マガジンのカバー画像

落合陽一の見ている風景と考えていること

落合陽一が日々見る景色と気になったトピックを写真付きの散文調で書きます.落合陽一が見てる景色や考えてることがわかるエッセイ系写真集(平均で月25回くらい更新しています)
落合陽一が「今」考えていることや「今」見ているものを生の言葉と写真で伝えていくことを第一に考えてい… もっと詳しく
¥3,980 / 月
運営しているクリエイター

記事一覧

ヌベルニ庵 / Null-Beni-An / Nouvelle Néant : 布と糸のテンセグリティで支えられた…

日本の展示は2日だけなので是非見にきてください.移動茶室. 予約制です.

落合陽一
5時間前
18

新作:「流転する森羅万象:堂島における計算機自然の旅路 / Liquid Universe: A Jour…

堂島の作品がメディアに色々出ている.中にあるので一般公開はされていないが,近年の中ではか…

落合陽一
2日前
43

xDiversityのデバイス作り. xMod. toioと合体するM5 stack

xDiversityの2023年といえばデバイス作りであり,田中あきちかさんの圧倒的ご尽力で完成したxM…

落合陽一
2日前
32

“Craft x Tech Tohoku Project 2024 Exhibition”May 24-25

予約はしたから

落合陽一
2日前
33

GW日記4日目:「布が割れた」

布が割れる日もあるさ.染み出すんだ.というわけで,悩んでいた問題が大体解決したのでその考…

落合陽一
2週間前
52

GW日記3日目:「アートサイエンステクノロジー・呼吸レベルで噛み合うにはそこで生活…

アートサイエンステクノロジー・呼吸レベルで噛み合うにはそこで生活しなくてはならない. 私…

落合陽一
2週間前
59

GW日記2日目:「残り2つのネタに悩んでいる」

思いつきがいいネタが通過していった後は2つのネタに悩まされる.よくある話は最後にとっておいた方のネタが思いつくと最初のネタも思いつく,考える順番が逆なのでいつまで経っても片方が思いつかないというやつである.これ,人生で何十回も経験しているんだけれども何が原因かわからないからいつもこれで時間の損をする.文章も企画も作品のアイデアもそう.

GW日記1日目:展覧会の準備,私は東京を歩いている.トラ彦は寝ている.

夏から秋にかけて展覧会が4つ控えているのでその準備を始めるゴールデンウィーク.コンセプト…

落合陽一
2週間前
49

私は春のベネチアを歩いている.(その1)

ビエンナーレがギルティ多毛作という話は前回書いた. その法廷に立つのも多毛作か? いやジ…

落合陽一
2週間前
39

4月、私はドバイを歩いている

ドバイの街が好きである.シャルジャの街も好きである.

落合陽一
3週間前
51

4月末,別日本について考えていた

松岡正剛さんのところに何度か遊びにいっている. weeklyochiai にお越しいただいたのも,AID…

落合陽一
3週間前
69

江戸から旅に出た龍神を探して.私は佐倉を歩いている

桜舞う佐倉を歩く.絶好の季節だ. 佐倉の街の構造は実に面白い.神社を中心とした古い街だ.…

落合陽一
3週間前
62

笛は風,太鼓は水.私は佐渡を歩いている.

4月は旅多い日々だった.GWに突入したことはあまり生活に変化を生じない.いつも通りの平日は…

落合陽一
3週間前
41

ベネチアビエンナーレ,ギルティ多毛作が溢れ出す

植民地のようなアクション,贖罪と懺悔,そしてそのアセット化. ギルティ多毛作というべきアートの現場は今日も元気である.貴族のインスタを積み立てるルネサンス期絵画,貴族の推し活宗教画,貴族の石積立貯金教会.最近積み立てられているのは犯罪と贖罪と懺悔の物質化である. カウンターカルチャーや反体制アートとその出自をどう分けるかが問題であるが,シャルジャビエンナーレのときに感じなかった「多毛作感」がベネチアビエンナーレではそこらじゅうに漂っている.コンテクストが変われば作品も変わ