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9話はこちら 第10話 待ち時間~父親と赤い星~ 「わぁーもう無理やーあかんて」 潤はベン…
8話はこちら 第9話 待ち時間〜ふたりのdance〜 朝早く祖母に手を引かれて小道を行く。 朝…
7話はこちら 第8話 待ち時間~潤とカノン〜 僕はカノンを ずっと聴き続けている 潤はそう…
6話はこちら 第7話 変化をおそれるジョーカー しゃりしゃり、しゃりしゃりっと氷を削る音が…
5話はこちら 第6話 さびしい樫の木と雪かき ドン、と衝撃があり、星一は床に倒れこむ。 ピ…
挿絵を描くのが夢 そんな風にnoteで書いたのは今年の2月 すぐにnoteで仲良くさせていただいて…
4話はこちら 第5話 想像すること、毛糸と額の絆創膏 はぁ、はぁと息が切れる。 心臓の音がどくんどくんと体中に響いていて、まるで自分自身が心臓になってしまったかのようだ。 汗が額から落ちてアスファルトをしめらせた。 いったん自転車をこぐのをやめ、星一は空を仰いだ。 西から吹く風がどこからともなくふわっとやってきて星一の体を通り過ぎていく。 カラスが遠くで鳴いている声が聞こえる。 日が傾いて影がのびてきている。 思いつくところは、探しつくした、と思う。 町内の公民
3話はこちら 第4話 小焼けへのあんぱんと自由 夕焼け小焼けに日が暮れる。 オレンジジュー…
2話はこちら 第3話 傘をまとって、雨に唄えば どんよりとした重たいグレーの厚い雲が空を覆…
1話はこちら 第2話 飛び込む魚と戻ってきたキーホルダー 「あかん、それは盗撮や。せいちゃ…
0話はこちら 第1話 月のクレーターをとびこえる 夏の暑い日差しの中で、木々が強い光を遮る…
はじめて撮った写真は自分の左手だった。 通り雨が過ぎ去った草むら。 真上を見上げる。 晴…