見出し画像

グルール調整記 MCQに向けて

初めまして。テルテルと申します。この度2019年6月16日に開催された晴れる屋のMCQにてグルールミッドレンジを使用してトップ4に残ることができました。今回の経験を記述でまとめておきたかったことと、この経験を他の方々にも聞いていただきたかったため記事として執筆させていただきました。この記事ではデッキ、カードの選択理由とその過程、サイドボードガイドを執筆しました。拙い文章ですが、最後まで読んでいただけたら幸いです。

グルールの選択

 「グルール」
ミシックチャンピオンシップ・バルセロナ予選 6/16 (スイスラウンド5位)

8 《森》
7 《山》
4 《踏み鳴らされる地》
4 《根縛りの岩山》
-土地 (23)-
4 《ラノワールのエルフ》
4 《成長室の守護者》
3 《楽園のドルイド》
4 《グルールの呪文砕き》
4 《再燃するフェニックス》
4 《無効皮のフェロックス》
4 《スカルガンのヘルカイト》
-クリーチャー (27)-
2 《ショック》
2 《溶岩コイル》
4 《ボーラスの壊乱者、ドムリ》
2 《世界を揺るがす者、ニッサ》
-呪文 (10)-
4 《軍勢の戦親分》
2 《ショック》
2 《溶岩コイル》
2 《争闘/壮大》
2 《実験の狂乱》
2 《ビビアン・リード》
1 《打ち壊すブロントドン》
-サイドボード (15)-


グルールの強さは《ラノワールのエルフ》によるマナ加速からの多角的な攻めにある。マナレシオの高い《グルールの呪文砕き》、数と打点の暴力の《軍勢の戦親分》、マナ加速と除去を兼ね備えた《ボーラスの壊乱者、ドムリ》、飛行かつ破壊耐性持ちの《再燃するフェニックス》、《成長室の守護者》や《スカルガンのヘルカイト》といった攻めつつマナフラに強いカードなど、これほど対処困難な攻めをするデッキはスタンには他にない。
GP台北ではグルールがその前の大会で目立っていたため、グルール同士がお互いをメタり沈んでいったため負け組だったが、デッキ自体のパワーは高いものであり、GP台北ほどMCQではメタられはしないだろうという読みで使用を決断。MTGアリーナ(ミシック帯)での調整を始めた。

エスパーとランプが多過ぎる。

GP台北が終えてから急激に増えた。他にもグリクシスや純正ネクサスが増えたように感じた。エスパーは《ケイヤの怒り》がただただ辛く、PWの増量などの他の攻め手が必要となった。ランプの《世界を揺るがす者、ニッサ》は出されたターンに確実に対処しなければならず、より攻め寄りの構築が必要となった。また、ランプ系と対戦している際に、プレイされたら高確率で敗北するカードが存在した。

《幻惑の旋律》である。こちらの《成長室の守護者》や《グルールの呪文砕き》が奪われてしまうとデカい壁となってしまい、こちらの肉と相打ちになり、リソース切れが生じそのままずるずると敗北する。他にも《切り裂き顎の猛竜》なども採用されており、グルールにめっぽう強い構成となっていた。このままではダメだと考えたときに、Ondřej Stráskýのグルールを見つけた。

ミシック帯1位を会得していた。だいぶ対グルールに寄っているように見え、この環境では通用しないのではと半信半疑ではあったが使用してみた。

なんとランプに勝てるのである。というのも、《無効皮のフェロックス》と《突進するモンストロサウルス》が《幻惑の旋律》に強くニッサをいとも簡単に倒した。また《無効皮のフェロックス》は《聖堂の鐘憑き》や《破滅の龍、ニコル・ボーラス》のディスカードのCIPを裏目に取るだけでなく、《ケイヤの怒り》には弱いものの、各種タンタイ除去にはめっぽう強く、最低4マナかかる。《再燃するフェニックス》では《時を解す者、テフェリー》や《ドミナリアの英雄、テフェリー》に簡単にバウンスされていたシーンも《無効皮のフェロックス》なら余計に2マナ払わせるか、そもそも対処できないといったシーンが多発した。《突進するモンストロサウルス》は+1から入った《ドミナリアの英雄、テフェリー》や《龍神、ニコル・ボーラス》を一撃で落とせる上に、《永遠神の投入》に当たらないため、対コントロールにおいても大いに活躍した。
だが《無効皮のフェロックス》は《不滅の太陽》との相性が最悪であり、この2枚を共存させるのは事故の元だと考え、《不滅の太陽》の採用は見送った。そうするとエスパーへの耐性が落ちてしまうため、《切り裂き顎の猛竜》を不採用とし《再燃するフェニックス》を再び採用した。

