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魔法を信じ続けるかい?
うちはこれまで毎年、クリスマスには必ずサンタクロースが来てくれて、息子の欲しいプレゼントを届けてくれていた。
ちなみに、直近の戦績(?)は以下の通りである。
2020年(7歳): 釣り竿セット
2021年(8歳): 任天堂Switch
2022年(9歳): 緑色の自転車
しかし、今年、彼から欲しいものを聞かされたとき、これはさすがのサンタでも無理かもしれない、と正直、思ってしまった。
だっ
いつか働かなくてよくなる日まで・・。
5月31日(金)
不覚だった。
朝、起きれなかった。
僕は覚悟を決めて、午前半休する旨を上司にメールした。
そして、トーストとコーヒーという簡単な朝食を済ませた後、久しぶりに息子とスマブラで対戦をした。
相変わらずまったく歯が立たなかったけど、思いがけず朝お家で一人ぼっちにならずに済んだせいか、息子は、いつも以上に楽しそうに見えた。
その後、行きがかり上、僕が虫になって彼を追いかけると
嘘が嫌いな大嘘つきのボクだから…
僕の憧れのCMディレクターの一人に、杉山登志という人がいる。
1960年〜1970年代の資生堂のTVCMを数多く手がけた、いわゆる審美眼がクッキリとしたアーティスト肌のCM作家である。
でも、いわゆる裏方に過ぎない職業である彼を世間的に有名な存在にしたのは、キャリア絶頂期のタイミングで彼が自殺というショッキングな死に方をしたということに加えて、最後に彼が遺したこの文章のせいだと思う。
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苦手な人が優しかった、ピース!
「部長、ちょっとよろしいですか?」
意を決して話しかけた僕が思わず拍子抜けするくらい彼は平然とした顔で
「いいよ。今からそこの会議室で話そうか。」
と答えてくれたのだった。
そして、会議室で部長と二人きりという数年前なら絶対にありえないシチュエーションで、僕は彼に対して、自分の勤務形態に関するある相談をしたのだった。
彼はふむふむと僕の一言一言に丁寧にうなづきながら、「でも自分の一存では
月曜から夜更かししないボクたちへ
もう半年くらい前の話だけど、家族と3人で浅草六区あたりをブラブラしていたら、突然、マイクを持ったお兄さんに話しかけられた。
「「月曜から夜更かし」というテレビ番組の取材班なのですが、今、少しお時間よろしいでしょうか」
特段、急ぎの用事もなかったので、僕は、コクリとうなづいた。
どうやら妻と息子は恥ずかしいから断って欲しかったらしく、インタビューが始まるなり、僕のそばから離れて行った、らしい。
それは、もう叶ってた
アドレッセンスな青年時代の僕は、
コラムニスト
という職業にいたく憧れていた。
そう、あの雑誌の隙間を埋めるために、1話完結(読み切り)の短いコラムを書く人々のことを
僕は密かに羨望の眼差しで見つめていたのだ。
だって、自分の好きなことを好き放題書いて、それでお金をもらえるなんて
まさに夢のような仕事じゃないか!
でも、大人になった今、改めて当時のことを振り返ると、まだ雑誌文化が全盛
ドラマなんか見ている暇なんてない、だって僕の人生こそがドラマなんだから
と思わず口走ってしまいたくなるような出来事がさっきあったばかりで、僕は今、何とかその興奮を抑えながら、この記事を書いているところである。
さて、何があったのか。
本当は洗いざらい話したいところだけど、会社や仕事に関する話なので、どうしてもぼやかした表現にならざるを得ない点はどうかご容赦いただきたい。
でも、なんとなくそのときの雰囲気というか僕の心の軌道(orbit)みたいなものが分かるように