アカデミー賞マニアのひと・デザイナー|ナッカ・ザッカーバーグ

日本ではあまり報道されないハリウッド映画に関する記事や体験に基づいた記事をオリジナルイ…

アカデミー賞マニアのひと・デザイナー|ナッカ・ザッカーバーグ

日本ではあまり報道されないハリウッド映画に関する記事や体験に基づいた記事をオリジナルイラストと共に書いています。 モノ関連やデータベースっぽいものはブログへ。 https://zuckinside.com 「三度の飯とアカデミー賞が好き。」ネッコ・ザッカーバーグの中の人。

メンバーシップに加入する

アカデミー賞の情報交換をするコミュニティです。 原則毎日掲示板にアカデミー賞関連情報を配信しています。 定期的にアカデミー賞の予想記事も配信します。

  • ニャカデミー賞準会員

    ¥500 / 月
    初月無料
  • ニャカデミー賞会員

    ¥1,000 / 月
    初月無料

マガジン

最近の記事

  • 固定された記事

【前編】まさにSFレベルの天才/宇多田ヒカル『SIENCE FICTION』

 宇多田ヒカルがデビュー25周年を迎えるにあたってX上でカウントダウンがはじまり、「ひさびさのツアーか!?」と予想したファンは少なくなかったはず。  その予想は的中することになったのですが、その期待を超えてなんとベストアルバムの発売!しかもそのタイトルは『SIENCE FICTION』!  本人もこのタイトルが思い浮かんだときに「これだ!」と思ったらしいのですが、こんなにしっくりくるものもなかった。タイトルだけで名盤決定。  一方でベストアルバムか…と思ったファンもいた

    • 『マッドマックス:フュリオサ』は前作ノレなかったひとやシリーズに興味がなかった/観たことないひとほどオススメ!

       カンヌ映画祭でプレミア公開された『マッドマックス:フュリオサ』。なかなかの盛り上がりようでした。  が、先週ひと足先に公開された北米ボックスオフィスでは、オープニング成績が$26,326,462と微妙な結果に。  これは落胆の声が上がっています。 昨年BoxOfficeとの比較 昨年の同じ週末(Weekend 21)に公開され、一位となった作品は『リトル・マーメイド』。  興行成績は$95,578,040で、『マッドマックス:フュリオサ』は、3倍以上の差がついています

      有料
      300
      • 再生

        「マッドマックス」シリーズを観る方法

        『マッドマックス:フュリオサ』観てきました! まだ「マッドマックス」シリーズを観たことのないひとほどオススメで、逆に先に観たほうが楽しめるような作品になっていました。 それでも事前に観たい方やフュリオサを観て、シリーズを観たくなった方はHulu/Amazonプライム/U-NEXTなら全作品が観れます! ただ世界観が同じなのは『マッドマックス 怒りのデスロード』だけっちゃだけなので、その場合はNetflixでも。

        • 興行成績は微妙でも、旬のスターが出る『マッドマックス:フュリオサ』は公開初日に観ます!!! ひさびさにエグゼクティブシートで!楽しみ!

        • 固定された記事

        【前編】まさにSFレベルの天才/宇多田ヒカル『SIENCE FICTION』

        マガジン

        • 映画
          131本
        • アカデミー賞
          85本
        • サウナ
          13本

        メンバーシップ

        • 【第96回アカデミー賞】好きなドレスランキング vol.4

          この投稿を見るには メンバーになる必要があります
        • (たぶん)日本公開が決まっている注目作 vol.1

          この投稿を見るには メンバーになる必要があります
        • 『マッドマックス:フュリオサ』を観る

          この投稿を見るには メンバーになる必要があります
        • 【北米BoxOffice2024】Weekend 21(5月24〜27日)オスカーポテンシャル

          この投稿を見るには メンバーになる必要があります
        • 【第96回アカデミー賞】好きなドレスランキング vol.4

          この投稿を見るには メンバーになる必要があります
        • (たぶん)日本公開が決まっている注目作 vol.1

          この投稿を見るには メンバーになる必要があります
        • 『マッドマックス:フュリオサ』を観る

          この投稿を見るには メンバーになる必要があります
        • 【北米BoxOffice2024】Weekend 21(5月24〜27日)オスカーポテンシャル