《無効皮のフェロックス》は嬉しいことに、対赤単、白単、グルール、イゼフェニといったデッキたちにも劇的に刺さり、簡単に勝利させてくれた。《無効皮のフェロックス》、《再燃するフェニックス》と4マナ域が多くなってしまったが、《楽園のドルイド》の採用により4マナ域へのジャンプが容易になっており、むしろ効果的となった。

この構築により勝率は上がり、MCQ2日前にはミシック帯11位を会得できた。これは私の成果では最高であり、大いに喜ばしいことであった。

※画像では16位の段階しか撮れていませんでした。

最終的なカードの選択理由をまとめる。

・《ショック》のメイン、サイドの4枚採用

マナクリに有効であり、苦手な白単も見れるため4枚の採用となった。《ボーラスの壊乱者、ドムリ》の+1から撃てるため赤単や白単といった相手には抜きたかったドムリも全部抜かずには済むようになりサイドボードの圧迫はそれほど感じなかった。

・メインの《稲妻の一撃》の不採用、《溶岩コイル》の採用

昨今のコントロールはクリーチャーが入っているため腐りにくいということとタフネス4が多く追放がありがたい環境のため《溶岩コイル》のほうが優先度が高いと考えた。また環境から《野茂み歩き》が減少していることで2ターン目に野茂みを倒せるカードのメインサイドの合計の枚数を減らしても影響は少ないと判断した。

・《世界を揺るがす者、ニッサ》の採用

《無効皮のフェロックス》との相性は悪いが、それを踏まえても余りあるカードパワーがある。マナブースト手段が豊富なため4ターン目にはほぼ着地し、その後の展開の手助けもする。pw環境での速攻は頼もしい限りであり、本体はクリーチャー除去を受けない。マナクリ×2からのブン回りの頂点であり対コントロール戦でのカギになるためメイン2枚採用。

・《突進するモンストロサウルス》の不採用、《スカルガンのヘルカイト》の採用

これは本当に迷った。上記で述べたように《突進するモンストロサウルス》を採用する利点は確かにあったのだが、赤単、白単相手には《スカルガンのヘルカイト》がめっぽう有効な点、ミラーでは飛行が重要な点、そして何より単純なカードパワーではヘルカイトのほうが高い点、これら3点が最終的にヘルカイトの採用を決断させた。

信じてやれずごめんよモンストロサウルス…

・サイドに《ビビアン・リード》の採用

対コントロールに対するpwの増量。《無効皮のフェロックス》といった当たりも増えたため+1が機能しやすい。 環境に《黎明をもたらす者ライラ》や《イクサランの束縛》も増えており、ネクサスやヘルカイト多めのミラー、赤単、イゼフェにも有効と幅広く効くためサイドに2枚採用。

・サイドに《実験の狂乱》の採用

対コントロール、ミラーに対してのPWとは別方面のアドバンテージ源…として採用したが、盤面に影響を与えない、そもそもデッキの構成が重いから大抵毎ターン唱えられて1~2枚、エスパー相手だと各種テフェリーや《灯の燼滅》で結局対処されてしまうため活躍しなかった。むしろ《スカルガンのヘルカイト》と入れ変えていたが、ヘルカイトだったら勝てたゲームが2回発生した。大変大きな失敗となってしまった。

MCQ当日のゲーム結果

R1 スゥルタイ《戦慄衆の指揮》○○
R2 白単 ○×○
R3 イゼットフェニックス ○○
R4 エスパーコン ×〇×
R5 白単 ○○
R6 エスパーコン ○×○
R7 エスパーミッド ○○
R8 ネクサス ×○○
se1 ネクサス ×○○
se2 グルール ××

ランプとは当たらなかったものの、想定していたエスパーと多く当たった。エスパーは相性的には五分ではあるものの、練習のかいあり有利にゲームを進められた。だからこそR4の3ゲーム目を《実験の狂乱》で落としたのが痛い。

