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N=1の「最高の体験」を考え抜くたった10秒の習慣とは
自分には、働き始めてから9年間続けているちょっとした習慣があります。それはユーザーインタビューをやった直後の10秒に、ある問いを自分に投げかけることです。
これだけです。チームで振り返りの時間が取れるときもそうでないときも、一瞬でいいので問いかけるようにしています。もともとは新卒の頃の上司でユーザー調査が抜群にうまい上司がやっていた習慣で、気づけば自分も9年間続いていました。
最近 X (tw
ゼロからはじめて ROI を100倍にする グローバル採用 虎の巻
「テクノロジーで人々を適切な医療に案内する」をミッションに、ヘルスケアプラットフォームを提供している Ubie 株式会社の Hatake です。最近は US 向けの Ubie AI Symptom Checker のプロダクトデザイン・マーケティングなどを雑多にやってます。
最初に確信をもって述べておきますが、採用ほど ROI が高く、事業を大きく前進させる企業活動は他になかなかありません。実際
あなたは回避できてる?ROI にまつわる7つの落とし穴
意思決定の天才達は何を考えているのか?日々は意思決定の連続です。そしてその意思決定のために、みんな大なり小なり ROI、つまり投資対効果について思いを巡らせたことがあるでしょう。
しかし、「自分は ROI の見立てがうまい」「自分は意思決定がうまい」と自信を持って言える人はいったいどれだけいるでしょうか?
世の中には、ROI の見立てとそれに基づく意思決定が天才的に上手い人たちがいます。
彼
Ubie のバリュー・カルチャー進化の舞台裏 - 200人超のスタートアップはいかにして組織成長の壁と向き合ったか -
これは Ubie Discovery Advent Calendar 最終日の投稿です。
自分は普段 Ubie の海外事業全般に携わっているのですが、直近半年間は海外事業と同じくらい「Ubie 全社ないし Ubie Discovery でのバリュー・カルチャーの策定・浸透」にも携わっていました。2022年の下半期は、だいたい身体と頭の半分はこちらのプロジェクトをやっていたと思います。この年末で一
「分断」された医療をつなぎ直すデザイン
これは何?2020年4月28日に行われた「ReDesigner Online Meetup 医療に携わるデザイナーができること」での登壇内容の書き起こしです。
はじめにUbieのデザイナーのはたけです。
Ubieでは、「テクノロジーで人々を適切な医療に案内する」というミッションのもと、国内外の医療機関向け(toB)・生活者向け(toC)両プロダクトのデザイン全般を担当しています。
医療分野の
ある伝説のトレーナーと、人生最高のユーザー体験の話
ある朝ベッドから起き上がろうとしたら、頚椎のあたりに電撃が走った。
その瞬間からまっすぐ立ってるだけでもしんどく、首はどの方向にも動かせない状態だった。起床後数時間のうちにみるみる症状は悪化し、冷や汗をかきながら近くの整形外科に駆け込んだ。
「頚椎の軟骨がすり減ってますね。頚椎のヘルニアの一歩手前ですね。デスクワークの多い方がよくなります。まず安静にしてください。症状が落ち着いたら、私が開発し