木山 仁(きやまじん)

セミリタイアをきっかけにさまがわり中のコンパクトな街中に移り住む。のこるしごとは学習サ…

木山 仁(きやまじん)

セミリタイアをきっかけにさまがわり中のコンパクトな街中に移り住む。のこるしごとは学習サポート、研究パート、技術コンサル。生徒、学生、企業のみなさんから英気をもらいます。博士(農学)の学位もち、やさいづくりと販売を6年。絵と宇宙はこころの友。タイトル画像をみのまわりで撮影。

マガジン

  • きまぐれエッセイ

    日頃の行動にもとづいたちょっとしたこと、興味の転々とするようすをきままにきまぐれにしたためました。

  • きもちのもんだい

    どんなこころのもちようですごすと安寧にすごせるか、日々それだけをかんがえてくらして得たそれなりのつぶやき。

  • まなびのてがかり

    なんかこのまま一生まなびつづけるのかなと昨今の状況下で、仕事をしつつ思います。ヒトのくらしはみずからの脳を満足させる作業なんだと勝手に結論めいたことで寝床につく日々。

  • 未来サポート

    将来を充実させたい方々へ向けた言葉を紡いでいきたいです。

  • わかいヒトへのメッセージ

    小学生から中・高校生むけのよみものです。なにかしらヘンなおとながブツブツ言ってるなで読みすててもらえればと思い書いています。

最近の記事

ひとつ上の学校にすすむ意義はひとつまえの学校の内容をやさしく感じて活かすことにあるのではないか

はじめに このクニでは幼児教育をべつとして小学校から大学院博士課程までだと、じつに21年ほど学校(+大学・大学院)に通う機会が設けられている。もちろんほかの道すじもある。わたしは人生の4分の1ほどを学びに費やし博士号を得たことになる。もちろんそののちもみずから学ぶチャンスはある。 ふりかえるとひとつまえの学校で身につけたこと、あるいはものの見方や考え方をそののちの人生で活かすぐらいがちょうど無理がなくていいのかもしれないとふと思った。 きょうはそんな話。 まなびつづけ

    • 週はじめの夜半にふだんはみることのないへんな夢とともに思うようにうごかないからだ

      はじめに このところねむい。寒暖差、湿度や気圧の高低などさまざまな要因もありそう。どうも寝が浅いかもしれない。 連休があけて4,5日しかたっていない今週はとくにそう感じるどうやらひとつのことがきっかけ。 きょうはそんな話。 陽にあたる 昼間によく陽にあたっていないせいかなと、学習サポートの生徒のための予習をすませたあとはしごと場の庭に出て接ぎ木などのしごと。木かげでの作業でさほど陽にあたった感触がなかった。よく陽にあたるとほのかに感じる皮ふの表面の「陽なたのかおり」が

      • みずからの発する語が自動翻訳でしっかり日本語として認識されるかどうか

        はじめに 日常生活でつかう程度の英会話をしたい、できたたらいいなと思う。たびたび諸外国の方と顔見知りになるのにこちらとは関係なしに流暢な日本語をお使いになる。ほっとするがときにはこちらからせめて英語でコミュニケーションしたいときがある。 推しのバンドがこのところぜんぶ英語の歌詞で新曲をだした。詞を書くのはメンバーのひとり。すでに何年ものあいだ海外ツアーに出て、ファンとのコミュニケーションをとろうとして、すこしずつ英語を身につけつつある。きっと努力されているのだろうなあ。

        • 海外の方々のふだん使いの単語はいまの中学で習うものが多いので訳さずそのまま聴けそう

          はじめに 最近、時間があるとFMラジオかYoutubeで音楽を聴く。車の運転中はラジオ英会話。ひとりぐらしでしごと場も単独行動ばかりでほとんど日本語を発することはないし、生の会話に接する機会はごくかぎられている。 そんな生活を数か月。いくつか気づきがあった。 きょうはそんな話。 音をくわえる ひとりぐらしはつねに外からの音にかぎられる。ひとりごとを発しないかぎり、くらしのなかでみずから声にだして音にすることはない。あくまでもしごとや店での交渉などごくかぎられた場面だけ

        ひとつ上の学校にすすむ意義はひとつまえの学校の内容をやさしく感じて活かすことにあるのではないか

        マガジン

        • しごとにまつわる問題
          195本
        • きもちのもんだい
          151本
        • まなびのてがかり
          194本
        • わかいヒトへのメッセージ
          178本
        • 未来サポート
          249本
        • きまぐれエッセイ
          396本

