ひでまる(hidemaru)

福島県郡山市在住。製造業、IT企業で人事一筋25年。人事制度企画・運用、採用、組織活性…

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福島県郡山市在住。製造業、IT企業で人事一筋25年。人事制度企画・運用、採用、組織活性化など人に関する課題でお悩みの企業を応援。経営管理修士(MBA)。 https://hidemaru.stek-swimming.org マスターズスイムチーム「STEK(ステック)」代表。

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    雑誌『致知』の読後感、木鶏(読書会)クラブ、関連書籍についてまとめています。

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自己紹介(地方企業の人事・組織活性化の応援家:hidemaru)

地方企業の人事・組織活性化の応援家、hidemaruです。 主として、福島県郡山市で活動しています。 福島県郡山市生まれ。高校まで地元で過ごし、大学の4年間は仙台へ。1998年に大学を卒業しました。 本業は人事一筋25年本業は、人事(正確には総務関連も含む)一筋25年です。 1998年、大学卒業後、大手メーカー関連の化学メーカーの工場人事配属、人事としてのキャリアをスタートしました。  当時、入社した会社は業績が芳しくなかったです。社会人になりたてでしたが、人事施策(リ

    • 持続可能な賃上げのために:人的資本投資の重要性(小野浩氏)ー日経新聞記事

       日本経済新聞2024/5/30の記事に『賃上げは今後も続くのか(上) 人的資本投資こそ持続の鍵』が掲載されていました。小野浩・一橋大学教授による記事です。  2024年の賃上げは33年ぶりの高水準を記録し、多くの企業が社員のモチベーション向上を期待して賃上げを実施しました。しかし、小野教授は、生産性向上を伴わない賃上げは持続可能ではないと警鐘を鳴らしています。  経済理論では、賃金は個人の労働生産性に見合って決まるとされています。つまり、労働者がより多くの価値を生み出す

      • 声を上げる勇気ー会議での発言が切り開く成長の道

         インプットとアウトプットのバランスは、個人の成長において重要な要素であり、特に会議という場における積極的な発言は、実はこのバランスを最適化する上で非常に有効な場になります。  会議での発言は、知識や情報を吸収するインプットだけでなく、それを活用して自己の考えや意見を形成し、共有するアウトプットの機会となります。この双方向のプロセスを通じて、個人のスキルは磨かれ、組織文化は活性化され、チームワークは強化されます。 個人の成長への多角的な影響  会議での積極的な発言は、個人

        • 部下の主体性を引き出す1on1ミーティングの極意ー日経ビジネス記事(冨山真由氏)より

           日経ビジネス2024/5/27の記事に『「部下が言ったとおりに動かない」 その原因はあなたにある』が掲載されていました。この記事では、部下の主体性を引き出す効果的な1on1ミーティングの進め方について、行動科学の観点から詳細に解説されていました。  まず、1on1を成功させるための土台として、部下との信頼関係の構築が不可欠であると強調されています。信頼関係を築くためには、1on1の時間だけでなく、日頃から積極的にコミュニケーションを取り、部下の存在を認め、話を聞くことが重

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          【書籍】人とゾウの絆ー山川清蔵とはな子の心温まる物語

          『1日1話、読めば心が熱くなる365人の生き方の教科書』(致知出版社、2022年)のp184「5月31日:ゾウのはな子が心を許した人(山川宏治 東京都多摩動物公園主任飼育員)」を取り上げたいと思います。  昭和二十四年、戦後の日本に初めてやってきたタイ出身のゾウ「はな子」は、その小さく愛らしい姿で子どもたちから大歓声を受け、たちまち上野動物園のアイドルとなりました。しかし、運命は予想外の方向に転がります。井の頭自然文化園への引っ越し後、はな子は酔っぱらいの男性と後に飼育員を

