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ノーコードで個人開発をしようとしている3カ月前の僕へ

僕のスペック

応用情報技術者試験合格
コードの知識は少し。実際に記述することはできないし、経験もない。
平日は20時ぐらいに帰宅する独身一人暮らし29歳サラリーマンです。
オンライン読書会マッチングアプリをBubbleというノーコードツールで作成しました。

大前提として個人開発は結構しんどい

 まず、知っておくべきことは個人開発は結構しんどいということです。
普段からシステム開発者として働いている人ならまだしも、そういった業務に携わっていない人がシステム開発をプライベートで行うということはなかなかにしんどいです。
 創作が好きな人じゃないと途中で挫折しちゃうかもしれません。というか、大体の人は挫折するでしょう。なので、挫折しちゃっても仕方ありません。またモチベが復活したら再出発しましょう。

非エンジニアの強い味方、ノーコード

 コーディングできない人がなにかネットで活動しようとしたらSNSかブログぐらいしか選択肢はないと思っていました。
 しかし、世の中にはノーコードツールというものがあります。
 ドラッグアンドドロップのみでWEBシステムやアプリが作れちゃいます。
 僕はこのノーコードツールの1つであるBubbleを使い個人開発を行いました。

ノーコードツールに迷ったらBubble

アプリを作成するならAdalo、WEBシステム(ブラウザで動くシステム)を作成するならBubbleというのがそれぞれの定番のツールになります。
Adaloのほうが難しくないのですがそのぶん自由さは低いです。

僕は、BubbleでWEBシステムを作成するべきだと思います。
アプリはリリースするのに審査があり、通るのが大変です。
WEBシステムならドメインさえ取ってしまえば公にリリースできます。(サーバーはBubbleが提供してくれます)

あと、Bubbleを触ってからAdaloを触ると「う~ん、自由度が低いなぁ」と思いました。

今夏にはBubbleもネイティブアプリに対応するとの発表があったので、Bubbleを学んでおいて損はないでしょう。

宣伝方法は考えておこう

 作り終えてから、SNSを頑張っても遅いです。
 僕は、作ることに必死でそのあとのことを考えていませんでした。これは大失敗。
 やっぱり必死こいて作ったものはみんなに見てほしいですよね。
 承認欲求万歳。
 で、みんなに知ってもらう方法って広告による宣伝か、SNSで宣伝するのどちらかになりますよね。
 広告は、お金がかかるので僕はやめときました。収益化もあまり考えていなかったので。
 SNSも、アカウントを作成しただけで動かしていませんでした。これがとても惜しい!!!!
 システムを開発しながら悩みとか様子とかをSNSで発信しておけばよかったなぁという悔いがあります。
 フォロワーが増えるには、時間がかかりますからね。

スタンスははっきりさせよう

 あなたが個人開発を行う理由はなんですか?
 スキルアップ?趣味?暇つぶし?ポートフォリオ?
 それらなら、別に好きなようにすればいいです。

 でも、収益を考えているならマネタイズについてはしっかりと考えておいたほうが良いです。
 実際に個人開発を行うとわかりますが、一度開発したものを修正すると、時間がとても奪われます。
 計画時点でしっかりと道筋を確定させ、その通りに進めていくことが良い開発の肝であると学びました。
 そのためにも個人開発の目的についてはハッキリとさせておいたほうがいいです。少なくとも趣味なのかお金目的なのかは決めておきましょう。

トレンドには乗らないほうが良い

 例えば最近のトレンドといえばChatGPTです。これのAPIを利用したサービスについて個人開発を行いたいと考えたとしましょう。
 しかし、だいたいの個人開発はモチベーションが続きません。これを読んでいるあなたは「俺はそんなことないぞ!!」と反論するかもしれませんが、実際個人開発を始めて1週間程度経つと、モチベーションは半分ぐらいになっています。仕事終わりに脳みそ使って誰にも求められていないのに開発するとか狂ってますからね。
 そうやって放置された開発を再開するころにはChatGPTのブームは去っているかもしれません。 
 トレンドには乗らないほうが良いというのは、そういうことです。

市場が小さくて誰もやらないことをやる

 個人開発の強みはリスクの低さです。
 仮にBubbleを使用して開発した場合、Bubbleの料金が毎月32ドル(無料プランもあります)とドメイン料がだいたい1000円程度。
 人件費は、無料です(自分の時間が奪われるだけなので)。
 個人開発は極端な話、毎月売上が5万円程度あれば成り立ちます。
 そんなサービスを4個作れば、月給20万円ですからね。
 企業だったら、絶対にそんなふうにはいきません。
 だから、企業が手を出さないようにニッチな分野を攻めるべきだとは思います。

個人開発している人はすごい。すごい。とてもすごい。

 同僚がお酒飲んだりテレビを見ている時間にあなたはパソコンをカタカタ叩き、ときには調べごとをしたり、う~んと唸ったりして、作りたいものを作っているんです。
 とてもえらい!!
 日本国民全員があなたのような人なら、日本の生産性は爆上げし世界での存在感も増すでしょう。
 だから、自信を持ちましょう!!
 仮に作ったサービスが埋もれてしまっても、開発途中で挫折しても大丈夫!

まとめ

 とにかく、個人開発において大事なのはモチベーションの維持です。あと、計画性です。
 誰も注意してくれる人がいないので、ついつい適当に作成してしまうので会社で開発するのと同じようにしっかりと計画を立てて作成すればそれだけでサービスの成功率は上がると思います。

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