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文学フリマ東京38に参加しますという告知

タイトルの通りの告知です。
ゆめしか出版で文フリに参加します。
今回は仕事のシフトも調整して、久々に文フリ会場に行きます。
ブースは「第二展示場Fホール つー13」、大槻香奈さんと店番してます。

お品書きはこちら。

ナツメミオさん作成の素敵なお品書き。
クレカも使用可。
大槻さんのグッズもあります。


「文学フリマ東京38」の詳細はこちら。




2021年5月、コロナ真っ只中。白白庵での個展会期中に大槻さんが「自分の制作テーマである『うつわ』についての本を作りたい」と言うので「いいっすね。本好きだから手伝いますよ。作り方分かんないけどなんとかなりますよ」と言ってスタート。そこにデザイナーとしてナツメミオさんが合流して『日本現代うつわ論1』が出来上がったのが半年後の11月。これぞ初期衝動という208頁。作る自分たちの経験としても、そして本の内容もこのタイミングでしかできなかったプレシャスなものとなりました。

『2』は僕の企画で、青山視点での「うつわ」が軸になっています。『1』が画家である大槻さんの視点からの「うつわ」であったのに対して、やっぱり自分は陶芸畑の人間だなぁ、と実感しました。
長年のファンであるworld's end girlfriendのインタビューを掲載させてもらったのは本当に嬉しい経験で、WEGの記事と華道家や陶芸家、画家やペインターの記事が同時に掲載されているのは凄い内容だと思います。自分の雑食さが反映されています。

『3』はナツメミオさんの企画。最新刊です。一番親しみやすく軽やかで、それでいて個々人の生きる感覚に対して深く刺さるような本になっているのではと思います。一番生活に近い視点から記された「うつわ」の本で、とても現実的でありながら夢を見ることを思い出させてくれる本です。

各巻の内容について、詳しくはゆめしか出版BASEショップに記載されてます。

全部についてもっと詳しく紹介したいのですがキリがないですし、そもそもまずは本誌を読んで頂く方が早いです。ということでぜひお手に取って頂ければと思います。

ついでに書くと開催日の5月19日は僕の誕生日です。37歳になります。ヘーゲルが『精神現象学』を出版した年齢ですね。恐ろしい。
同じ誕生日にはフィヒテ、西田幾多郎、マルコムX、ジョーイ・ラモーンなどがいます。極端で反抗的な人々ばかりです。
うつわ本を手に取って誕生日を祝ってください。よろしくお願いします。



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