初戦のスゥルタイ《戦慄衆の指揮》は最近対戦しておらず、また《稲妻の一撃》の不採用が辛いかと思ったが、しっかり《溶岩コイル》を引けたことと、《無効皮のフェロックス》が大活躍し勝利を収めた。

白単は苦手な相手だったが、《無効皮のフェロックス》が壁となり、《スカルガンのヘルカイト》がゲームを決めてくれた。ここで事前にヘルカイトを採用したことが生きた。

ネクサスは苦手な相手だったが、《ラノワールのエルフ》からの《軍勢の戦親分》といった動きやディッチャが引けたため勝利を収めることができた。最後のグルールは反省する点が多くあった。これは最後に記述しようと思う。

サイドボードガイド

このデッキでのサイドボードで大事なことは、

「いかに相手の想定と違うことを行えるか」

である。このデッキは多角的な攻め方が行えるのが強みであり、それはサイド後でも重要である。辛いカードを使われたときそれを対処するカードはもちろんのこと、そもそも自分の対処されるカード自体抜くことも時として必要だ。ここでは具体的なサイドボードプランの載せはするが相手に合わせたサイドボードを行うことが何より大切なので、頭を柔らかくして柔軟に対応することが勝利につながる。

対バントランプ

サイドイン         
4《軍勢の戦親分》(先行)   
2《ショック》
2《溶岩コイル》
2《争闘/壮大》
2《ビビアン・リード》
アウト
4《成長室の守護者》
4《グルールの呪文砕き》(先行)
2《再燃するフェニックス》
2《世界を揺るがす者、ニッサ》

先行の《軍勢の戦親分》はバリューが高いが、相手も《切り裂き顎の猛竜》といった対策カードを入れてくるため、後攻は《ボーラスの壊乱者、ドムリ》がいれば殴れる《グルールの呪文砕き》を残す。《再燃するフェニックス》は《時を解す者、テフェリー》や《イクサランの束縛》のいい的なので減らす。やることはマナクリ焼いて自分はマナクリからデカブツたたきつけて殴り切る。もし《幻惑の旋律》が見えたり、唱えられそうなマナベースだったら後攻でも《軍勢の戦親分》を入れる。《軍勢の戦親分》は取られても大したことないが、《グルールの呪文砕き》を取られると途端に負けが見えてくる。

対シミックランプ

サイドイン         
4《軍勢の戦親分》   
2《ショック》
2《溶岩コイル》
2《争闘/壮大》
アウト
4《成長室の守護者》
4《グルールの呪文砕き》
2《世界を揺るがす者、ニッサ》

やることはバントランプと一緒。マナクリ焼いて自分はマナクリからデカブツたたきつけて殴り切る。ただ速度がバントランプより早いうえに、《集団強制》がフル投入されてるため全速力で殴り切る。

対エスパーコン

サイドイン
4 《軍勢の戦親分》
2 《実験の狂乱》(2ゲーム目のみ)
2 《ビビアン・リード》
1 《打ち壊すブロントドン》
サイドアウト
4 《スカルガンのヘルカイト》(3ゲーム目は2枚)
2《ショック》
2 《溶岩コイル》
1 《ボーラスの壊乱者、ドムリ》

《スカルガンのヘルカイト》は《喪心》や《灯の燼滅》、《永遠神の投入》といったカードが刺さるためできるだけ抜きたい。《ボーラスの壊乱者、ドムリ》は-2の対象が少ないのでダブりやすい。マナクリを残すのは土地を23枚しか採用していないためマナベースに負担をかけたくないこと、布告除去が採用されていることが多く、囮にできること。また《ボーラスの壊乱者、ドムリ》があるため打点が少しは望める。ただし 《肉儀場の叫び》を2枚以上採用していそうだったら《楽園のドルイド》を減らすといったことも必要になってくる。3ゲーム目で《実験の狂乱》でなく《スカルガンのヘルカイト》を入れる理由だが、2ゲーム目でこちらがロングゲームプランを取ってくることに気づいた相手は恐らく、《戦慄衆の指揮》を入れ直してくるだろう。そうしたらライフを詰めに行くプランに変える必要がある。

