歴史を学ぶ意味とは
私は新たな挑戦をする。
それは「逆説の日本史」(著)井沢元彦(小学館文庫)
を一章ごとにまとめて90秒で皆さんが読めるように要約をすること。
これから歴史について勉強し、記事にしていく。
しかし、ふと思った。
「なぜ歴史を学ぶのか」
そう考えていると、3つの結論にたどり着いた。
歴史を学ぶ意味とは
歴史を教訓にする
かつてビスマルクは言った。
愚者は経験から学び、賢者は歴史から学ぶと。
つまり、自分の失敗から学ぶのではなく、先人から失敗を学び、それを肝に銘じて行動するということ。
先人というと、なかなかピンとこない人も多いかと思う。
先人というのは先輩や両親だと解釈しても決して問題はない。
ここで具体的な例を紹介する。
古代中国で誕生した酒池肉林(しゅちにくりん)という言葉。
酒池肉林という言葉をgoo辞典で検索すると下記の文章が出てくる。
この言葉を一言で表現するなら、酒と女に溺れ贅沢三昧することだと言える。
古代中国の殷の時代、紂王の様子を表した四字熟語。
古代中国では度々王朝交代が行われてきた。これは地政学的観点などが原因であるが、それ以外の理由として挙げられるのは、皇帝の怠惰。
つまり、天下を取ると、慢心し、怠惰で贅沢な暮らしをし、酒と女をつまみにパーティーする。(酒池肉林)
一気に政治をしなくなるのだ。
やはり、これは我々にも当てはまる。
高学歴エリート役人が行う政治パーティー。
有名人のスキャンダル。
金持ちになったら人間性を失う人。
これは人間の原理なのかもしれない。
だからこそ、私たちは先人から学ばなければいけない。
現代を考えるため
現在、日本の問題は何か?これらを考えるには、必ず歴史知識が必要になる。
なぜなら、現代と歴史は深くかかわっているからである。
例えば、
現在問題になっているコストプッシュ型のインフレ。
原因は様々だが、一要素として電気代の高騰、円安の影響での輸入品価格の高騰などが挙げられる。
電気代が高騰した背景には、ロシアの天然ガスの禁輸措置がある。
皆さんもご存じだと思うのでここでは詳しくは述べないが、
ロシアとウクライナの戦争が関係している。
しかし、なぜ遠い国同士の戦争が日本にまで影響するのか。
そこにはNATOと米国の関係、日米の関係がある。
ほう。現在のインフレの問題が日米関係というワードに発展した。
現在の日本とアメリカの関係は非常に興味深い。
というのも、日本はアメリカの属国?だからだ。
これはあまり知られていないことだが、首都圏を日本の飛行機は走行することができない。首都圏の空域は米軍が支配しているからだ。
これは横田空域問題と言われている。
(誤解があるかもしれないので個々人で調べていただきたい。)
自国の飛行機が自国の空を自由に飛ぶことができないのはおそらく先進国で日本だけだろう。
ではなぜこのような問題があるのか、それは日米開戦にまで遡ることができる。また、なぜこれが公にならないのかも考えてみると、必ず歴史に発展する。
これ以上は言及しないでおくが、
現代の問題は必ず歴史と結びつく。
つまり、現代の問題を解決するには歴史を紐解くことが必要不可欠だということである。
未来につなげる
前章では現代の問題は歴史と関わっていると述べた。
しかしそれだけではない。歴史を紐解くと、未来につながる。
歴史を学ぶことで先人からの累代の知恵、文化、精神を活かし、未来につなげることができる。
そして、
我々は今後どのように生きていくのか。どのように生きていくべきなのか。そういったヒントも教えてくれる。
まとめ
今回は歴史を学ぶ意味について書いた。
これから、90秒で学ぶ!をテーマに「逆説の日本史」(著)井沢元彦(小学館文庫)を一章ずつまとめていく。
人間が一分で読むことができる字数がおよそ平均して400~600字だと言われている。つまり90秒だと600字~900字。
今回書いた記事はおよそ1900字、とても90秒でまとめる事ができないじゃないか(汗)
それはさておき、
私はまだ大学生。これから文章を書く練習、学んだ歴史をアウトプットする機会だと思って90秒でまとめていく。
おそらく稚拙な文章になる。間違いもある。これは断言しておく。
だが、それでも様子見程度に一読いただけると幸甚である。
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