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GW立夏駆けていく子供かな

今日は雨予報なので、昨日はなんとしても外に出ようと映画館に行ったのだが、けっこうマイナー映画なのに混雑していた。GWはもともと映画産業が生み出した言葉だと言う通りなのだな、と感じた。「ゴールデンウィーク」は晩春の季語だとのと初夏だという説があるがどっちなのだろう。気候としては初夏でいいと思うが。夏は立夏(5月5日)からなのかな。その前は晩春ということなのか。今日の一句。

GW立夏駆けていく子供かな

季重なりだけど、立夏の区切りを詠みたかったので気にしない。昨日観た映画は『正義の行方』良かった。

図書館。予約本はまだ届いてなかった。『源氏物語 ウィリー版 3』を読む。「若菜」が一番面白いような気がする。その後の「柏木」とか「横笛」が好きで一気に読んでしまった。

その前に吉本隆明『西行論』を読んだ。感想も書いたけど吉本はあまりすきじゃない。というか評論家のながれが小林秀雄からなんで、その小林秀雄嫌いがあるのかもしれなかった。

小林秀雄は中原中也を結局理解出来なかったと思ってしまうのだ。なんだかんだ論じているが、最後は超越論的なものになってしまう。そこが違うとおもってしまう。中也とかランボーは特別でもなんでもない。ただ詩が好きだっただけでそれを表現したかしなかっただけなんだと思う。中原中也が宮沢賢治『春と修羅』を他の知人に配ったというのはそういうことだ。宮沢賢治の詩が好きだった。これは小林秀雄と中原中也の恋愛論の違いでもある。恋愛を観念でしろというのと同じだと思えてしまう。そこが小林秀雄の青ぽっさなんだよな。

そうだ。今日は「シン・現代詩レッスン」は宮沢賢治に戻って、「銀河鉄道への道」だ。

その前に宮沢賢治も少し読みたいと思ったのだが丸谷才一『後鳥羽院』を読み始めてしまった。これは『新古今集』理解のために借りたのだが、いまいち後鳥羽院が好きになれないでいる、好き嫌いが激しいのだった。

好きなのは、例えば音楽だったらグラント・グリーンとか言ってしまう。なんだろうな、そのワンパターンさの中にある懸命さというものだろうか?「ウィークエンドサンシャイン」でソニー・クリスとのグラント・グリーンのアルバムが紹介されたのだが、これは良かった。

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しばらく音楽タイム。

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