徳山亮伍

立命館大学2回生。 履正社高校サッカー部出身。

徳山亮伍

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マガジン

  • 90秒で学ぶ!井沢元彦「逆説の日本史」(小学館)

    90秒で学ぶ!をテーマに井沢元彦「逆説の日本史」(小学館文庫)を一章ごとにまとめていきます。 面白いので、よかったら「逆説の日本史」購入してください。 ※90秒要約には個人の考察も含んでおります。

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忘れられない恩師の言葉

日本の冬は寒い。2023年1月1日も例外ではなかった。 新年が始まったからか、街はひんやりとした風が吹いていたが、活気だっていた。 一方、私たちは殺伐していた。そして心は燃えていた。 なぜなら明日は佐野日大とのベスト8を懸けた試合だからだ。 そう。私たちは東京で行われる全国高校サッカー選手権大会に来ていた。 気持ちの高ぶりが収まらない中、前日のミーティングを終え、部屋に帰ろうとした。 チームメイトが殺到し、混雑状態のエレベーターは避け、 みんなが居ない一つ後のエレベー

    • 90秒で学ぶ!逆説の日本史1⃣古代黎明編(第二章)

      今回は井沢元彦「逆説の日本史1⃣古代黎明編」(小学館文庫) の第二章を90秒で紹介します。 第二章 大国主命編国譲り神話 国譲り神話とは、712年「古事記」に書かれた、出雲の神、大国主命が天照大御神を中心とする高天原の神々に国を譲るまでの過程を描いた物語です。 この物語で最も注目すべき点は、出雲の先住民族である、大国主命が天皇家の祖先である天照大御神に自分の地域を「話し合い」で譲ったということです。 話し合いによって国譲りが行われたということは前章でも述べた 「わ」の

      • 90秒で学ぶ!逆説の日本史1⃣古代黎明編(一章)

        今回は「逆説の日本史」1⃣古代黎明編(著)井沢元彦(小学館文庫) の第一章を90秒で紹介します。 第一章 古代日本列島人編日本はどうして「倭」と呼ばれたのか 日本は紀元前後から7世紀頃まで、「倭」と呼ばれていました。 これは中国人が日本列島のことを呼んだものです。 では、なぜ中国人は日本のことを「倭」と呼んだのでしょうか。 先に結論を言えば、正確な事は分かりません。 なぜなら、その理由が書かれた史料が無いからです。 しかし、その理由について、とても興味深い考察がありま

        • 90秒で学ぶ!逆説の日本史1⃣古代黎明編(序論)

          今回は「逆説の日本史」1⃣古代黎明編(著)井沢元彦(小学館文庫) の序説を90秒で紹介します。 日本の歴史学の三大欠陥日本の歴史学には三つの大きな欠陥がある。第一に日本史の呪術的側面の無視ないし軽視、第二に権威主義、第三に権威主義史料至上主義である。これによって起きる歴史認識の齟齬を井沢氏は「逆説の日本史」シリーズにまとめている。 呪術的側面の無視ないしは軽視 呪術的側面の無視ないしは軽視とはどういうことなのか? 一言で言うならば、「宗教不在」ということである。 明治

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        • 90秒で学ぶ!井沢元彦「逆説の日本史」(小学館)
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          歴史を学ぶ意味とは

          私は新たな挑戦をする。 それは「逆説の日本史」(著)井沢元彦(小学館文庫) を一章ごとにまとめて90秒で皆さんが読めるように要約をすること。 これから歴史について勉強し、記事にしていく。 しかし、ふと思った。 「なぜ歴史を学ぶのか」 そう考えていると、3つの結論にたどり着いた。 歴史を学ぶ意味とは歴史を教訓にする かつてビスマルクは言った。 愚者は経験から学び、賢者は歴史から学ぶと。 つまり、自分の失敗から学ぶのではなく、先人から失敗を学び、それを肝に銘じて行動する

          歴史を学ぶ意味とは

          幸せとは何か

          こんにちは。 今回は「ユダヤ人大富豪の教え」本田健(大和書房)を読んで思ったことを独断と偏見で書き綴っていきたいと思います。 自分が好きな事を仕事にする好きな事を仕事にする 自分は幸せか?幸福度は高いか? 皆さんはこのような問いに対してどのように答えるでしょうか? 幸せかと言われたら、幸せではない。 幸福度はそんなに高いわけではない…。 このように答える人が多いと思います。 ではどうしたら幸福度の高い人生を過ごす事ができるのでしょうか? 結論から言えば、 幸せな人

          幸せとは何か

          科学的に証明された誰でも簡単に成長する方法

          こんにちは。 今回は「最強の成長術」ブラッド・スタルバーグ/スティーブ・マグネス(著) 福井久美子(訳) (ダイヤモンド社)を読んだ感想を独断と偏見で書き綴りたいと思います。 成長の方程式は負荷×休息負荷と休息をバランスよく取る 皆さんは「毎日成長しているな」という感覚がありますか? 「これを絶対にやってやる!」と勢いよく挑戦しても、すぐに燃え尽きてしまう。なんか疲れて長続きしない。結局、何も成長しなかった・・・ このような事を一度は経験したことがあるのではないでしょう

