ゑ酔

ゑ酔(えすい)。自己酔狂、自己愛、自己中心的、酔っ払い、そんな意味があったり無かったり…

ゑ酔

ゑ酔(えすい)。自己酔狂、自己愛、自己中心的、酔っ払い、そんな意味があったり無かったり。正に酩酊するかのように、気紛れに絵を描いたり、写真を撮っていたり、詩ぽいことを呟いています。思いついたことや、気付かされた事を書きしためてます、悪しからず。

最近の記事

4/舞姫

ハリケーンのドレスを着た女がいた。 舞うこと好み。その手に抱いた雲曇、数知らず。 抱きに、懐き。舞っては破壊する。 それがまるで己の使命だと言わんがばかり。 ハリケーンのドレスを着た女がいた。 彼女は、愛情深く、また思慮深い女だった。 しかし彼女の行く道、荒れ果てるが常で、 愛したいモノたち、皆して破壊し尽くされた。 女は泣いた。泣けば雨が降り、地は湿り溢れる。 ハリケーンのドレスを着た女がいた。 雲の隙間に、光差し込み、 太陽が差し伸べる手の数々、まるで慈愛に満ちて‥。

    • 4/アツさ

      頬が火照っている。いつまでもジンジンと。それは貴方が、私の頬を引っ叩いたから。痛さと苦しみに根を上げそうでも、貴方の嬉々とする表情を見ると、堪えてみせれる。そういった意地のような、愛情のような気持ちを胸に、貴方の暴力を受け入れるのです。

      • ある程度、大人になると当時の子供の頃感じた怖さというのが無くなり、一定の知見を得ると恐怖心というのは感じなくなる。知識を得るというのは恐怖心とは反対の意味で、恐怖心とは未熟さである。

        • 悪く言えば優柔不断。しかし曖昧という揺るぎにこそ、情緒があり、風情があり、人としての在り方を見出だせるんだよ。揺蕩い、時に見失い、見損ない、自己の嫌悪を、得てして、人としての揺るぎやすさには、我々の心さえも揺さぶる感動が存在する。

        4/舞姫

        • 4/アツさ

        • ある程度、大人になると当時の子供の頃感じた怖さというのが無くなり、一定の知見を得ると恐怖心というのは感じなくなる。知識を得るというのは恐怖心とは反対の意味で、恐怖心とは未熟さである。

        • 悪く言えば優柔不断。しかし曖昧という揺るぎにこそ、情緒があり、風情があり、人としての在り方を見出だせるんだよ。揺蕩い、時に見失い、見損ない、自己の嫌悪を、得てして、人としての揺るぎやすさには、我々の心さえも揺さぶる感動が存在する。

          貴方がどう望むかなんて、知らない。私も私の望みを知らない。知らないほうが幸せなんだ。望むなんて、そんな贅沢な気持ち、早々に捨てちゃえば気が楽なものよ

          貴方がどう望むかなんて、知らない。私も私の望みを知らない。知らないほうが幸せなんだ。望むなんて、そんな贅沢な気持ち、早々に捨てちゃえば気が楽なものよ

          あの天体のように、冷徹でいて

          それでいいんだと、頷いたのは、 まず女である自分。 それを良しとし、幸せと捉えたのは、 男である彼である。 彼は私に、1とキッパリ手渡す。 これが当分の生活費。安い安くないの価値観は、 自分の若さの叩き売りと、 自己嫌悪からの破滅願望。 愛のないsexをしてみたい。 性処理人形のように、私は無機物となる。 冷徹なまでの、凍えた瞳の奥。 その更に奥に、透けて見えるのは シミだらけの、天井。 星星の明るさなんて、無くて、 ただ罪の数を計算するみたいに、 天井のシミを、1つ2つと

          あの天体のように、冷徹でいて

          久々に、会った貴方に、悪意の影すらない屈託のない笑みを見せられたならば、わたくし貴方を好いてしまいます。寂しかったなんて言う、わたくし、どうしようもない馬鹿な人間です。ごめんなさい

          久々に、会った貴方に、悪意の影すらない屈託のない笑みを見せられたならば、わたくし貴方を好いてしまいます。寂しかったなんて言う、わたくし、どうしようもない馬鹿な人間です。ごめんなさい

          閃きと、愛情とか

          私達は、とっても仲の良い夫婦で御座います。 こうして婦人雑誌に、取り上げられるなんて まぁ光栄の極みです。 私の名前は、野辺雅恵、夫は野辺昭夫と申します。 歳の差婚で、私が32歳で彼は58歳です。 実は、私たち夫婦は、ちょっと前までは、 離婚を考えた程なのです。 やはり有り勝ちな、理由でしょうね。 夜の営みが思うようにいかないのです。 夫は、射精障害を患い、勃起不全ですらいました お恥ずかしい。 でも私(ワタクシ)その程度で、 熱が冷める女じゃあ御座いません。 夫への愛情は確

          閃きと、愛情とか

          ゑ酔なので、缶缶の酒でフンワリとさせては、インスピレーションという悪ふざけを閃くのです

          ゑ酔なので、缶缶の酒でフンワリとさせては、インスピレーションという悪ふざけを閃くのです

          ニ筆追えば、筆は選べず

          私の名は、佐々木桐絵と云い。 本名である一部をもじり、桐絵と名乗っては、 名の売れない画家として細々ながら活動していた。 そんな私に転機が訪れたのは、そうあれは夏が始まろうとして、妙に蒸し蒸しとした暑さを覚えている。6月頃である。 彼の名は、東山すすムと云い、下の名前は他にない珍しい名前で、一度目にすれば、忘れられないインパクトがある。 彼との年齢の差は、35歳差。 私が26歳、そして彼は63歳である。 東山さん、いえ東山先生は画家歴が長く、メディア露出もあれば、デザイナーで

          ニ筆追えば、筆は選べず

          書かなきゃいけないことや、やることが多い

          書かなきゃいけないことや、やることが多い

          私の書く小説は、フィクションとノンフィクションどちかが混ざってます。果たして、ノンフィクションでしょうか、フィクションでしょうか

          私の書く小説は、フィクションとノンフィクションどちかが混ざってます。果たして、ノンフィクションでしょうか、フィクションでしょうか

          馬鹿な男と名無し

          有料
          200〜
          割引あり

          馬鹿な男と名無し

          骨組みが折れて盛り上がった傘を、見ると、開放骨折をしようと皮膚から盛り上がる折れた肋骨、腕の骨を彷彿とします。

          骨組みが折れて盛り上がった傘を、見ると、開放骨折をしようと皮膚から盛り上がる折れた肋骨、腕の骨を彷彿とします。

          鳴かず飛ばすの、名を売って。正に自己酔狂者よと、それが私、ゑ酔です

          鳴かず飛ばすの、名を売って。正に自己酔狂者よと、それが私、ゑ酔です

          子持ちししゃもの雄と、それを強請る強欲女

          子持ちししゃもの雄と、それを強請る強欲女