          この投稿を見るには メンバーになる必要があります

        記事

          苦しい毎日でも希望はあるのだと説く『ミッシング』

           はじめて観た𠮷田恵輔監督の作品は、たぶん『さんかく』だったと思います。  タイトルとおり「三角関係」を描いた作品なのですが、その三角関係は何千ものドラマになってそうな三角関係(姉妹と男)であるのに、今までにない映画だったので衝撃を受けたのを覚えています。  田畑智子さんは既に演技派としての地位を獲得していたので、キャリアに恥じない素晴らしい演技だったのですが、サプライズは高岡蒼佑さんと小野恵令奈さん(当時AKB48)。  特にえれぴょんはめちゃくちゃ良くて、今後の活躍に

          苦しい毎日でも希望はあるのだと説く『ミッシング』

          再生

          今週末公開の『マッドマックス:フュリオサ』は、BoxOfficeで結果を残せず。

           日本では今週末公開の『マッドマックス:フュリオサ』。  北米では先週末公開となりましたが、ランキング一位獲得は死守するものの、興行成績は$26,300,000と撃沈。    この数字がいかに微妙かというと、昨年同じ週に公開され、1位を獲得した『リトル・マーメイド』は$95,578,040と3倍以上の興行成績を上げています。  前評判が良くなかった『リトル・マーメイド』に比べ、『マッドマックス:フュリオサ』は、カンヌでもプレミアも好評だったのに、正直「落胆」の一言に尽きます。  まだ失敗とは言い切れませんが、アニャ・テイラー=ジョイとクリス・ヘムズワースのスターパワーにも影響がある可能性があり、賞レース参戦は厳しくなったかもしれません。

          今週末公開の『マッドマックス:フュリオサ』は、BoxOfficeで結果を残せず。

          再生

          "さわやか"な"しきじ"への旅をしてきたのですが、なかなか満足度高かったです。 首都圏に住んでる方は、ちょっと煮詰まったらとても良いリフレッシュになるかと!

          "さわやか"な"しきじ"への旅をしてきたのですが、なかなか満足度高かったです。 首都圏に住んでる方は、ちょっと煮詰まったらとても良いリフレッシュになるかと!

          【カンヌ映画祭2024】パルム・ドールは"Anora"に/めちゃくちゃ外した

           第77回カンヌ国際映画祭が閉幕、最高賞のパルム・ドールは、ショーン・ベイカー監督の"Anora"が受賞しました。おめでとうございます!  早速ですが振り返っていきましょう。 やっぱり星取表一位の作品はパルム・ドールは穫れない 星取表は当てにならないという記事を書きましたが、最も星を獲得した"The Seed of the Sacred Fig"(モハマド・ラスロフ監督)はパルム・ドールを受賞できませんでした。  このScreen Internationalの星取表は1

          【カンヌ映画祭2024】パルム・ドールは"Anora"に/めちゃくちゃ外した

          【カンヌ映画祭2024】パルム・ドールはどの作品に!?/最終予想

           フランシス・フォード・コッポラ監督の"Megalopolis"やデヴィッド・クローネンバーグ監督の"The Shrouds"など、巨匠の作品が低評価に終わり、そもそもコンペ部門の作品がどれも微妙な状況が続いていましたが、後半に入りショーン・ベイカー監督の"Anora"など、ようやく星取表で三つ星を超える星を獲る作品が出てきました。  星取表は当てにならないという記事を書きましたが、作品を鑑賞できない現状、いまある情報で予想するしかないのが実際のところです。  では、本日

          【カンヌ映画祭2024】パルム・ドールはどの作品に!?/最終予想

          【カンヌ映画祭2024】アカデミー賞に絡んだコンペティション部門の各賞受賞作

           トランプ元大統領の伝記映画"The Apprentice"のプレミアに登場したケイト・ブランシェットのドレスが話題になっています。  とても彼女らしい主張のスタイルですが、そもそも今年のカンヌ映画祭は政治的な発言を認めないというスタンスを取っているそうで、パレスチナ問題に対する問題提起というだけでなく、「カンヌ映画祭」への抗議も意味しているようです。  スピーチで政治的発言をすることについて良しとするかは、個人の考えもあるかと思いますが、禁止するのは明らかにやりすぎ。