        記事

          あたりまえかもしれないが加工度の低い素材にちかい常温保存できるものほどやすいものが多い

          はじめに 日ごろ節約してすごす。ここでは食品を主要なものと限定する。それには買いものにある方針でのぞめばよさそう。料理に費やす時間でどこまで加工品に手をのばすか選択。その結果、費用をかけないで満足するためにわかってきたこととは。 きょうはそんな話。 (タイトル写真:もとの家のロードヒポキシス(Rhodohypoxis baurii、アッツザクラ) 街に住むうえで せっかく街に移ったのだから食べものはえらんで買いたい。鮮度のいいものを手頃なねだんで入手したい。その希望に

          あたりまえかもしれないが加工度の低い素材にちかい常温保存できるものほどやすいものが多い

          英語の壁が氷解していく過程(希望)かもしれない体験を記しておく

          はじめに こどもが言語を習得していくプロセスはなにもテキストによるものでない。身近なヒトビトとのコミュニケーションのなかからほんの数年のあいだに急速に身につけていく。 そのプロセスはおとなにはあてはまらないものか。せめて日常生活に使う程度の英会話に不自由しない程度でかまわない。しかしなかなか容易でないのは方法がなにかおかしいのではとふとした疑問がわき起こる。 きのうとはすこしだけちがう視点から書いてみたい。きょうはそんな話。 ある経験 なにかわたしの聴く感覚にちがいが

          英語の壁が氷解していく過程(希望)かもしれない体験を記しておく

          英語>日本語の生活をたのしみ半分でそのままつづけるうちに話の内容がすこしずつ伝わってきた

          はじめに このところスキマ時間に英語のものを聴いている。ラジオの音楽やYoutubeの動画。車ではいつも洋楽。テレビは見ない。日ごろをかえりみるとどうやら意識しないまま英語に接している。あきらかに母国語よりもながい。そしてふと数日前に気づいたことが。 きょうはそんな話。 (タイトル写真:もとの家の庭のミツバをうかべた中華スープ) 日ごろの生活 車のなかではFMもしくはCDを流している。もっぱら洋楽もしくはラジオ英会話。基本的に日本語なのはラジオから流れるニュースもしく

          英語>日本語の生活をたのしみ半分でそのままつづけるうちに話の内容がすこしずつ伝わってきた

          いつも歩いて気になっていたこの街のこみぐあいを把握してみた

          はじめに ふと買い物に歩いて店までむかう途中、そういえばこのあたりはアパートやマンションが建て込んでいるなと思っていた。もと住処にしていた中山間地とはあきらかにヒトの気配では段ちがい。ではその具体的な差とはどれほどか。 きょうはそんな話。 人口密度のちがい まずはこのクニの値から。日本の人口密度(2021年 帝国書院(https://ict.teikokushoin.co.jp/statistics/japan03.xhtml)は333人平方km。佐賀県や広島県あたりが

          いつも歩いて気になっていたこの街のこみぐあいを把握してみた

          長袖と半袖を行ったり来たりのいそがしい1日

          はじめに ここ数日、季節がすこしだけあともどり。なぜか暑さの終わりがけの秋風のような風情。こんな日もあってもいいが身につけるものにとまどう。 きょうはそんな話。 季節があともどり 早朝の外がようやく白みはじめた。起きあがるとなにも考えないまま半袖Tシャツに。しばらくしてうすら寒くてなにか上着は…とみまわすが、先日衣替えでしまいこんだばかり。 収納場所の奥の衣装ケースから出すのは面倒なので、いすにかけてあったパーカーを羽織ってすごす。午前中には雲がたちこめ低温のまま。こ

          長袖と半袖を行ったり来たりのいそがしい1日

          まわりをみわたしてあらためて思う:木でできたものを使う生活でよかった

          はじめに 街なかに移り住み、かれこれ10か月。ここへ来るにあたり身のまわりで必要なものをしぼり携えた。いちばん大きなものは分解可能な木製のテーブル。 これはさすがに処分するには惜しい。つかいつづけて25年ほど。年を経るにつれてあじわいぶかくつかいごこちのよさを感じる。これも木の持ち味。 きょうはそんな話。 室内を見わたす ここへ持ちこんだものは何でできているか。わたしのへやのなかにあるものの多くは木製だと気づいた。電化製品をのぞき日々お世話になるもので木製でないのは椅

