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目の前から急にサッカーが消えた

こんにちは。
引退のリリースが出てからはまだ1ヶ月しか経っていませんが、サッカーをやめてからは約2ヶ月が経過しています。

今回はサッカーをやめてからの心境の変化から6月3日のイベントの話まで綴っていきたいと思います。

初めて読む人も多いと思うので軽く自己紹介から。

・順天堂大学スポーツ健康科学部4年
・大学3年の9月まで順天堂大学蹴球部に所属、その後Leothefootballが監督を務めるシュワーボ東京に移籍
・2024年3月に4度目の脳震盪で引退

4度目の脳震盪を起こした瞬間は正直頭が真っ白になってました。脳震盪を起こしたという現実を受け入れられていなかったのでその日は大丈夫と言って頭痛を隠してプレーを続けました。(この判断はどう考えても間違っていますが、そのくらい受け入れられていませんでした。)
明らかに頭痛と吐き気があったものの、何もなかったし、体調も悪くないと自分と言い聞かせてその日は過ごしていましたが、翌日起きた時に激しい頭痛と吐き気を催し、そこで観念しました。
病院に行き、幸い脳に異常はなかったので診断結果は脳震盪。チームのドクターと話しながらプロトコルに従って復帰するように言われた後に恐る恐る病院の先生に「自分これで脳震盪4回目なんですけど、、」と告白すると先生が明らかに動揺していたのが見えました。
絶対ダメというわけではないがプレーを続けるのは危険だという話をされたのは覚えています。言い方的にも初対面の相手に引退しろなんて言えないんだろうなと僕は感じました。

こんなことあるのかという感じでした。10年後もサッカーを続けている前提でビジョンを描いていたし、サッカー×○○のような形でサッカーに軸足を置いた状態でピボットしながら人に価値を与えていくことを考えていたのにピボットどころか軸足を置く場所すらなくなってしまった。本当に何もない。

そこからはひたすら消費と浪費を繰り返す生活。特にやりたいこともなかったし、一日中没頭できる趣味もない、もちろん運動もできないので毎日暇な日々。
小さい頃からサッカーという競技に打ち込んできた人間からしたら頑張ることがないので毎日地獄でした。朝起きてもやることがないので毎朝憂鬱、寝る前に「今日も何もなかったな」と思いながら寝る、本を読んだりモノポリーに参加したりするけど多少の頑張ってる感を得るためにやっているようなものだったので得るものが少ない。完全に手段が目的化してしまっていた。


そんな生活から脱却し自らの力で人に価値を与えたいと思い今回のイベントを開くことにしました。

大学生の遊びの延長だと思っている人も多いかもしれませんが俺はこのイベントに懸けてます。

今まではサッカーを通して画面の向こうの人に価値を与えることができていたかもしれないけどもうそれはできない、それでも世の中の誰かに自分の力で価値を与えることがしたいと思いさまざまなリスクを背負って開催を決断しました。

自分は就活する時間というものを犠牲にして今回のイベントを成功させるために色んな大人の人に話を聞きに行って壁打ちしてもらったりすることに時間を使っています。側から見たら頭がおかしいやつだと思われても仕方ないような行動をしていますが、そのくらいこのイベントに懸けています。

正直現在の集客状況は全く良くないです。想定の何倍も下回っている。このイベントの価値を全く伝えられていない自分の力不足を痛感しています。

開催への思い

世の中にはさまざまな講演会やセミナーなどが存在しています。ただ、無料ならまだしも、お金がかかるセミナーなどは興味があったとしても壁を感じて参加しないという選択をすることが多いのではないでしょうか。

特に体育会の学生は毎日練習と授業に追われていてバイトをする時間も他の学生に比べて少ないと思います。そんな中で十分なリターンをもらえるかわからないセミナーにお金を払うことに躊躇する気持ちは物凄くわかります。

そこで今回はスポーツイベント×学びという内容でイベントを行うことでスポーツイベントで盛り上がることができ、尚且つ学びの機会を得られるコンテンツを作りました。(しかも優勝賞金付き!)

もちろん賞金を狙ってバー当てに参加しに来る学生も多くいると思います。もし優勝できず賞金を獲得できなかったとしても学びの機会で参加費分のリターンは与えられるので是非参加してください!

KING OF CONTROL~第1回バー当て王~
https://note.com/suzuken0815/n/n9a7e35c38af3

正直に言います。皆さんの力が必要です。まだ何者でもない自分一人の影響力では限界があります。
参加できる人は参加してほしいし、もちろんその分の価値は与えられます。
参加できなかったとしてもSNSでの拡散や知人への紹介などの形で協力してほしいです。

普段の自分のキャラクターを知っている人ならわかるかもしれませんが、自分は必要以上にプライベートを曝け出さないし、人に頼るのも苦手です。


本気でこのイベントを成功させようと思っているのでそれが伝わった方は是非協力をお願いします。

ここまで読んでいただきありがとうございました。

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