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まったり35歳

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好きなもの、考えてること、思い出。 隙間時間で書きとめた、35歳を生きた証の日記。
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30代でも勉強はできるけど

30代でも勉強はできるけど

年の始めに「英語にコミットする」と決めて、毎日勉強している。
週におよそ20時間。2月で1カ月が経つ。
コーチと二人三脚で、英語漬けの日々を過ごしている。

唯一の壁は「失敗力」の低下だった30代半ば、仕事と家庭と勉強の両立。
意外にも、やる気も理解力も記憶力も衰えていない。
なんなら、人生経験が増えた分、理解力は高まっている気さえする。
時間を作るのは大変だけど、作ろうと思えば作れるものだ。

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広げる年

広げる年

1月のうちに、今年の目標を書き残しておきたい。

1.シンプルに生きるやりたいことが色々ある。
でも、自分が持っている資源(時間、お金、エネルギー)は有限。
だから、今年は毎日の暮らしを仕組み化して、できるだけシンプルにしたい。
決断のストレスを極力減らし、やりたいこと/やるべきことを毎日のルーティンに組み込む。

いくつかピックアップすると、下記のように決めている。
ルーティンとはいえ、人間は機

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2人と2羽で生きていく

2人と2羽で生きていく

2021年の手帳を読み返すと、ぎっしり書いていた日々の記録が、8月で途切れている。
8月。夫が病気で休職した月。
結婚して半年目のことだった。

打ち込める趣味を持たず、寡黙で友人も少なく、日夜仕事のことばかり考えていた夫。
そんな夫が唯一好きなのが文鳥だった。
「いつか雛から育てたいなぁ」とよく言っていた。
私は鳥は好きではないし、何なら小さい頃から怖い存在だった。
でも、落ち込む夫を放っておく

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2人の定番

2人の定番

今週、結婚する。

結婚生活は、自分が想像していないような大変なことがたくさんあるらしい。お互いを疎ましく感じたり、価値感の違いに悩んだり、思いもよらない事件がおこったりするという。

思いもよらない事件には勃発したときに向き合うしかなさそうだけど(何が起こるんだろう、おそろしい)、先人の知恵に学べば、心の準備くらいはできるかもしれない。

そう思って、わたしと婚約者は何冊かの本を買った。

どれ

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父と豆乳ラテ

父と豆乳ラテ

毎朝、ラテを飲む。

ラテを淹れるのは、お父さんの担当。父の日にプレゼントしたドリップケトルで、丁寧にコーヒーを淹れてくれる。仕上げに完璧な割合で豆乳を入れて、毎日違う柄のマグで出してくれる。

オフィスに出社する日は、お気に入りのスターバックスのタンブラーに入れてもらって家を出る。コロナ禍で在宅勤務になってからは、豆乳ラテを飲みながら午前中の仕事をする。

わたしが大好きな、ほっとする味。

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誕生日がかわいい

誕生日がかわいい

今朝、いしかわゆきさんの著書「書く習慣」のオンラインイベントを視聴した。
note書けない病にかかっていたわたしの脳に、ゆきさんのひとことがぐわんぐわんと響いた。

「その日食べたものは写真に残せるけど、その日感じたことは書かないと残せない」

まったくもってその通りだったので、さっそくnoteに向かっている。
今感じていることを生きている証として書き残したくて。
そもそもわたしはiPhoneに2

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自慢のマスク

自慢のマスク

「今日はあいちさんに渡したいものがあるんだ」

ある日、クライアントのオフィスに呼ばれて行った。
会議室のドアを開けると、スーツ姿のクライアントが3人並んで座っていた。

「はい。開けてみて」

差し出された袋を開けると、マスクが出てきた。
フサフサの毛がついたブラックタイガーのマスクである。

わたしはかれこれ10年近く新日本プロレスの大ファン。そのうち3年くらいは、北は北海道、南は台湾まで、新

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かわいいシールを貼りたくて

かわいいシールを貼りたくて

ちまちましたかわいいシールを見ると、胸がきゅーんとなる。
ついつい買って帰るのだが、大人って、シールを貼る機会がまったくない。
なんでもデジタル化される時代だから、なおさらチャンスがない。