対エスパーミッド

サイドイン
4 《軍勢の戦親分》
2 《実験の狂乱》
2 《ビビアン・リード》
サイドアウト
4《無効皮のフェロックス》
2《ショック》
2 《溶岩コイル》
《無効皮のフェロックス》をメインで見せたなら、恐らく相手は《聖堂の鐘憑き》を抜いてくるだろう。《第1管区の勇士》のトークンになすすべもないフェロックスを残す理由はない。もし相手がそもそも《聖堂の鐘憑き》を抜いていなかったり、2ゲーム目がロングゲームになりこちらがフェロックスをアウトしてるのを見抜かれてそうだとしたら再びインする。

対白単

サイドイン
2 《ショック》
2 《溶岩コイル》
1 《打ち壊すブロントドン》
サイドアウト
先手
4《グルールの呪文砕き》
1《ボーラスの壊乱者、ドムリ》
後手
3《ボーラスの壊乱者、ドムリ》
2《世界を揺るがす者、ニッサ》

先手はマナブーストから好き勝手やる。《グルールの呪文砕き》はこのゲームではブロッカーとしての役割しかないので先手は抜く。後手はpwが弱いので抜く。

対赤単

サイドイン
2 《ショック》
2 《溶岩コイル》
1 《打ち壊すブロントドン》
2 《ビビアン・リード》
サイドアウト
3 《楽園のドルイド》
2《ボーラスの壊乱者、ドムリ》
2 《世界を揺るがす者、ニッサ》

《楽園のドルイド》は《ゴブリンの鎖回し》のいい的なので抜く。負けるとしたら《実験の狂乱》なので、割るか狂乱が仕事する前に殴り切る。

対イゼフェ二

サイドイン
4 《軍勢の戦親分》(後手2枚)
2 《ショック》(後手)
2 《溶岩コイル》
2 《争闘/壮大》
2 《ビビアン・リード》
サイドアウト
4《再燃するフェニックス》
4《ボーラスの壊乱者、ドムリ》
2 《世界を揺るがす者、ニッサ》

《再燃するフェニックス》は《溶岩コイル》で焼かれ、《約束の終焉》で使い回されるため基本役に立たない。《軍勢の戦親分》は先手は4枚入れるが、後手は《ゴブリンの電術師》に先手2ターン目に出された場合生かしてはいけないため、後手は2枚ショックと入れ替える。pwは基本相手の《孤光のフェニックス》に殴られ放題なため全て抜く。《ビビアン・リード》は例外で、《弾けるドレイク》、《永遠神ケフネト》を対処できるためサイドインする。

対ネクサス

サイドイン
4 《軍勢の戦親分》
1 《打ち壊すブロントドン》
2 《ショック》
2 《争闘/壮大》
2 《ビビアン・リード》
サイドアウト
4《再燃するフェニックス》
4《無効皮のフェロックス》
2《スカルガンのヘルカイト》
1《世界を揺るがす者、ニッサ》


このゲームは速度が重要であり、ダメージの加速が狙えるカードと《荒野の再生》対策のディッチャを入れ、即効性の低いカードを抜いていく。《溶岩コイル》はサイド後入ってくる《茨の副官》、《樹上の草食獣》、《生体性軟泥》に当たるため残す。だが基本的には抜きたいカードではあったため、サイド不足が表立ってしまった。《打ち壊すブロントドン》の増加などが好ましい。

対グリクシス

サイドイン
4 《軍勢の戦親分》
2 《実験の狂乱》
2 《ビビアン・リード》
2 《争闘/壮大》
サイドアウト
2 《楽園のドルイド》
4 《スカルガンのヘルカイト》
2《ショック》
2 《溶岩コイル》

このゲームは基本対エスパーと一緒だが、有効なカードが多いため、消去法で《肉儀場の叫び》、《煤の儀式》に巻き込まれてしまう《楽園のドルイド》をアウトする。このゲームの《実験の狂乱》は相手が触れる手段がかなり限られているため、大いに活躍する。

対スゥルタイ《戦慄衆の指揮》

サイドイン
2 《溶岩コイル》
サイドアウト
2《ショック》
《野繁み歩き》をいかに対処するかのゲームとなる。野茂みが成長してしまったらこちらの攻撃は通らなくなり、蓄えたライフが《戦慄衆の指揮》を爆発させる。これを防ぐためにも《溶岩コイル》か先手での《ボーラスの壊乱者、ドムリ》のキープが重要となる。相手が除去を警戒して野繁みを温存させないよう、常に自分の盤面に高い打点を保てるよう意識したい。