          まわりをみわたしてあらためて思う:木でできたものを使う生活でよかった

          くつはその人なりをあらわしているとわが足もとを見て納得する(2)

          はじめに 靴についてのつづき。先日はやさいづくりのはたけ作業用ブーツについてとりあげた。 作業の経験から得た「はたけに入るにもそれなりに身なりを準備して望めれば…」と記した。 ヒトのふりは気にならないほう。いま会ったばかりのヒトがなにを着ていたかなど関知していない。そのため「あっ、髪型変ったね。こちらも似合うよ。」のひと言がなかなか言えない。 そんな質だから表題の行動はなかなか起こせない。玄関に出しておいた靴をながめてふと気づいてしまう。自分自身の身なりや容姿に関して

          くつはその人なりをあらわしているとわが足もとを見て納得する(2)

          くつは人となりをあらわしているとわが足もとを見て納得する(1)

          (2024.5.9加筆) はじめに ヒトのふり見てわがふり直せという。もともとはずかしがりやのわたしは人前に出るのを得意としないし、初対面の方をみつめられずなかなかおぼえられない。なにを話すかすぐにあたまのなかからとんでしまい、いつももごもごになりがち。相手の方を見つめるのが苦手にちがいない。 表題の行動はなかなか起こせない。そしてある機会にふと気づいてしまう。自分自身の身なりや容姿に関して。とくに足もと。 きょうはそんな話。 (タイトル写真:さかんに生育するとうもろ

          くつは人となりをあらわしているとわが足もとを見て納得する(1)

          大学入試の準備:8か月前のいまこそいちばんのピークに

          はじめに 現在高1、高2の方々におもに参考になるかもしれない。休み明けでこう言っては何だが、春休みと連休期間中がポイントだった。 主宰する学習サポートで、現役高3生の大学受験(おもに国公立2次試験)の準備を余裕をもちつつおこなえた。 この時期をピークにする理由のひとつはすごしやすい気候。それほど寒暑なくなにをやるにもふさわしい。くわえて時間的余裕。これは心理的に大きい。「ああ、あのときしっかり準備しておけばよかったな」と後悔しがちなのがまさに今このとき。どこかで聞いたフ

          大学入試の準備:8か月前のいまこそいちばんのピークに

          ある疾病について知る:研究パートであらたな学術論文に目を通しつつ思うこと

          (2024.5.13加筆) はじめに わたしの家系はあきらかに「がん」の家系。祖父、父ともそう。さいわいにも父はどうにかたすかり、わたしはいまのところそうではない。このクニにおいて「いのちにかかわる」循環器系の疾病とともに双璧をなす。 それほど高い割合でかかる疾患。はたらき先の研究パートで手がかりを得ようと関連の論文に目をとおす。その作業をつうじて思うこと。 きょうはそんな話。 研究をつうじて この研究室のテーマは多岐にわたる。それをすくないスタッフで分担しつつ、ひと

          ある疾病について知る:研究パートであらたな学術論文に目を通しつつ思うこと

          衣替えをきっかけに気づいたこと:このところ毛糸のセーターを着なくなった

          はじめに これから汗ばむ陽気に。すでに半そででかまわない日がちらほら出はじめた。先週から徐々に洗濯し冬物の衣類をしまい込む作業。そこでふと気づいた。そういえばここ5年ほど手持ちの毛糸で編んだセーターを着なくなった。その理由とは。 きょうはそんな話。 (タイトル写真:庭に連れてきたアッツザクラRhodohypoxis baurii) 洗たくの日々 このところ何日か1回、晴れるタイミングさえ逃さなければ洗たくをする。この冬から春にかけて着た衣類をつぎつぎと洗う。しっかり乾

          衣替えをきっかけに気づいたこと:このところ毛糸のセーターを着なくなった

          去る4月は観測をとりはじめてからまれにみるほど日照がすくなかったらしい

          はじめに なかなか洗たくのタイミングを見つけにくいなあと思っていたら案の定、例年になく雨やくもりの日が多かった。4月をふりかえるとほんとうにそうだった。さつきに入り4日目のきょうも雨。 来週も前半から雨のマーク。さて天気は安定してくれるか。 きょうはそんな話。 (タイトル写真:はたけのキウイの花) 学習サポートで 朝はやくにもとの家にたどりついた。朝から学習サポート。朝から夜までつづく。行きの車のフロントウィンドウにぽつりぽつりと雨つぶを残しはじめた。きょうも雨がふ

          去る4月は観測をとりはじめてからまれにみるほど日照がすくなかったらしい