シールを持て余す私に、救世主が現れた。
ダイアリーシールである。

このダイアリーシールをノートに貼って、習慣化したいことを書いたら、即席の習慣化トラッカーのできあがり。
日付は自分で書き込めるから、いつでも

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自信を取り戻す方法

自信を取り戻す方法

ガスの給湯器が壊れた。
修理に30万かかるらしい。

金額の高さにも震えるが、方々に連絡したり、夫婦で話し合ったりと、結構時間もかかる。

新婚生活は、想像以上にいろんなことがある。

自信をなくしていた理由8月のこと。

なんだか自分の気持ちが悶々としていて、自信がなくなっていることに気づいた。
理由を突き詰めて考えてみると、自分でやると決めたことが、どれも中途半端になっていることが引き金のよう

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魅惑のアーユルヴェーダ

魅惑のアーユルヴェーダ

アーユルヴェーダ。
なんて魅惑的な響きなんだ。呪文みたい。
ずっと気になっていた。
それで、本屋さんの店頭に並んでいた、この本を買った。

まったくアーユルヴェーダを知らない人に、イロハを教えてくれる本。
イラストも多く、中身もカラフルで、とっつきやすい。

この本によるとアーユルヴェーダは、約5,000年前から実践されてきたインド発祥の伝統医療で、東洋医学のひとつ。
本場のインドやスリランカでは

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なんでも可愛いわけじゃない

なんでも可愛いわけじゃない

「あいちちゃんは何を見ても可愛いって言うね」
付き合い始めた頃、夫に言われて憤慨した。

この世に可愛いものは溢れているけど、なんでも可愛いわけじゃない。

赤ちょうちんは、まん丸で赤くてほんわりした光を放っていて、可愛い。
でも蛍光灯は、そんなに可愛くない。

卓上に飾るお花のブーケは、小さくてカラフルで健気に咲いていて、可愛い。
でも天に向かって空高く伸びる針葉樹は、そんなに可愛くない。

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在宅勤務、何着てる?

在宅勤務、何着てる?

先日、小花柄のワンピースでリモート会議に出席した私に、クライアントが、
「今日はお出かけの予定があるんですか?」
と聞いてくれた。
「出かける予定はないんですけど、気分転換で着てみました」
「そういうの、大事ですよね。わかります」

服装の変化に気づいてくださったこともうれしいし
共感してくださったこともうれしい。

現在、私は、フルリモートワーク。
最近は、家でもなるべくキレイな服装を心がけてい

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茶道とスキンケアの共通点

茶道とスキンケアの共通点

渋谷ヒカリエの雑貨屋さんに並んでいた本を、衝動買いして読んだ。
この本が、すごくよかった。

文章のすばらしさ、エピソードのおもしろさは言うに及ばず。
自分の知らない「お茶」の世界を垣間見て、その奥深さに胸を打たれた。

この本を通じて、改めて実感したことがある。
「人には、お茶のように、自分の心の動き(今感じていること・考えていること)を1人で見つめる時間を持つことが必要」ということ。

日常に

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シャイなあの子の処世術

シャイなあの子の処世術

おとなしくて、控えめな女性の後輩がいる。

言葉も仕事も丁寧で、いつも一生懸命。
話す時は、恥ずかしそうにニコニコしている。

その彼女と、要求のレベルも売上げも高いクライアントを、一緒に担当している。
クライアントとのリモート会議では、無理難題や、鋭い質問を、バシバシと浴びせられる。

私は長年営業をしているせいか、そういうタフな会議は慣れている。
もう5年近く担当しているクライアントで信頼関係

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