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闇の循環。「タイ米」を読んで、 / 20240517fri(400字)


嫌味の記事ではない。

男性。年齢不詳。早稲田出身。
ロス滞在の健全な日記だ。

青空の下を走ったり、懸垂をしたり。青空文庫で江戸川乱歩に夢中になって、ケネス・ブラナーのハムレットを鑑賞。太宰治作品に対しての鋭い見識を垣間見せる。心身ともに健康な陽の当たる人生を送る人間が描いた備忘録だった。

ぼくは中国では半地下のヒモ生活だった。彼女が紹介した家庭教師と真っ昼間から肉慾に溺れる。半地下から逃げだして韓国人と結婚。娘を儲けるが家庭を失った。薄っぺらの人生だ。中身のないボテだ。

社会を見る目はまるでちがう。と感じた。
もし、彼が中国に滞在すれば、大学のOBOG会に参加をして楽しみ、中国を堪能する。ぼくがロスに行けば、淫売に目を向けてドラッグや暴力の闇を覗き込んだと思う。

闇を客観的に観察する人間がいる。
創作物になる。
他者が創った闇(物語)を追体験をする。


短歌:

たのしいな
他人が創りし
物語
じぶんだったら
真っ平ごめん

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