          【書籍】人とゾウの絆ー山川清蔵とはな子の心温まる物語

          成功するプレゼンテーションの心理学ー川上真史氏の5段階アプローチ

           川上真史ビジネス・ブレークスルー大学教授の「企業と心理学 トピックス #12プレゼンテーション」というテーマでした。「プレゼンテーション」をいうと苦手の方も多いです。私もその1人。一方、質問ー驚きー具体例ー論理ー行動で実践すると良いとのこと。深掘りして事例を考えてみたいと思います。 プレゼンテーションの構成の5段階 1.Question(質問)  プレゼンテーションの最初に、聴衆に対して質問を投げかけます。この質問は聴衆の関心を引くためのものであり、具体的な回答を求める

          成功するプレゼンテーションの心理学ー川上真史氏の5段階アプローチ

          組織成功の鍵ー主力社員の定着と成長の戦略

           組織において新陳代謝は重要であり、特に利益率の高い筋肉質な組織構築においては、主力社員の定着と成長に焦点を当てることが重要です。主力社員は組織の骨格を形成し、そのエンゲージメントと生産性が直接的に組織の成果に影響を及ぼします。以下では、主力社員の定着と成長を促進するための具体的な戦略を詳細に検討します。 主力社員の役割と責任の明確化  主力社員に対しては、彼らの役割と責任を明確にし、それに見合う権限と裁量を与えることが重要です。彼らが自分たちの仕事において意思決定を行い

          組織成功の鍵ー主力社員の定着と成長の戦略

          中高年社員が直面する逆パワハラの現実と人事としてどう対応するのか?ー日経ビジネス記事より

           日経ビジネス2024/04/15の記事に『逆パワハラに怯える中高年社員 部下にもの言えず無気力状態 』が掲載されていました。この記事は、中高年社員が職場で直面する逆パワハラや複雑な人事評価制度によるストレスについて深く掘り下げています。40〜50代の社員が特に強いストレスにさらされており、これが彼らの働く意欲や精神的健康にどのような影響を与えているかが詳述されています。人事の立場として、これにどのように向き合って行くべきなのか、検討してみたいと思います。 逆パワハラストレ

          中高年社員が直面する逆パワハラの現実と人事としてどう対応するのか?ー日経ビジネス記事より

          抵抗から受容へー職場での変化に対する心理的ダイナミクス

           変化への抵抗感は、人間の本能的な反応であり、特に長年慣れ親しんだ職場や社会システムに対しては、この感情は強く現れます。私の長年の人事経験からも、この変化への抵抗は明確に観察され、組織内での変革や新しい方針の導入に際しては、この点を十分に考慮する必要があります。変化への抵抗感には多くの理由があり、それぞれの理由は、個人の心理や組織の文化、社会の構造に深く根ざしています。 変化への抵抗感はなぜ生じるのか、その影響は?安定への欲求  人は本能的に安定を求めます。職場においても

          抵抗から受容へー職場での変化に対する心理的ダイナミクス

          効率的な人事異動の実現:6つのステップで組織の力を引き出すー日経ビジネス記事より

           日経ビジネス2024/5/24の記事に『人事異動のコツ 知っておきたい6つの段階』が掲載されていました。人事異動については、多くの企業で多く行われている一方、悩みも多いのではないかとも思います。人事異動は、従業員と組織の双方に良い面もありますが、欠点もあります。経営学者ジェフ・S・ジョンソン氏が、人事異動の6段階を指摘、その有効性を高める選抜方法と方針を提案しています。その上で、人事の立場としてさらに考察していきます。 人事異動の6段階動機づけの段階  従業員が異動の利

          効率的な人事異動の実現:6つのステップで組織の力を引き出すー日経ビジネス記事より

          【書籍】自己超越の旅路ー堀文子氏と学ぶ、不安を力に変える生き方

           『1日1話、読めば心が熱くなる365人の仕事の教科書』(致知出版社、2020年)のp181「5月28日:いつも不安の中に身を置いておく(堀文子 日本画家)」を取り上げたいと思います。  堀文子氏は日本の著名な画家であり、彼女の芸術と人生哲学は多くの人々に影響を与えてきました。若い頃、女子美術専門学校を卒業したばかりの彼女が出品した絵が賞を受賞し、一躍注目の的になったことがあります。しかし、この時彼女は自分が若い女性であることが注目の一因であると冷静に分析し、若さによる一時

