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育つこと、育てること

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人、組織、社会の変容や成長、それを支える学び育ちについて思うことを。
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適性とは何か?~「総合格闘技」としての仕事に就くということ

適性とは何か?~「総合格闘技」としての仕事に就くということ

新卒時の就職活動において、いかに自分に合った働き口を見つけて内定を勝ち取るのか、ということに関心を持つ方は大勢いらっしゃると思います。

学生さんの就活支援側にも、適性を見極めて適職への最短ルートを歩めるようにするためのサービスを提供される事業者が増えています。「中の人」たちにお話を伺ってみると、体系化された考え方に基づき、丁寧な面談を重ねることによって自己分析、自己理解の伴走をされているようで、

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西野さんの言葉。若手社会人の方にぜひ読んでほしいと思います。
https://chimney.town/11736/

探し物は探さないと見つからない。やりたいことは向こうからやっては来ない。まず動いて、何かに出会う。そのきっかけがあなたをさらに動かす。

そんな趣旨のメッセージでした。

アートとサイエンスのつながりをみつめる

前から気になっていたteamLabの作品に出会いに行きたいな、という気持ちが高まる対談。
成田さんのツッコミにもあるように、正直ちょっと何言ってるのかワカラナイ場面もあるのだけれど。
そんなところも含めた行間のなかに、アートが人の認知を変え、サイエンスの眼差しを変えて、世の中をドライブしてきたという歴史を感じられて、面白い。

シフト:変容と創発と

シフト:変容と創発と

振り返ってみると、私の関心事は事業開発と組織開発の間で比重の置きどころを行き来しながら、両者の統合について探究してきたように思います。

原体験は、サービス事業でB2C/B2Bでの顧客接点、パートナー接点に立ち、思いがけない成り行きのなかで事業部門の収益に責任を持つ立場を担うことになったこと。

キャリアの早い段階で、自分の判断ひとつ、言動ひとつが、多くのステークホルダーに影響を及ぼすことの「こわ

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自らに問い直す

自らに問い直す

人財育成や組織開発を研究対象とされている中原淳先生が、折に触れて発信されている言葉。

これ、ものすごく本質的で、心に刺さるものだなと。

たとえばマネージャーとしてメンバーの育成に携わるとき、「すでにできている私」と「まだできない彼、彼女」という区分けで相手の前に立つ自分がいるのではないか。

たとえば人事として社員の成長課題を考えるとき、「評価する側にいる私」の立ち位置から「評価される側にいる

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オモテ側とウラ側の動きに目を凝らす

オモテ側とウラ側の動きに目を凝らす

新たな価値づくりに舵を切るためのヒントを他社事例から学ぼうとするとき。

たいていは、事業における仕掛け方として、どんな問題意識がどんな着眼、着想を生み、どんな壁を乗り越えるべく挑戦が続けられているのか、という視点から眺めるケースが多いように思います。

例えば東芝テックさんの下記の事例もそのひとつ。こうした話は、オモテ側の動きとして外部にも発信されやすいからこそ、なのでしょう。

①-1 東芝テ

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庄野さんのラーメンづくり指導は、OJTのお手本とも言えそうなものだったなあ。
基本行動や原理原則をその意味や重要性とともに、相手視点に立ちながら丁寧に、心を込めて繰り返し教える姿に、人や仕事への愛を感じました。

https://x.com/shono_menya/status/1729092691659747816?s=20

ここ最近、リベラルアーツについて考える場面が増えています。

人の成長を考えるとき、学びへの意欲を高めるとか、ハードルを下げる行為をどこまで設計に織り込むのか。

本当の効用とは何か。誰の視点で考えるのか。

そもそも人事として私が向き合うべき問いは何か。

思索の旅は続きます。

もう一つ、最近の気づき。新規性の高い企画に難航するのは、この2つの落とし穴にはまっているケースが多い。まずはここを突破するところから。
「目的を捉える解像度が低い、目的と手段の関係を構造的に整理していない」
「既存のやり方や知見の情報収集が足りていない、本質理解に至っていない」

ものすごく共感。時間がかかることもある、と受け容れることが長期的な歩みのなかでは大切だと思います。

https://www.instagram.com/p/C3BbabXhKFW/?igsh=MWJ5NjVkZmZxYXlrZA==

多様性を受け容れるということ

多様性を受け容れるということ

ダイバーシティを語るときに、自分や組織にはどんなバイアスがあるのだろうか?

組織に存在する「マイノリティ性」が発揮されるには?そこから発信される視点から何を学べるのか?どう意味づけるのか?

そんなことを考えるとき、こちら「社会的アイデンティティのセルフチェック」の項目は、なかなか示唆深いものだと思います。

自分らしく、どこまでも学び続けていくことで見える世界

自分らしく、どこまでも学び続けていくことで見える世界

こちらのニュースに対してNewsPicks上で色々なコメントが出されていますが、単純に学び方の選択肢が増えるという面だけでも、こういう取り組みには意義があると思います。

特に影響力の大きい大学が打ち出すことも、今後の波及効果を考えるととても大切だなと。

おそらく、本当の意味での融合、統合は社会に出て、様々な協働相手とともに、当事者として責任を負う経験を重ねながら進んでいくのではないかと考えます

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どんな分野にも、基本中の基本とされる考え方や立ち居ふるまいというものがある。その基礎を徹底的にお腹の底から理解して、自由に組み合わせて使い込んでいける力を、リテラシーと呼ぶのではないか?そのリテラシーをつける意味を体感してもらうことにこそ、学びの場をつくる意味があるのではないか?

働くことの本質を問い直す

働くことの本質を問い直す

若手社会人の方や、将来のキャリアを考えはじめた学生さんには、ぜひこちらの鎧塚さんの言葉を読んでみてほしいな、と思います。

「接客・販売をきちんと出来る人間は必ず菓子を作らせてもきちんと出来るようになる」
「菓子作りも接客もテクニックより人としての軸です」

昨日偶然そごうでの販売現場で鎧塚さんがお客さんたちと向き合う姿をお見かけして、ああ、そういうことだよなあ、ととても共感するものがありました。

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