有安杏果の現在置かれている立場 - Google検索から分析

相変わらず杜撰な有安とアプリコット運営

さて、有安が物議を醸したTHE PAGEの記事の発言「「グループとしての活動は衣装もセトリもグッズもライブの構成も大人が用意して、自分たちは演じるだけ。」から一週間以上すぎた。

この間にも、「座席が着席から椅子席に変更になった」「何らその件について通知が来ず問い合わせ対応も横柄だ」「サコッシュの出荷日時メールが間違えていたがこれも主導的な通知はない」「ももクロの名前は自分から使わないと語っておきながら、配信は"有安杏果(ももいろクローバーZ)」"となっている。」など、通常であれば炎上してもおかしくないような杜撰なトラブルが引き続き続発しているが、すでに見限られてしまったこともあるのだろう、有安推しが多いはずの筆者のtwitterのタイムラインでも、一部過激なアンチの挑発や有安単推しのいわゆる「アプリコッター」以外で、有安杏果の情報が語られることはほぼ無くなった。

流石にライブ直前に立て続けに起きた杜撰な運営に関しては、多くのアプリコッターの間でも批判が飛び出している。

このような運営の杜撰さは今に始まったことではないが、ライブ直前でひょっとするとZepp始まって以来の集客惨敗であるライブであることを考えると、運営も細かい(いや、実際は細かくないのだが)対応などしていられないのだろう。

そもそもあの規模のライブを行うのに、専属のスタッフが何人かいないと回らないと思うのだが、果たして大丈夫なのであろうか。基本外注に頼る最小構成で考えても、全体統括1名、ステージマネージャー1名、客席マネージャー1名の3名は専属スタッフが必要だと思うのだが。

さて、そんな状態ではあるが、相変わらずアプリコッター界隈では「有安の実力を信じていれば、これからどんどん盛り返していく」といった言説が多く見られる。

もちろん、ツアー直前でファンとして気分が高揚するのは分からなくはないが、そのような無邪気な楽観主義が、結果的に有安杏果が活動の軌道修正できずに、さらなる凋落を促進しているのではないか、というのが筆者の立場だ。

よって、本稿においては、有安杏果が「新規客を獲得するのがほぼ不可能」な理由をデータによって証明し、現時点で有安杏果が打てる手は、モノノフ、特に元緑推しを引き込むしかない、という点を明らかにしていきたい。

もちろん、「ももクロの名前は使わない」と言っておきながら、モノノフや元緑推しをターゲットに集客していくことは、モラル的な部分が問われるのは承知している。ここで筆者が言いたいのは「有安杏果実にはもうそれ位しか打つ手がない」という現実であり、それを気に入らないモノノフが批判する権利は当然あると考える。

Googleのシークレットモードによる「有安杏果」の検索順位分析

仮に新しく有安杏果のことを知る人がいたとしよう。その場合、まずは「検索エンジン」で有安のことを調べようとするだろう。

検索エンジンの順位というのは、一般のニーズが反映されたものである。なので「有安杏果」で検索した時に1ページ目で表示されるコンテンツが、世間で有安が思われているイメージでもあるし、裏を返せば、有安についてそこまで詳しくない人が今後持つであろうイメージなのである。

と言った次第でGoogleの「シークレットモード」で「有安杏果」と入力して、1ページ目に表示される内容を分析して行きたい。GoogleやGoogleの検索システムを借りているYahoo!の検索結果は個人の趣味や志向等によって変わるため、公平を期すために「シークレットモード」という個人の趣味や志向が反映されない方法で分析を行って行きたい。

「有安杏果」検索順位1位〜4位 : 有安杏果公式サイト、ウィキ、twitter、インスタなど

1位〜4位は公式サイトやSNSなどであり順当な内容で特にコメントもないので、そのまま確認してもらえば良い。

1位 : 有安杏果公式サイト(アプリコット)

2位 : twitter(有安杏果公式)

3位 : Wikipedia(有安杏果)

4位 : instagram(@ariyasu_momoka_official)

