラと美しくてやさしいモノたちであふれている。 それは、世界のキラキラとした断面を鮮やかに切り取るクリエイターたちがたくさん住んでいるせいかもしれない。 けど、どうしても切り取ったフレームの外側の方が気になってしまうのはなぜだろう? それはきっと僕がどこかでそれをもったいないと思っているからだろう。 例えば、硬くて咀嚼できないから剥いて捨ててしまう果

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        記事

          重力を軽くする少年

          出っ歯&すきっ歯ーズな息子が本格的に歯の矯正を始めて、食事の時以外、矯正具?を口の中に装着するようになった。 そのせいで、舌足らずで滑舌も悪くなってなんだか気の毒に思っていたら、ニヤニヤしながらそんな息子が僕に語りかけてきた。 「これで滑舌が悪いのはお父さん一人じゃなくなったからもうさみしくないね」 確かに僕は自他共に認める超絶滑舌が悪いカミカミ星人だけど、別にさみしいとか思ったことないわい。 さ、さみしくなんか、な、ないやい。 けど、君があんまり気にしていないこと

          重力を軽くする少年

          みんなたまにフツーじゃなくなるくらいが丁度いいんじゃない?

          今朝、いつものように満員電車から雪崩のような勢いで他の乗客たちと一緒にホームに押し出されて、そこから今度は黒く滞留した人ごみの中を牛歩のように改札へ上がる階段を目指していたちょうどそのときだった。 階段の反対側にある柱の陰で、ハンカチで口を抑えてしゃがみ込んでいる20代くらいの女性を見かけたのは。 白いジャケット姿の彼女の隣には、制服を着た駅員さんが同じようにしゃがみ込んで彼女の様子を心配そうに見守っていた。 まぁ、こんな鮨詰め状態の電車に閉じ込められていたら、そりゃあ

          みんなたまにフツーじゃなくなるくらいが丁度いいんじゃない?

          Love the WORLD(ME)

          I am sometimes a good person and sometimes a bad person. I am a good person to some people and a bad person to others. But no matter what, I am always myself. I will never give up being true to myself. Tonight, a man like that will pray

          Love the WORLD(ME)

          心変わりと幸せ

          いつもは土曜日の夜の電話は日曜の夜に変更してもらった。 そうすれば、明日、仕事だからという理由で早めに電話を切り上げることができると思ったからだ。 我ながら卑怯なヤツだと笑えてくる。 あの交通事故以来、15年に渡って弟との間でほぼルーティンで繰り返されるこの電話相談の議題は毎回、ほぼ同じ 僕は友達に嫌われてしまった というヤツである。 出てくる登場人物もこの15年くらいほぼ同じで、Oさんと Tくんの二人だった。 彼のそのまるで壊れかけのCDみたいにリピートされる

          心変わりと幸せ

          ボクの右手を知りませんか?

          土曜日の午前 僕は大きな総合病院の待合室で、先日受けた検査結果の報告を待っていた。 時間潰しとどうしても湧いてくる不安な気持ちから逃亡するために、僕はカバンから一冊のコミックを取り出して、読み進めることにした。 そのコミックは、先日、フクロウが住んでいる大きな街の小さなブックカフェで出会ったピーチ姫がくれたものだった(実話です) そういえば、表紙の絵とデザインが好みだと思ってそのコミックをぼんやりと眺めてたら、その本の持ち主の彼女から 「どうぞお持ち帰りください」

          ボクの右手を知りませんか?

          職業:悪あがき

          先日、突然、大学時代の友人に呼び出されて、彼の勤務先の近くにあるもつ焼き屋さんで久しぶりに飲み明かした。 2年前から奥さんと離婚調停中で、さらに天下りの使えない上司に立てついたせいでこの春に子会社に飛ばされたばかりの彼は、実際に会うと、そんな逆境も何のその、とても元気そうだったから、ひとまず安心した。 いや、本当はたいして心配もしてなかったけれど。 それくらい彼はタフな人間というか、きっとどっかに自分の心を置き忘れてしまったのではと思えるくらい鋼のハートの持ち主だからだ

