はたこ@組織人事コンサルタント

徒然なる日々の気づき/コンサルティング/HR/読書記録/ワークモチベーション/コーチン…

はたこ@組織人事コンサルタント

徒然なる日々の気づき/コンサルティング/HR/読書記録/ワークモチベーション/コーチング 新潟市出身→千葉大学卒→東京勤務 真夏の部活後に飲むファンタグレープは美味かった、気づけばアラサー🙍‍♂️ 「笑顔あふれる組織作り」をモットーに、組織人事コンサルタントとしてお仕事をしています

最近の記事

「コーチングフレームワークを用いてトレーニングと学習を強化する方法」

ATDにて受講したセッションを掘り下げて紹介、考察していきます!(Part2) ティム・ヘイゲン氏による「コーチングフレームワークを用いてトレーニングと学習を強化する方法」を受講しました! ティム氏は過去31年間、世界中の組織でリーダーがコーチングを行う方法を教え続け、職場でのコーチングの第一人者として知られています。 セッションの要点 記憶形成はエンコーディング、ストレージ、リトリーバルの3ステップで行われる。(後述) トレーニングは具体性、接続、コンテキストを重視

    • “嫌いなタイプの人”を言語化し、発信するメリット

      老若男女問わず、(多くは異性に対して) 「好きなタイプはどんな人か」はよく交わされる質問です。 同様に、会社が求人情報に掲載する「求める人物像(期待人材像)」なども、好きから表現される会社の価値観かと思います。 なぜ好きは言語化しても、反対にあたる「嫌いなタイプ」は言語化されないのでしょうか? 嫌いを表現することは、性の悪さを感じさせてしまうから? スタンフォード大学の研究によると、嫌悪はより直感的で強い反応を引き起こすため、個人の深層の価値観を反映するとされています。

      • 「効果的なコーチングの神経科学」

        ATDにて受講したセッションを掘り下げて紹介、考察していきます! ケネス・M・ノワック博士による「効果的なコーチングの神経科学」を受講しました。 ケネス・M・ノワック博士は360度フィードバック、評価、健康心理学、行動医学の分野で広く出版しています。ケンはAPAジャーナル「Consulting Psychology Journal」の編集者を務め、アメリカ心理学会(コンサルティング心理学会)のフェローでもあります。 脳とコーチングの関係 エグゼクティブコーチングが適切に

        • 人材育成国際会議「ATD24 in ニューオーリンズ」参加記録

          こんにちは! 表題の通り、世界最大規模の人材育成国際会議ATD International Conference & Expo(通称:ATD-ICE)に参加してきました。 5月19日~22日、場所はジャズ♫の聖地ニューオーリンズです。 今回、私は初めて現地参加しました!本記事ではATD現地参加のメリット、挑み方、気付き、事前準備について、徒然なるままに記載していきます! ATDとは ATDとは ATD(Association for Talent Development

        「コーチングフレームワークを用いてトレーニングと学習を強化する方法」

          結婚式のアイデア/1年経っての振り返り

          1年前の5月13日にザ コンチネンタル横浜にて、結婚式を開催しました。 ちょうど1年経ったので、改めて結婚式を振り返りたいと思います! 備忘録としての投稿ですが、これから挙式を検討される方にとって、参考の一助になれば嬉しいです! 結婚式のコンセプト 結婚式のコンセプトは新郎新婦次第です。 私たちは下記のようなキーワードを大切にしました。あえてコンセプトの言語化をせず、大切にしたいキーワードを洗い出し、合意していきました! とにかく手創りにこだわったので、いくつかアイデア

          結婚式のアイデア/1年経っての振り返り

          フリーランス最強時代の到来!?/要約『フリーエージェント社会の到来』

          ちょうど10年前に出版された『フリーエージェント社会の到来』(ダニエル・ピンク)を読了しました! 「10年前に書かれた働き方の未来予測」に対する 「現時点での答え合わせ」ができることが、とても興味深かったです! 400ページ程度あり、普通の本を読む3倍ほどの時間を要してしまいました( T_T)\(^-^ )ガンバッタネー 本書のエッセンスをぎゅっと詰め込んだ要約記事にしようと思います。 本記事を読むことで、要点の9割を掴んでいただけるかと!ドンッ(週刊ジャンプ見開き1

          フリーランス最強時代の到来!?/要約『フリーエージェント社会の到来』

          「通勤夫婦」

          今しがた読んでいる『フリーエージェント社会の到来』(ダニエル・ピンク)で、”通勤夫婦”という言葉を見つけました。 この言葉は現代社会を風刺しており、ほろ苦い現実を表していますグサッ 朝の通勤ラッシュ時の外出をなるべく避けるためにアポイントを調整している私ですが、昨日久しぶりに東京の満員電車に揺られました。 この経験はどれだけポジティブに言い換えても、「ストレスの源」でしかありません! 通勤時間が長くなるほど、家庭との時間が犠牲になります。まさに、現代人にとって諸悪の根源で

          無責任でトンチンカンな提案ほど、相手の心と身体を動かすのはなぜか

          「〇〇さんは絶対に宇宙飛行士のコスプレが向いてる!」 「〇〇さんは絶対にアンティークのティーカップ集めをした方がいい!」 というような提案を、対して自分のことを知らない職場の同僚から言われたとすると、少しムッとしますよね。←かなり限定的なシーンですがw でも、なぜかそんな提案に心を動かされることがあります。 例えば、今年はじめに、私が人生で初めて占い師のところを訪れたときのこと。 占い師に「33歳までは転職するな」「この2~3年で子供ができる」「独立はしない方がいい」と