対グルール

サイドイン
2 《溶岩コイル》
2 《争闘/壮大》
2 《実験の狂乱》
2 《ビビアン・リード》
 サイドアウト
4《グルールの呪文砕き》
2《ショック》
2《世界を揺るがす者、ニッサ》

基本重い構成の方が勝つゲーム。《争闘/壮大》と《ビビアン・リード》はゲームの肝となる《スカルガンのヘルカイト》に対応できる貴重なカード。《グルールの呪文砕き》はサイド後入ってくる《無効皮のフェロックス》、《切り裂き顎の猛竜》に無力であり、ゲームに影響することはまれなため抜く。《世界を揺るがす者、ニッサ》は地上を固めつつ勝利に直結してくれるカードだが、このゲームのメインである《再燃するフェニックス》と《スカルガンのヘルカイト》にやんごとなく処理されてしまうため抜く。

以上を踏まえてのse2戦目の対グルール反省

私は上記で挙げた通りのサイドボードを行い、敗北した。それは何故か?サイドボーディングを間違え、プレイミスも起こしたためだ。


メイン戦、相手は《茨の副官》、《ザル=ターのゴブリン》をプレイし、こちらのマナクリを《稲妻の一撃》で焼きこちらの土地が2枚で止まっているうちに殴り切った。まず《茨の副官》、《ザル=ターのゴブリン》を見た時点で相手の《成長室の守護者》の不採用を疑うべきだった。そして《稲妻の一撃》の採用。相手はかなり前のめりの構築でありこちらはそれらの猛攻を防ぐことを第一にすべきだった。《グルールの呪文砕き》を抜くのはありえないことであった。私は相手が《ザル=ターのゴブリン》、《稲妻の一撃》といった長期戦で弱いカード抜くだろうと勝手に思い込んでいたため、サイドボードを想定していた通り行ってしまったのだ。

次にプレイミス。サイド1戦目、私は最初軽やかなスタート始められて一気に12点ライフを削った。その後盤面がきれいになっていき、
相手 
ライフ8 手札0 土地8 場に《茨の副官》

自分 
ライフ20 手札《争闘/壮大》 土地6 場に《ラノワールのエルフ》2体

そしてこちらのトップは《溶岩コイル》。これで何を引かれても対処でき、こちらは悠々と強いカードを待てばいいといった状態に落ち着けた…とはならなかった。ここで私はその時何を考えたのか攻撃していた。ゲームを終わらせたかったのだろう。当然この時《茨の副官》でブロックし、パンプする。私は《争闘/壮大》と《溶岩コイル》を使い切り《茨の副官》を倒す。
ちなみにこの時《茨の副官》が《溶岩コイル》で対象に取られたときの誘発をお互い忘れていた。それだけ冷静でなかったのだろう。そして次の相手のトップは…《スカルガンのヘルカイト》

プレイミスを咎めていくトップ

結局そのまま敗北。ゲームが終わった後、観戦していた友人がそのプレイミスを指摘してくれるまで私自身、プレイミスしてたことに気づいていなかった。

まとめ

私はこういった舞台でここまで勝てたのは初めてであり、舞い上がっていた。気が気でなかった。憧れのプロツアーが目の前にある。相当なプレッシャーがかかっていたように思える。そして正常なプレイが出来ず敗北してしまった。今回この記事を執筆したのはこの出来事が胸につっかえて、辛くてたまらず、思いの丈をぶつけたかったのが本音である。今現在も辛い。

この記事を執筆していて思ったが、言語化するとあいまいだった部分がはっきりとして気持ちがいい。今後のグルールのプレイがより最適化するだろう。それに自分の精神力の未熟さも理解できた。競技が怖くなってしまったような気もするが、それ以上にもう一度挑戦したい気持ちが強い。次はfainals予選だ。場数を踏んで成長していきたい。

最後気持ち悪かったですね。こんな駄文に付き合わてしまい申し訳ありませんでした。グルールを使う方や対策をされる方の助けになれたらうれしい限りです。最後まで読んでいただき、ありがとうございました。














この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?