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Z Venture Capital始動します!

おはようございます。新年度が始まる今日、皆さんにお知らせがあります。本日からYJキャピタルとLINE Venturesは一つになり、Z Venture Capitalとして活動を開始することになりました。

代表は私が務めることになりました。会長は元LINE Ventures代表の黄(ファン)さんが務めます。

ヤフーとLINEの経営統合が3月1日に完了しました。そして4月1日の今日、両社のベンチャーキャピタル部門の統合が行われます。

本noteではZ Venture Capital(以下、ZVC)の特徴をご紹介いたします。

■基本情報
・設立日 2021年4月1日
・ファンド総額 300億円(ZVC1号投資事業組合)
・社員数 17名
・投資エリア 日本、海外(米国、韓国、東南アジア、中国、イスラエル)

今回の統合、VC部門が合体するだけにしたくない。CVC(Corporate Venture Capital)としてのステイクホルダー(ファンド出資者、ファンド支援先)に対する存在意義を見つめ直しました。ミッションや支援メニューを再定義したのでご紹介します。

ZVC's ミッション

日本語: Zホールディングスと未来をともに創る

English: Accelerate the future with Z

僕らはZホールディングスの投資子会社として、キャピタルゲインと事業シナジーを創出することにこだわり抜いていきます。

ZVC's 支援メニュー

Zホールディングスは3月1日より200以上のサービスと23,000人以上の従業員を擁する日本最大規模のインターネットサービス企業になりました。
そのCVCとして、スタートアップの皆さんをZホールディングスが持つエコシステムにご招待し、ともに成長していきたいと考えています。

1.事業提携機会創出

Zホールディングスグループが提供するサービスとスタートアップとの連携機会を創出するために、ピッチイベントの開催や1on 1で担当者との面談機会を提供していきます。

2.ノウハウ共有

ZHDグループの持つ、メディア、コマース、フィンテックといった広範囲にわたる事業や技術のノウハウを提供していきます。

3.プロダクト導入支援

Zホールディングスグループ企業に対する、プロダクト提案の機会を設けます。

4.海外展開支援

Zホールディングスグループがサービスを提供する約230の国と地域に広がるネットワークにより、スタートアップの海外進出をサポートします。

投資戦略

ZVCはオールステージで投資していきます。オールステージとは、シードからレイターまで全てのステージを投資する、という意味です。Code Republicを通じてシード投資を続けていきます。

Zホールディングスの強みとするコマース、メディア、フィンテック領域を中心にグローバルで投資を進めていきます。また、ヘルスケア領域にも今後注力していきます。

B2Cの会社と思われがちですが、広告を始めとする多くの法人顧客に対してサービスを提供しているB2B事業も数多く持っています。当然、B2B SaaS領域も投資を積極的に進めていきます。

東南アジアについては、アーリーステージはZVC、グロースステージはEV Growthという戦略で投資を加速していきます。

それぞれのセクターでどういったサービスを注目しているのか、今まで以上にオンラインで情報発信を進めていき、起業家のみなさんと繋がっていきたいと考えています。

なお、今までYJキャピタルで運用してきたYJ1号、YJ2号、YJ3号ファンドとLINE Venturesで運用してきたLVG・LVJファンドについてはZVCが運用を引き継ぎます。支援先の皆さん、ご安心ください。

ZVC's メンバー

総勢17名の体制になります。いきなりグローバル企業になりました(笑)
英語、頑張ってます。

最後に

今回の統合を契機に、今まで以上にグローバル目線で起業家・スタートアップの皆さんの役に立っていきたいと思っています。300億円は有限ではありますが、多くの起業家の皆さんとご一緒したいです。投資に飢えています。どんどん声がけしてください!


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