「有安杏果」検索順位5位〜9位 : ももクロdis、25歳差精神科医に落ちた、ファンの気持ち考えろ、ネットの反応にビビって警告文書き換え

問題はこのあとである。結論からいうと、有安杏果は「25歳差の精神科医に操られ、ファンを蔑ろにしており、前所属ももクロもdisる始末」というイメージを持たざるを得ないコンテンツが表示されてしまっている。まずは順位と共に各コンテンツを見てみよう。

5位 : 元ももクロ・有安杏果さんのインタビュー記事に批判殺到 「4人にも関係者に

6位 : 元ももクロ「有安杏果」25歳上の精神科医に陥ちた「心の傷」

7位 : 元ももクロ・有安杏果と精神科医の「心酔ツーショット写真」

8位 : 有安杏果、「ファンの気持ち考えろ」と批判! “のろけ発言”で反感買った (注 : 検索エンジンの文字制限でタイトルがここで切れている。以下同様。)

9位 : 有安杏果の運営が「ネットの反応にビビッて」警告文を書き換えていた

いかがだろうか。これがGoogleで「有安杏果」と検索した場合に、1ページ目に表示されてしまう内容である。

表示されるのは、有安のポジティブなインタビューでもZeppツアーの内容でも、写真展の内容でもないのだ。ここから見えるのはZeppツアーにも写真展にも、誰も興味を持っていなし、おそらく持つこともないだろうという厳しい現実だ

ちなみに参考までに「ももクロ」で検索した場合は、公式サイトや番組、明治座の紹介だったりほぼ公式情報で検索エンジン5ページ目まで埋め尽くされており、6ページ目くらいでやっと報道情報が半分入ってくるような感じである。

アプリコッターの反論をぜひ望む

本分析から導かれることは2つある。

1. 有安が置かれている立場は絶望的だ。

初論で「有安の一般のイメージはイキったメタボのおっさん精神科医に洗脳されたメンヘラ気味の元アイドル」という一般イメージであろう、との考えを示したが、データ上でもそれが証明されてしまった。

本人が「歌手」だろうが「写真家」だろうが「まだまだ初心者」だろうが、どのように称しても構わないが、現実は有安が最も認識して欲しいであろう「アーティスト」とは真逆のイメージとなっており、いかに本人やその恋人のセルフブランディングがお粗末であったかがハッキリと露わになってしまった。

2. 有安のネガティブイメージは自業自得であり、一部アンチモノノフのせいにするのは筋違いだ。

筆者の今まで、程度はあるものの「有安のネガティブイメージはアンチモノノフが促進した面がある」と考えていた。

しかし、検索エンジンの分析結果によると、一部のアンチモノノフが関与しているコンテンツが上位表示されておらず、ファンの声に言及されているものもあくまで全体的な論調の中から書かれた記事内の話であって、それを一部アンチのファンに帰することができない。

アプリコッターの中には「有安のネガティブな情報が拡散するのはアンチのファンのせい」という論を張っているものもいるが、それはtwitterなど限られた世界の話で、一般的なところでは有安自身のミスマネージメントに起因するところが大きい。

本稿で筆者が分析した内容はすでに感覚的には語られていた内容で、そこまで目新しいものではない。1つあるとすると「アンチの役割は有安の印象に与える影響は思ったより小さかった」という点くらいであろう。

「アンチが与えるネガティブな印象より、有安本人に起因しているネガティブな印象の方がはるかに強かった」という方が正確かもしれない。

とはいえ、有安に対する分析が今まで感覚的に語られてきた分、アプリコッターの「有安は周りの評価など気にせずに自分の好きなようにやれば良い」「有安は才能があるから色んな人に勇気と幸せを届けられる」「有安はアンチの被害者である」などという「感覚論」に対して、クリティカルな反論ができなかったという側面はあり、感覚的なファンが有安のファンとして残り、それ以外が距離を置いてしまうという弊害も産んだ。今回のようなデータを用いた検証により、そのような感覚論に対してデータを用いた有効な反論を提示することができたのではないかと感じている。

この論考を読んだアプリコッター、特に「有安被害者論」を展開している者の反論は大歓迎だ。有安が現在の状況に陥った現状を直視し、現状を分析し、それに合わせた手を売っていく以外に有安再浮上の望みはないと筆者は考えており、アプリコッター側からの資料やデータを元にした反論と奮起を筆者としては気長に待つこととしたい。

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