          科学的に証明された誰でも簡単に成長する方法

          もはや体育会系は武器でない

          こんにちは。今回は「体育会系はもはや武器ではない」というテーマについて、自分の独断と偏見で書き綴っていきたいと思います。 とその前に、 社会人の方は学生時代何かスポーツをやっていましたか? 学生の方は何かスポーツをやられていますか? 私は高校までサッカーをやっていて、インターハイと選手権にも出場しました。それに加えて、一般入試で関関同立に合格しました。 先日、中学の同級生に久しぶりに会った時に、言われました。 「お前の経歴、結構すごいな」 そう言ってくれて、ありがた

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          働きすぎ注意!何もしない時間が、幸せを呼び込む

          こんにちは。今回は「週末はNiksen(ニクセン)」山本直子(大和出版) を読んで思ったことを独断と偏見で、書き綴りたいと思います。 働きすぎ、長時間労働しているのは日本だけ⁉ 仕事満足度ワースト1位の日本人 なんと「グローバル就業環境調査」を公表した「仕事満足度」の調査では、 日本人の仕事満足度は5%と世界ワースト1位でした。 その原因の一つとして挙げられるのはやはり、長時間労働です。 しかし本当に長時間労働が原因で仕事満足度がワースト1位なのでしょうか?また日

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          人間が知らない生き方

          生き物から学ぶ生存戦略 こんにちは。 今回は「LIFE人間が知らない生き方」麻生羽呂×篠原かをり(文響社) を読んだ感想を独断と偏見で書き綴りたいと思います。 正直、本屋の棚にこの本が並べてあった時、「生き物から生存戦略を学ぶ?どういうこと?」と思っていました。 しかし興味深い本だなと思ったので、読んでみると、すごく面白い! ということで今回はこの本を紹介したいと思います。 結論から言えば、 この本は生き物から、人生を生き抜くための「普遍の原理」を学ぶことができます。

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          ディスニー成功の秘話

          顧客満足度世界一の企業理念を学びたい方へこんにちは。 今回は「ディスニー7つの法則」 (著)トム・コネラン(訳)仁平和夫(日経BP社) を読んだ感想を大学生である私が独断と偏見で書き綴りたいと思います。 「ディスニー7つの法則」という本は、「夢の国」という奇跡を生み出したディズニーの企業理念を徹底的に解剖した本です。 国境を越え、老若男女問わず愛された「ディスニー」の経営理念から学んだことを自分なりにまとめたいと思います。 この本は、会社経営だけでなく、強い組織論、チー

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          大学4年間が土地開発と言えるワケ

          高校生、大学生、子どもを持つ親へ、大学に行く意味とはこんにちは。今回は「大学4年間は土地開発」という少し変わったテーマについて、私の独断と偏見を綴りたいと思います。 今回はこれから大学生になる人、大学受験を控えている人、将来子どもを持ちたいと考えている方に読んでいただきたいと思っています。 先に今回一番伝えたいことを述べておくと、大学4年間を無駄にするなということです。 「そんな事チンパンジーでも分かるわ!」と読者にツッコミを入れられそうですが、 以降、私が大学での時

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          学問のすすめ

          学問のすすめ こんにちは。今回は福澤諭吉の「学問のすすめ」(現代語訳)斎藤孝=訳 (ちくま新書)を読んだ感想を独断と偏見で綴りたいと思います。 いきなりですが、皆さんは福澤諭吉の「学問のすすめ」を読んだことありますでしょうか? 福澤諭吉の「学問のすすめ」 一度は皆さんも聞いたことがあると思います。 福澤諭吉は慶應義塾大学の創設者でもありますし、一万円札の人としても有名ですよね。 日本人で福澤諭吉を知らない人はいないといっても過言ではないですよね。 そんな彼が、最も日本

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          「狂い」のすすめ

          こんにちは。今回はひろさちや氏の「狂いのすすめ」(集英社新書)を読んだ感想を独断と偏見で綴りたいと思います。 皆さんはこの本のタイトルを見てどう感じましたか? 私はこの本のタイトルを初めて見たとき 「狂いのすすめ⁈・・・・・どうゆうこと?」 「狂うことがいいことなの?」というような印象を受けました。 でもどういう本なのか?少し興味が沸いたので読んでみると、 勉強になることばかり!ということで今回は私が「なるほど!そういう考え方もあるな!」と思ったことを2つ紹介したいと思

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          誰も知らない消費税の真実

          こんにちは。今回は「消費税減税 ニッポン復活論」藤井聡氏、森井じゅん氏(ポプラ新書)を読んでの所感を独断と偏見で綴りたいと思います。 結論から言うとこの本、目から鱗のことばかりでとても勉強になります! 特に消費税の正体とは何か。そして消費税が日本経済を停滞させた原因であるということに本当にびっくりでした。 私は関西ではそこそこ有名な私立大学の経済学部ですが、大学では決して学ばない内容ばかりでした。 今回は特に勉強になったこと「消費税とは何か」について私なりにまとめたい

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          読書コラム「カエルの楽園」

          こんにちは。今回は自分が読んだ本を皆さんにも紹介しようと思います。 そして記念すべき第一回目は百田尚樹氏の「カエルの楽園」について私自身の所感を述べたいと思います。 まずはじめに結論から言うと、「カエルの楽園」本当におすすめの本です! ぜひ皆さんに読んでほしいです。 なんと百田さん自身が「これほどの手応えは【永遠のゼロ】【海賊と呼ばれた男】以来。これは私の最高傑作だ」という程です。 「カエルの楽園」は2016年に発行され20万部を突破した本です。 この本はカエルの物

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