          職業:悪あがき

          そして、ボクがTokyoWalkerになった

          就職を機に上京した直後、おそらく僕がいちばんお世話になったのが 「TokyoWalker」と「散歩の達人」 という2つの情報誌だった。 これにテレ東の「週刊アド街ック天国」を加えた3つが、典型的な地方出身者である僕が大都会東京を攻略するために欠かせないまさに3種の神器となったのだった。 中でもいちばん重宝したのが「TokyoWalker」で、僕は週末を迎えるたびに、その最新号を小脇に抱えて、その号で特集された東京の街に馳せ参じたものだった。 しかし、不思議なことに、

          そして、ボクがTokyoWalkerになった

          ヨコハまいが~る

          個人的ラブソングの金字塔であるスーパーカーの「My Girl」(MVもナカコー、いやサイコー!) この曲がリリースされた前世紀末、僕は横浜とは名ばかりの港の見えない丘の上工場でオペレーターと言う名のTENGA系いやGATEN系労働者として毎日、汗水垂らして働いていた。 五平餅くらい語弊を承知で言ってしまうと、当時の工場の人間模様は、漫画雑誌に例えるならば、まさに 週刊漫画ゴラク(表紙は白竜) そのまんまだったので、同じくあえて漫画雑誌に、例えるなら、 LaLaか花と

          ヨコハまいが~る

          今ここにいる人、になるために。

          こんなのちっともたいしたことじゃない。 だって、世界には戦争で親を亡くしたり、飢えでガリガリに痩せて死んでしまう子供たちだってたくさんいるはずなのだから。 そう、何度も自分に言い聞かせながらも、どうしても耐えきれなくなった僕は、お昼休み、教室をひとり抜け出し、さらに校舎裏の塀を登って、学校からも抜け出した。 そして、学校の周りの閑静な住宅街をあてもなくさまよった。 いつもは何てことない街並みもなぜかこのときだけは少し優しく見えて、確かによく見ると、そこに住む人々の好き

          今ここにいる人、になるために。

          ひとりぼっちは誰のせい?

          最後に彼女と飲んだのは後輩たち主催の忘年会だった。 二人ともアウェイな飲み会だったから、それぞれ場を盛り上げるのに必死で、結局、お互いにほとんど話すことが出来なかった。 帰り際、そんな彼女が僕に話しかけてきた。 「近々、またいつものメンバーで飲み直しましょう!」 「りょーかい!」 と僕は明るく答えたけど、結局、これが彼女との最後の飲み会となってしまった。 当時、僕はずっと彼女に対して大きな隠し事をしていた。 実は2年前に社内公募に手を挙げて異動した新しい部署で、

          ひとりぼっちは誰のせい?

          正直、どうしたらいいのか分からない。だけど…。

          念願の海と砂浜にやって来た息子は、その喜びをその華奢な身体全身を使って思いっきり表現していた。 側転したり、四足歩行で駆け出したり、犬みたいに穴を掘り始めたり…。 って、おまえは狼少年ケンか?(笑) と、こちらの想像を超えるワイルドかつ不可解な彼の挙動に呆れていたら、隣で一緒に息子の様子を眺めていた妻が 「本当に嬉しそうだね。」 と話しかけてきた。 それに僕が 「うん、あいつめちゃくちゃ嬉しそうだね。」 と答えると、彼女は 「いや、◯◯じゃなくて、あなたが、

          正直、どうしたらいいのか分からない。だけど…。

          ロマンスのカっちゃん

          なんか思いつきで急に旅に出たくなるときってないかな? あるともー! というわけで、GW狭間の戦い的な平日の今日、昼過ぎに いざ鎌倉へ! をしたくなった僕は夕方6時台の特急電車のチケットと藤沢駅近くのホテルをノリで予約した。 そして、こんなキチ◯イ父さんの気まぐれにもすっかり慣れっこになったカタギの妻子と新宿駅で落ち合い、弁当やらお菓子やらをしこたま買い込んで、あの ロマンスカー に乗り込んだ。 そしたら、僕らのすぐ隣の席にやたらとデカい声で話すおじさんがいて、

          ロマンスのカっちゃん