雑記 37 / 文才とは
毎日頂き女子りりちゃんの獄中日記を読んで打ちのめされている。
善悪やいろんな前提を超えて、自分の抱く価値観や常識を揺さぶられながら、心に響いてしまう。
端的に凄まじい。これこそ文学の仕事じゃないかと思わされる。
獄中日記の是非とか、頂き行為の善悪ついて論じる気はさらさらない。
けれども、あのテキストで語られること、文字に起こされた事実や感情の動き、そこで語られたり、あるいは語られなかったことによって示される社会通念との齟齬、言語の外側で示されている感情の厚みはとてつもないもの