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久しぶり、「あの頃」の自分。

はじめに

むぎの部屋へようこそ。
ここでは私自身の過去、
日々の生活から得た学びを
お届けしています。
何か一つでも
持って帰ってもらえたら嬉しいです。

先日過去の写真の整理をしたときに、
懐かしい写真の数々を見て
いろんな思いが込み上げてきました。

今日は久しぶりに過去の自分と向き合って
考えたことを書いてみます。

「あの頃」はいつだって光って見える

私は自分の写真を見るのが嫌いです。
というよりいつだって自分は嫌いです。

それでも今回のようにふと数年前の自分を見ていると
「キラキラしてたな」
と思えました。

特に大学時代。
この頃の写真が一番多いから
ということもあるんでしょうけど、
今の私には眩しいほどキラキラしていました。

年齢的にも今よりはるかに若いですからね。
そりゃそうだ。
肌の艶が違う。

あの大学での4年間は
一生忘れることはないだろうと言えるくらい
色濃い充実したものでした。

毎日のようにアルバイトに明け暮れて、
その合間では同級生、サークル、バイト先のメンバー
多くの人と時間を共にしてきました。

だから当然私1人の写真なんてなく、
その時に過ごしていた誰かとの
写真で溢れていました。

その写真に写っている自分を見て
「お前楽しそうだな」
と、自分のことながら
客観的な感想が浮かんできました。

写真に記録された日時を見ていると、
本当に毎日のように
いろんな出来事があり、
24時間が溢れんばかりの日々を
過ごしていたんだと感じます。

実際、過ぎてみればあっという間の4年間。
長くもあり短くもあった4年間。

どれも見返してみて
つい笑顔が溢れてしまうような
写真ばかりでした。

これが最近に近づくにつれて
むぎ様の写真ばかりになっていっているのは
ここだけの話。🐰

あの頃の自分は間違いなく充実していた。

だからあの頃に戻りたいと思うのか。

と言われるとそうでもない。

むしろ今の方が自分の思いのまま
やりたいことにフルコミットできている
実感があります。

だからあの頃の輝きを眩しくは
感じることはあっても
「戻りたい」
とは思わなかったんですよね。

「あの頃」に戻りたいと思っていなければ前に進めているはず

もしかしたら昔の写真を見ることで
「あの頃」に戻りたいと思う人はいるかもしれません。

もしかしたらその方が多いのかな。
どうなんだろう。

それでも少なくとも私はそうは思わなかった。

この違いは何なのか考えてみました。

それは、「今」に満足しているかどうか
の違いなんじゃないかなと思いました。

「今」に不満を抱えたまま生きて、
「あの頃」の方が良かったと思うようであれば
当然過去が恋しくなるはず。

しかし、あくまでも私の場合ですが、
「あの頃」の良さは感じつつも、
「今」は今でしっかり充実しているからこそ
あえて過去に戻りたいとも
思わなかったのではないでしょうか。

もちろん、あの頃に戻れるなら
こうしたいと思うことはあります。

でもそんなこと考えていても
仕方ないですし
「今」は変わりませんからね。

何より「未来」という前に
目線を向けて進んでいる以上、
あえて後ろに戻ろうとは思わないわけです。

そして、「あの頃」と比べて
私も歳を取って、
たくさんの価値観の変化がありました。

「あの頃」着ていたようなド派手な服は
もうとても着れないし、
毎日のように酒を飲んで
朝まではしゃぐほどの元気はありません。

そういう意味では「あの頃」の
怖いものなさが
羨ましく思えることもあります。

でも今は今なりの楽しみ方を知っている。

だからそれで十分。

そして、これから先もどんどん
歳を重ねるにつれて
いいと思えるものは
変わっていくでしょう。

それでいいんじゃないですかね。

だから、しっかり「今」を生きることに
全力を注げば、
眩しく感じた「あの頃」は良き思い出として
あなたの中に思い出として
残り続けるでしょう。

しっかり「今」を楽しめるように
生きていきたいですね。

おわりに

「あの頃」にしがみつくことが
悪いことなのかと言われると
少し疑問が残ります。

というのも、
「あの頃」が良かったのに
「今」が満たされていないのであれば、
どうして今満たされていないのか
分析するために、
「あの頃」の「何」に対して
良かったと感じているのか
分解してみるのもいいでしょう。

もし孤独を感じるのであれば
今だからこそできる新たなつながりを
求めてみたり、
毎日好きな時間に起きてという生活が
恋しいのであれば
今そういう働き方ができる方法を
探せばいい。

「今」から先を充実させるための
判断材料としては「あの頃」というのは
いい仕事をしてくれそうです。

あくまでも目線は「未来」に。
「あの頃」はいい思い出として
そっとしまっておきましょう。

最後までご覧いただき
ありがとうございました。

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良かったら好きなものを
持って帰ってくださいね。
いってらっしゃい。

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