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50歳でトレイルランニングとクラフトビールに目覚め、4年後には100マイルレースを完走…

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50歳でトレイルランニングとクラフトビールに目覚め、4年後には100マイルレースを完走。「ラン→風呂→ビール」で幸せを追求中。

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50歳で100mile走る - SRS130 三陸の海と山を巡る三日間の旅 -

東日本大震災から復興した三陸リアス海岸を、泊まりながら走る「ステージレース三陸(SRS)」。ロードとトレイル、そしてオリエンテーリングが融合した新しい形のランニングレースです。100mileでは無いですが、今年2024年は5月24日から26日までの3日間、宮古から陸前高田まで130キロのルートを巡りました(初日の様子は地元TVニュースで放送されました)。将来的には、南三陸まで311キロを6日間かけて走るレースとなる予定です。今回は、順位もタイムも争わない、ゆっくりのんびりのラ

    • 50歳で100mile走る - 40時間走り続けたカラダに起きたこと -

      マウントフジ100完走から2週間経ちました。まだ「ゾーン」体験の余韻が残っている今のうちに、生理学的に、自分の身体に何が起きていたのかを、現時点での自分なりの考察をまとめておきたいと思います。 スタート - 第2エイド「麓」への 52.5km 10時間30分スタート直前の腰痛がアドレナリンを抑制 通常、レース本番のスタート直前は、自律神経の交感神経が興奮することにより、副腎髄質からアドレナリンが分泌され、心拍数や血圧が上昇し、体と脳が「戦闘モード」に入ります。Mt.FUJ

      • 50歳で100mile走る - 「ゾーン」再来のマウントフジ100 -

        「ゾーンに入る」、「フロー状態」、「覚醒モード」等、言い方は様々ですが、昨年に続き、マウントフジ100で、2度目のゾーン体験が出来ました。日本最大のトレイルランニング大会ゆえの、独特の高揚感が、私をゾーン状態に導いたのでしょうか。来年も再現できることを願って、ゾーン状態発動までの状況を、記録しておきたいと思います。 「ゾーン」とはゾーン体験とは、一種の心理学的な状態で、通常はスポーツや芸術などの活動中に現れる集中力や没入感の高い状態を指します。この状態では、個人は外部の刺激

        • 50歳で100mile走る - 信越五岳トレイルランニングレース 2023 〜パタゴニアCUP~ 奮闘編 -

          信越五岳トレイルランニングレースは、新潟県と長野県にまたがる信越高原地域の山々、信越五岳と言われる斑尾山、妙高山、黒姫山、戸隠山、飯縄山を巡る全長163kmを、33時間以内に走破するレースです。 前年のリタイヤから1年、地道に準備を重ね、2023年9月、斑尾山のスタート地点に戻って来ました。果たして努力は報われるか、40,000円のエントリー料の元は取れるのか。長い旅路の始まりです。 走りに集中 スマホは見ない、使わないと決めました。いつもザックかパンツのポケットに入れるス

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          50歳で100mile走る - 信越五岳トレイルランニングレース 2023 〜パタゴニアCUP~ 準備編 -

          信越五岳トレイルランニングレースは、新潟県と長野県にまたがる信越高原地域の山々、信越五岳と言われる斑尾山、妙高山、黒姫山、戸隠山、飯縄山を巡る全長163kmを、33時間以内に走破するレースです。 2022年4月に、初めての100mileレースULTRA-TRAIL Mt.FUJIを約41時間かけて完走し、続いて同じ年の2022年9月、2度目の100mileレース臨みましたが、101km地点で時間切れリタイヤとなりました。 このお話は、翌年のリベンジを誓い、完走を目指した1年間

          50歳で100mile走る - 信越五岳トレイルランニングレース 2023 〜パタゴニアCUP~ 準備編 -

          「50歳で100km走る!」をやってみたら、人生だいたい何とかなった。

          プロトレイルランナー鏑木毅さんが書いた「50歳で100km走る!」という本に書いてあることを、50歳で実際にやってみたら、本当に100km走れました、というお話です。 「50歳で100km走る!」って?50歳って、同じ歳で偉くなった他人と比べて悲しくなったり、年金や新NISAが気になり、DXやらリスキリングやら、何か始めないとリストラされそうとか、人間ドックの結果に一喜一憂し、家庭も諸々何かとあったり等々、モヤモヤの種は尽きません。そんな50歳への応援歌か。帯のコピーは「生

          「50歳で100km走る!」をやってみたら、人生だいたい何とかなった。