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神鏡を鎮祭する『鏡宮神社』

皆さんの干支は何なんですか?

私は寅年です。

なぜこの話はしたのかは後ほど説明します…

伊勢神宮内宮には五十鈴川が流れており、下流に行くと朝熊川という川と合流します。

その合流したところには三角州ができ、そこに『鏡宮神社』という場所が存在します!

神社までの道が舗装されていないので、一見わかりづらいですが
軽自動車2台くらいは止める場所があります。

入り口に着くとこのような道が続いており天気の良い日は非常に綺麗です。

鏡宮神社入り口

社に近づいていくと伊勢神宮内宮末社ですので、伊勢神宮にある社と同じ様式をしていますね。
中洲にあるので、神社なのに木に囲われていないのが逆に新鮮ですね。

この神社は「朝熊神社」の御前神、岩上二面神鏡霊(いわのうえのふたちのみかがみのみたま)を祀っていまして(朝熊神社とは朝熊川を隔てた向こう側にある森の中にある神社です)

実は域内の右手奥に干潮時にのみ中洲に降りれる道ができます。

この道をすすむと中洲に降りる階段があり、五十鈴川と朝熊川の合流を見ることができます。(綺麗ですね〜)

後ろを振り返り神社が建っている場所の石でできた土台部分を見ると少し黒くなっている石と白いままの石が上下に分かれているのが見えると思うのですが、この黒い部分まで水が上がってくるのでやはり満潮の時はここには降りれないようですね。

ここに降りる階段の近くに大きな石があり、木柵を設け神聖視されています。この岩の上に、二面の神鏡がお祀りされていた神聖な石で鏡宮神社とやばれる所以ですね。

この神聖な石は『虎石』と呼ばれていまして、この石に神さまが降りてこられた依り代だとされています。

確かに虎に見えなくもない…

とはいえ『虎』は元々日本にいない生き物なので、この石がどういう経緯でいつからそう呼ばれるようになったのかは少し謎ですね(笑)

寅年の人は何か良い縁があるかもしれないので一度行ってみてはいかがでしょうか!


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