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きょうだい児に読んでほしいnote

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「きょうだい児(精神疾患を抱える当事者のきょうだい)」の方に、とくに読んでほしいnoteを抜粋しました。
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#家族問題

♯025 現実的な解決の視点とは? 家族の問題の「レベル」を認識する

弊社が介入した(もしくは相談に乗った)「家族の問題」において、一定の解決をみた家族の共通項を挙げてみます。 ①家族の中に、「判断力・決断力・行動力」のある人(キーマン)がいて、家族をまとめることができる(相談をしてきた人がキーマンとなる場合が多い)。 ②キーマンとなる人が、自分の家族の問題がどのレベルか、緊急性と難易度を理解できている。 長く問題を解決できていない親に足りないもの厳しいようですが、長期にわたり問題が解決していない(弊社がアドバイスをしても解決につながらない

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♯007 きょうだい児の立場で、何をすべきか ③親は「心配ない」と言うけれど?

親の介護をどうするかは、今や社会問題となっていますが、実家に精神疾患(あるいはその疑いのある)きょうだいが同居しているとなると、さらに複雑な事態となることもあります。 親に介護が必要になったとき……想像してみよう 弊社に相談のあった事例として、「親に介護が必要な状況なのに、本人が(きょうだいを)自宅に入れてくれない」「訪問介護など第三者の訪問も、本人が拒否してしまう」「親は施設入所を望んでいるのに、本人が頑なに反対している」「(親が入院した際)親の主治医と本人が、治療方針に

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♯005 きょうだい児の立場で、何をすべきか ①現状を知る

親が、精神疾患(疑いを含む)のある子供(以下、本人)と同居しながら、適切な医療につなげられていないばかりか、親自身も健全な生活ができなくなっている……。本人の兄弟姉妹(以下、きょうだい)から、そのようなご相談を受ける機会が増えています。 家族の状況(よくある事例) そのうちに、親が何とかするはず!?きょうだいの中には、「親がそのうち何とかするだろう」という希望的観測のもと見て見ぬ振りをしている方もいます。しかし、親が倒れるなどいよいよの事態になってから動こうとするのでは、

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