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Stable Diffusionで痒い所に手が届くプロンプトガイド

ネットで調べても書かれていない表現を探して、膨大な時間を費やして試したプロンプトから得られた結果を示す。Stable Diffusionは試行錯誤するほど大量の時間を奪う沼なので、ダイレクトな結果を残す(余計な時間を減らす)ためのTipsとして参考にいかがだろうか?


前提

AnimagineXLを使用する

注意点

所謂、版権のキャラクターも生成できるモデルとなるので媒体に掲載するときには注意が必要である。例えば、同人的に使用したいのであればモデルの絵柄を改良するなど、そのまま使用するのではなく何かしら手を加えてアレンジした絵柄の方が体感的には受け入れられるが、特に使用するときには自身でよく調べてから行うこと。こちらでは使用による損失、損害に関して一切責任を負いかねます

今回は、モデルが出力する名前のないキャラクターで例示することとする

デフォルトプロンプト

基本のプロンプトは下記とする

Prompt:
1 girl, ●●●, grey hair, tank top, portrait, from side, simple background,
Negative Prompt:
(worst quality, low quality:1.4),

●●●にはこの後、検証で試したプロンプトが入ると思ってほしい

default prompt

また、masterpieceやbest qualityはプロンプトで指定していないことも含めて補正しているように思えたので最後の方に使用するようにした。逆にいえばプロンプトの内容は素の方が確かめやすいと言える。もし、2つのキーワードを入れて極端に変わるようであれば、別途、調整をすること

KSamplersteps: 20
・cfg: 6.0sampler: euler_ancestralscheduler: karrsdenoise: 0.80

■ 出力サイズ
・width: 832
・height: 1216

■ Upscaler
・なし

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