          【カンヌ映画祭2024】アカデミー賞に絡んだコンペティション部門の各賞受賞作

          昨日吉田恵輔監督最新作『ミッシング』を観てきました。 平日の午前中という時間にも関わらず、思ったより入っていてビックリ。 やっぱりどメジャーな女優さんが主役だと違うんですね…。

          昨日吉田恵輔監督最新作『ミッシング』を観てきました。 平日の午前中という時間にも関わらず、思ったより入っていてビックリ。 やっぱりどメジャーな女優さんが主役だと違うんですね…。

          『ボブ・マーリー:ONE LOVE』はちょっとわかりにくい

           ボブ・マーリーが亡くなったのは1981年ということに、本作を観て知ったくらい、彼に関してかなり疎いです。  そのことに気づいて思ったのは、自分が生まれる前に亡くなっているのにいまも圧倒的な存在感があるということ。  いまもレゲエと言えばボブ・マーリーだし、友人がドレッドヘアーにしたときは「ボブ・マーリーじゃん」って言ったし、ジャマイカは…最近はウサイン・ボルトですかね…。  あと私が尊敬しているひとの一人に夏木マリさんがいるんですが、彼女のはじめてのライブとベストライブ

          『ボブ・マーリー:ONE LOVE』はちょっとわかりにくい

          IMAX?Dolbyシネマ?/映画館と上映方式の選び方

           みなさんは映画の映像や音響にこだわりがありますか?  自分は正直全くありません。「ノーランだったらIMAXで観るか」という程度。  もちろん良いに越したことありませんが、自分にとって映画で重要なのはその作品(内容)であって、映像や音響は二の次なのです。  ですがせっかくお金を払うのならより良いものを選びたいというのが人間というもの。  どの映画館、上映方式を選ぶのが最適なのか改めて調べてみました。 普通の映画館とIMAXなどは何が違うのか?解像度/プロジェクターの数

          【カンヌ国際映画祭】薄々気づいてたけど、「星取表」全然当てにならなかった

           三大映画祭のひとつカンヌ国際映画祭も中盤。  コンペティション部門でまだ熱狂となっている作品はなさそうで、予想が難しい状況ではありますが、こういうお祭りはやはり楽しいですね。  カンヌ国際映画祭の注目はなんと言っても最高賞のパルム・ドールの行方ですが、そのコンペティション部門の「星取表」というものがあります。  英語では"jury grid"といい、有名報道記者(ガーディアン紙など)がコンペティション部門の作品を星の数で評価するというものです。(最大4つ)  毎年コレ

          【カンヌ国際映画祭】薄々気づいてたけど、「星取表」全然当てにならなかった

          『関心領域』は心身ともに万全のときに観よう!

           ジョナサン・グレイザーといえば、『ヴァーチャル・インサニティ』です。  自分はラジオっ子だったので、『ヴァーチャル・インサニティ』をはじめて聴いたときはこのMVの存在を知らず、ラジオで「何だこの曲!?」と衝撃を受けたのを覚えてます。  年がバレますが、当時中学生で志望校の合格がわかったタイミングだったので、「何か欲しいものない?」と聞かれて真っ先に答えたのが、「ジャミロクワイっていうアーティストのアルバム!」だったのです。 (アルバムタイトルすら知らず)  その後無事

          『関心領域』は心身ともに万全のときに観よう!

          『ありふれた教室』は『怪物』を思い起こすドイツのイヤミス映画!

           アカデミー賞の国際映画賞(International Feature Film)は、各国からのエントリーを受けた後、最終選考を経て、ショートリストが発表されます。  前回(第96回)のショートリストに残った作品は以下のとおりでした。  このショートリストを経て、『ありふれた教室』が候補作に入ったのは結構以外でした。  というのも重要な前哨戦である英国アカデミー賞、ゴールデングローブ賞、クリティックス・チョイスで候補を逃していたからです。 前哨戦の結果 この重要3賞です

          『ありふれた教室』は『怪物』を思い起こすドイツのイヤミス映画!