顔が腫れてしまいました。
そう。
こんなにも綺麗な顔をしているのにも関わらず、顔が腫れてしまった。
原因は歯の治療である。
歯の治療の副作用で顔が腫れてしまった。
申し訳ない気持ちでいっぱいです。
僕の顔を楽しみにしてくれている方々がたくさんいることは知っている。
長いことハンサムをしているので、ハンサムを自覚しているからである。
もうマシになってきたのでご安心ください。
顔が腫れた初日はマスクをして仕事をすることにした。
オンエアはまだまだ先にはなるとは思いますが、マスク姿で申し訳ない。
タイムリーな話題で例える。
猿の惑星。
映画館で上映している。
猿の惑星にでてくるような仕上がりになっていた。
猿の中ではハンサムな部類に入るとは思う。
そんな僕のことを心配してくれた人物がいる。
宇治原さんである。
宇治原さんの心配ぶりが凄かった。
『大丈夫か？』
『痛いのか？』
『いつくらいに治るの？』
『どれくらいで腫れはひくの？』
『ご飯は食べられるの？』
『ご飯は食べられるの？』に関しては凄かった。
ロケの移動中のエレベーターの中である。
企業に行くロケ。
案内をしてくれた企業の方とロザンと3人でエレベーターに乗っていた。
目的の階に着くまで無言の3人。
宇治原さんが口を開く。
『ご飯は食べられるの？』
・・・おれ？
おれに聞いている？
え？
こんな状況で相方に質問する？
ロケ車ちゃうで？
関係者おるで？
『うん。大丈夫。』
寮生活をしていて夏休みに久しぶりに実家に帰った思春期の高校生の男子がお母さんに『ご飯ちゃんと食べてる？』と言われた時くらいのテンションで『うん。大丈夫。』と答えてしまった。
宇治原さんは相方である。
ただ高校からの友達でもある。
相方か友達が肩書きだと思っていた。
菅の相方。
菅の友達。
違った。
答えがでました。
宇治原さんは菅の・・・。

顔ファン

宇治原さんは菅の顔ファンであることが判明した。
誰よりも菅の顔を気に入っていたのは宇治原さんだったのだ。
宇治原さんは基本的に僕よりも先に楽屋に入る。
だいたい入り時間の10分前には楽屋に入っていることが多いそうだ。
仕事熱心で真面目だと思っていた。

違う。
入り待ちをしていたのだ。
菅の入り待ち。
菅が楽屋に入ってくるのを宇治原さんは待っていたのだ。
菅の顔を見たいがために楽屋に早く入る宇治原さん。

キモ。
キモすぎる。

ただ宇治原さんを責めることはできない。
相方を顔ファンにしてしまったワタクシに責任がある。

まだ顔が痛いので、今日のイタイ文章は許してほしいと思っている。