          無責任でトンチンカンな提案ほど、相手の心と身体を動かすのはなぜか

          「俺の好きな俺」は、一体どこに行ってしまったのか

          先日、親友にコーチングをした際、彼が「俺の好きだった頃の俺を思い出したよ」と言ってくれました。 学生時代からの友人として、彼の変わらぬ魅力を思い出し、 彼が「俺の好きだった頃の俺」を取り戻す旅に出ることを誓いました。 彼とは学生時代からの付き合いだからこそ、彼の好きだった頃の彼自身は、私が大好きな彼でもあるのです。 彼が思い出した「好きだった頃の自分」を紐解くと、具体的な行動、大切にしていた価値観、口ずさんでいた言葉、周囲に与えていた影響、自分を囲む仲間といった要素が浮か

          「俺の好きな俺」は、一体どこに行ってしまったのか

          「じゃ、いつやるか?(今でしょ)」に対する根拠のある回答/書評『When 完璧なタイミングを科学する』

          ゴールデンウィークの個人的課題図書2冊目は、2018年に発売されたダニエルピンクによる『When 完璧なタイミングを科学する』です! 本書の要約はInstagramにアップしています。 気になる方はこちらをクリックし、ご覧ください! 主張についての要約 この本は、日常生活や仕事における「いつ何をするか」がどのように影響を及ぼすかを科学的に解説し、最適なタイミングを見極める方法を提供している。 When完璧なタイミングを科学する 1日のパフォーマンスに影響を与える時間

          「じゃ、いつやるか?(今でしょ)」に対する根拠のある回答/書評『When 完璧なタイミングを科学する』

          ユルゲン・クロップとリバプールの停滞/書評『人生後半の戦略書』

          (タイトルがKOPの方を刺激しそうな内容ですが、私もリバプールファンなのでお許しください🙇‍♂️) 2023/2024のプレミアリーグも、未消化試合を除くと、多くのチームにとって残すところ3試合となりました。 我らが”Japanese International Captain”の遠藤航選手の移籍、そして大車輪の活躍もあり、今年のリバプール🟥は日本のサッカーファンにとっても大注目です。 さて、私も遠藤航選手の移籍によってリバプールを追いかけ始めた「典型的なニワカ🐓」ですの

          ユルゲン・クロップとリバプールの停滞/書評『人生後半の戦略書』

          21世紀を生きる私たちがモチベーションを高めるには?/書評『モチベーション3.0』

          やってきましたゴールデンウィーク! ということで、ゴールデンウィークをより一層ゴールデン✨️にすべく、エンジン入れていきましょう!シャッ! ゴールデンウィークの個人的課題図書1冊目は、2010年に発売されたダニエルピンクによる大ベストセラー『モチベーション3.0』です! 本書の要約はInstagramにアップしています。 気になる方はこちらをクリックし、ご覧ください! 主張について要約 モチベーション3.0の導入とその理由 モチベーション3.0は、従来の報酬と罰(ア

          21世紀を生きる私たちがモチベーションを高めるには?/書評『モチベーション3.0』

          人は見た目じゃないと言いながらも、犬種で犬を選ぶ人間

          私たちの社会では、「人は見た目は大事じゃない、中身だ!」とよく言われます。さらには、ルッキズムという言葉が社会に浸透してきており、外見的な特徴について述べづらい風潮があります。 しかし不思議なことに、ペットを選ぶ時はこのルールがしばしば忘れられているように思うのです。これはWifeとの何気ない会話の中での気づきです。 「どんな犬を買いたい?」とWifeから問われたときに、ジョークのつもりで「性格がいいヤツ!」と答えたところ、「犬を性格で選ぶって初めて聞いたわw」「でも、ルッキ

          人は見た目じゃないと言いながらも、犬種で犬を選ぶ人間

          テリトリーマッピングという一石二鳥な研修

          私の所属するコンサルティングチームにて、株式会社シフトビジョンの大滝会長、田口社長による研修を受けました! そこで使われたテリトリーマッピングという手法は個人のキャリア開発とチームビルディング・組織開発の双方を叶える大変興味深い手法でした!記憶に残すためにnoteります!(ダサ!) テリトリーマッピングとは テリトリーマッピングは対象を「多忙な毎日に自分を見失ってしまった方」と設定しています。 本来であれば千葉南房総の自然溢れる南総学舎の施設を利用するそうですが、今回は社

          テリトリーマッピングという一石二鳥な研修

          ワークモチベーションを上げる映画⑧幸せのレシピ

          幸せのレシピ☆4.2 日曜夜、通称Sunday eveningに、1時間半くらいで見ることができる映画を探していました。1時間44分の映画で、Amazon評価も高いこの作品をチョイス! マンハッタンの高級レストランで料理長を務める主人公ケイトは、ある日、姉を交通事故で失い、残された姪っ子の少女ゾーイを引き取ることに。おまけに、彼女とは対照的な陽気なシェフ、ニックが副料理長として加わり、彼女の聖域である厨房を脅かし始める。完璧主義で腕が立つが、料理に口出しされるのが大嫌いで

          ワークモチベーションを上げる映画⑧幸せのレシピ

          「ごめんなさい」多用による弊害

          私のチームメンバーの中で、お客様との打ち合わせ中に「ごめんなさい〜!」や「あっ、失礼しました!」といった謝罪の言葉を頻繁に使う後輩がいます。特にお客様とのコンサルティングプロジェクト中に小さな認識の齟齬や資料の行き違いが生じた際、この後輩はすぐに「私の認識ミスでした、失礼しました〜(;・∀・)」と謝ることが多いです。素直で一生懸命な後輩だからこそ、齟齬や行き違いを「自責」と捉えて、心の底から謝っているのだと思います。人間的に素晴らしい行為です👏 しかしながら、このような頻繁

          「ごめんなさい」多用による弊害