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こんな台風、それにこんな夜中。あぁまったく、先輩、これはさすがに凡才ですよ。

あぁあぁ、まったく、自分が来なかったら何時までいるつもりだったんですか。もーこんなにぬれて、髪もボサボサで。馬鹿ですね、凡才です！コーヒーのめますか？最近やっと自販機にもホットが追加されたみたいです。ブラック飲めますよね天才なら。

もしかしてと思ってきてみたら……。やめてください。いやですよ自分、先輩とこんなところで

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台風だもんな。さすがに今日は来ないか……。

そうだな。そうだよな……。

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どうした天才のキミ。さらに怪訝な顔になったな？カワバタと話して天才になったから天才のキミだ。わかりやすくていいだろう？

友達ができない？いや……そうだな……。それはそのーつまり。えーっと。そうだあれだ！天気の話！はい！うん。天気の話を話題にするといいと聞くぞ！天気予報はみんな毎日みるからな。納得だ。

それにあれだ。ちょうど近日中に台風が来るらしいじゃないか。これを話題にしたら友達出来ること間違

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んー？なんだキミ？もうかえってしまうのか？今日は早いのな？充電か！ちょっとまってな……カワバタいいのもってるんだー。なんたってできる天才だからなー？

じゃーん！ばってりーもりもりめかー

えっ。知らない？バッテリーモリモリメカをご存じでない？あらーそれはそれは。ぜひこれを知って天才になってくれ。

モバイ……じゃなくてバッテリーモリモリメカだ。はい。うん。これで携帯もおなか一杯だなー？よかったな

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キミ！そうキミだ。

今日はこの天才カワバタが勉強を教えてあげよう。遠慮するな。こう見えても人並みには勉強できるし、国語の教科書を読むのは好きだ。九九だってできる。

数字だって１から50数えれれば完璧で天才的だ。なに……といわれても困るんだが。あと620！うん。はい。いや……理由はないんだ。なんとなく。しょうがないなぁーカワバタが一緒に数えてあげようか？

まってまってまって！難しい言葉を使うん

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今日もいた！よかったー。よかったよかった。聞いてくれ！キミ！ナァ！アァー！

さっき、さっきな！カワバタは歌を歌ってたんだ……そしたらな……。もう！コラ！この際なんで歌ってたか、なにを歌っていたかどうでもいいだろ！いやすまない。少し大きな声をだしてしまった。小声で……小声で話すな……。

さっきしらないおじさんに声をかけられたんだ！もう怖くて怖くて。ダッシュで逃げてきた。カワバタもう夜の公園いかな

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あっこら！また来たのかキミ。レディの携帯を勝手に覗くんじゃないぞ！えっちー。

もう深夜二時だぞ………。蚊にかまれる。かゆかゆってなっても知らないからなカワバタ。

なんだそんな顔して。あぁ……えーっとそのだな……。学校は………。ホラ！カワバタは天才だからな！学校なんて行かなくても平気なわけだ。ウン。それともなんだ？会えるかなーって探してくれてたのか？ふっふっふーん、残念だったな。マァ多分学校行っ

ねくすとかばたひーんとかわばたやすなりのさいご

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まってまってまってほんとやめておばけやだやだやだ!!!!!!!

……………えっ…?あっ……なんだキミかぁびっくりした……。

え？もちろん知ってるさ。あれだろうキミ。今年カワバタと同じクラスの。まぁカワバタは天才だからな！ふふん！

君こそこんな時間に………あぁいや。カワバタはそのー……。そんなこと別にいいじゃないか。ほら、もー！早く帰りなさい。もう夜も遅い。学校だって明日キミはあるだろう？それ

ある日の配信。

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