          【書籍】自己超越の旅路ー堀文子氏と学ぶ、不安を力に変える生き方

          【書籍】ワーママの挑戦!副業Webライターで時間管理とマインドセットを学ぶ

           『副業で働き方の悩みを解決!ワーママ×副業webライターになるための時間・マインド変革術』(かばたあきこさん)を拝読しました。  本書は、子育てと仕事の両立に悩むワーママを対象に、副業Webライターとして新たなキャリアを築き、時間と心のゆとりを生み出すための具体的な方法論を提示しています。  著者の実体験に基づいた内容は、等身大の言葉で綴られ、読者にとって共感しやすいものとなっています。例えば、著者は過去の自分を振り返り、「毎週末のストロングゼロが癒しだった」とユーモラス

          【書籍】ワーママの挑戦!副業Webライターで時間管理とマインドセットを学ぶ

          企業の使命ー子どもたちへのメッセージー理念を磨き、実践し続ける価値

           理念を掲げ、それに従って行動することは、個人や企業にとって重要な意義を持ちます。特に、社会と未来を担う子どもたちに対しては、単に言葉で教えるのではなく、理念を実践することで具体的な模範を示すことが重要です。この行動は、単に一時的なものではなく、持続的な努力と改善、そして困難に直面しながらも前進し続けることを意味します。このプロセスを通じて、子どもたちは理念の重要性、それを実践する難しさ、そして不断の努力による成果を学びます。  人事の立場から見ると、企業文化や倫理観の醸成

          企業の使命ー子どもたちへのメッセージー理念を磨き、実践し続ける価値

          女性登用を成功させる4ヶ条:企業の未来を拓く鍵:東洋経済記事より

          週刊東洋経済2024/5/18号の中で「トップが本気なら役員や部長もついてくる 社内登用はこうすれば進む」(p44)という記事が出ていました。企業における女性登用は、単なるダイバーシティ推進の枠を超え、組織の成長と持続可能性を左右する重要な経営戦略です。真に女性が活躍できる組織を構築するためには、以下の4つのカ条を深く理解し、実践することが不可欠です。 1.トップのコミットメント:変革の旗印  企業文化を変革し、女性登用を根付かせるためには、トップの強いコミットメントが不

          女性登用を成功させる4ヶ条:企業の未来を拓く鍵:東洋経済記事より

          ヒエラルキーからアジャイルへーアフラックのDX成功事例

           Aoba-BBTの番組、DXライブ08は「ヒエラルキー組織」でした。ビジネスブレイクスルー大学大学院の今枝昌宏教授とアフラック生命保険株式会社のアジャイル推進室長である吉田政史氏が、日本企業におけるDXの課題と、アフラックが実践するアジャイル型の組織モデルについて議論しました。以下アフラックのホームページにもにも詳細に記載されています。 日本企業におけるDXの課題階層型組織の弊害  従来の日本の大企業に多く見られる階層型組織は、意思決定のスピードが遅く、新しいビジネスモデ

          ヒエラルキーからアジャイルへーアフラックのDX成功事例

          採用の先を見据えるー組織成長のための人材管理戦略

           経営者や人事担当者が陥りがちな一つの大きな落とし穴として、採用プロセスを完了した時点で満足し、その後の人材の成長と発展に十分な注意を払わないことです。採用は、個々のキャリアと組織の進化において、単なる始まりに過ぎません。目標人数を達成し、才能ある人材を確保した後も、その人材が組織内でその能力を最大限に発揮し、目に見える成果を生み出せるようにするための継続的なサポートと投資が不可欠です。 採用後の人材管理の重要性 採用プロセスの成功は、新しい従業員が組織に加わることによる即

          採用の先を見据えるー組織成長のための人材管理戦略