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都会で農業バイト暮らしの1か月目、お金と待遇の話

個人的な体験談なのですが、農業系のアルバイトで少し頑張って稼げる金額は月収20万円前後です。時給1,000円なら月200時間。1日8時間労働を週6日働く計算です。

この金額は都会でも田舎でもあまり差がありません。季節雇用ならむしろ、田舎のほうが時給がよかったりします。

現在、埼玉県にアパートを借りて生活しておりまして、結局のところ仕事は農業バイトにしました。今後農家を志ているため仕事を通じて学んでいきたいし、身体を動かして働くのも健康によい。また、都会でもある程度農的な生活を送れるのも、根っからの田舎者からしたら安心感があります。

しかしながら、前述のように月収は20万円ほど。田舎での農業バイト収入と差がありません。

そんな状況ですが、アパートの家賃や駐車場代・物価の差額を加味すると月に5万円ほど埼玉暮らしのほうが出費が高いんですよね。月20万円で生活できなくはないけれど、田舎シェアハウス暮らしのときと比べたら余裕がなくなりました。

都会ならアルバイトでももう少し稼げるハズなのですが、農業系に絞るとそんなことはなかったという。働いている人も、主婦や定年後の方がほとんど。まとまってガッツリ働く若者は田舎以上に珍しいです。


同じ肉体労働なら工場勤務のほうが時給も待遇もよかったりします。農業は天候に左右される面が大きく、シフト制で確実に休みを取れるわけではありません。覚える仕事量もだいぶ違ってくるでしょう。

そういう「仕事」という面で考えたら、さまざまな仕事がある都会において、農業バイトを選ぶ人は少なさそうです。時給は最低賃金並だし、それなのに肉体労働だし。

ゆくゆくは農家になりたいとか、給料は多少低くても自然の中で働くことに喜びを感じるとか、そういった付加価値を得られる人でないと厳しいなと思います。

いつもありがとうございます。 また読みにきてくださいね(^^)