あさり

詩、特に少年詩が好きです。小さなものから大きなもの、無限まで、何でも自由に詩にしていき…

あさり

詩、特に少年詩が好きです。小さなものから大きなもの、無限まで、何でも自由に詩にしていきたいと思います。エッセイにも挑戦してみたいです。よろしくお願いします♪

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【詩】りんかく

せかいにたったひとつの きみのりんかく ふくらんだり しぼんだり ゆがんだり まがったりしながら まいにちをいきる きみのりんかく たまには そのりんかくを ほどいてみるのもいい あたらしい  かぜがふいてくるよ ひかりがさしこんでくるよ おもいきって そのりんかくを ほどいてみるのもいい みたことのない  せかいにつながるよ じぶんにであえるよ せかいにたったひとつの きみのりんかく たいせつにしながら たまには そのりんかくを ほどいてみるのもいい

    • 【詩】あやとり

      すくって はずして ひっかけて おおきな はし できた まっかな はし できた みんなで わたろ ゆらゆら ぎしぎし ゆらゆら ぎしぎし ふりかえったら きえたよ  おおきな はし にょろっと のこった あかいひも

      • 【詩】えんぴつ

        えんぴつは 木にいった こんなかたちになっちゃって ぼくにはもう  ことりをとまらせるえだも かぜのうたといっしょにゆれる  はっぱもないのです すると 木はいった きみには ほら からだのまんなかをとおる いっぽんのしんがあるじゃないか そのしんで ことりにきいたことも かぜのうたも きみのきもちも なんでもじゆうにかけるじゃないか それから えんぴつは せっせと かくようになったのです たまに 木だったころのように まっすぐにたとうとして おっとっとと ころんで 

        • 【詩】えんぴつ

          もっと もっと かきたいの 木だったとき かぜが おしえてくれたこと ことりが おしえてくれたこと そらだけしってた あのひみつ もっと もっと かきたいの もっと もっと かきたいの

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        【詩】りんかく

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          【詩】ピアニスト 〜フジコ・ヘミングさんを偲んで〜

          リボンが好きな人でした まるで少女のようでした 太い指でたたく鍵盤から 生まれる大人びた旋律 苦労したこと 別れたこと 笑ったこと 愛したこと 立ち昇るあなたの人生 背中を丸めて弾く姿は 明日 死んでもおかしくないほど いつまでも弾いていたいと いつまでも聴いていたいと あなたは願い 私も願った あなたのピアノを想うとき 私は心を揺さぶられ 泣きたくなるのです あなたのピアノを想うとき 私は大切なものを守ろうと 心の奥で誓うのです リボンが好きな人でした 少女のよう

          【詩】ピアニスト 〜フジコ・ヘミングさんを偲んで〜

          【詩】とり

          ずっとたかいところから ひろく ひろく とおく とおく すべてをみている あのとりは ぼくのまちがいも ゆくさきも しっている それなのに なにもいわないで ずっとたかいところから みおろしている あのとりは やさしいのか つめたいのか しろいはねか くろいはねか

          【詩】とり

          【詩】あおいそら

          じゆうをねがったひとよ みえますか あおい そらが あなたは かいて さけんで たたかった かぜがふき あらしがふきあれ あれから100ねんがすぎ よのなかは おおきくかわり わたしは いま えらべるようになったのです あなたがもし ここにいたなら わらっていたのでしょうか それともまだ  たたかっていたのでしょうか  じゆうをねがったひとよ みえますか あおい そらが ふかい いどのそこから みえますか あおいそらが

          【詩】あおいそら

          【詩】はくさい

          はくさいばたけの  はくさいたち ねえ ねえ さむくないのかい? へいき へいき うわぎを かさねているからね みんなで いっしょにいるからね はくさいばけの  はくさいたち ゆきのぼうしも おそろいで おしゃべりしたり わらったり

          【詩】はくさい

          【詩】いちご

          わたしの いちご かわいい いちご ひとくちで たべた アリの いちご おおきな いちご たべても たべても なくならない いいな いいな おおきな いちご ちいさいけれど おおきな いちご

          【詩】いちご

          【詩】ドーナツ

          あなのむこうを  のぞいてみたら ぴかっと あおいそら ゾウがとんでいる キリンもとんでいる チャンチャカ チャンチャカ へんな おんがく たべるの やーめた いってみる あおいそらへ ぽーん って

          【詩】ドーナツ

          【詩】ぼくのしごと 

          ネコとしては つぎの3つのしごとがきほんです みんなにまんべんなく すりすりする でも あいてがいそがしそうなときは ほんきでうざがられるからきをつける それいがいのときは  しつこいくらい すりすりする ごはんをちゃんとたべる いつもおなじごはんであきてても できるだけぜんぶたべるようにする そうしないと かぞくがしんぱいするし つぎのあたらしいごはんがもらえない きもちよさそうにねむる ぼくのねがおに けっこうみんな いやされるんだって まるくなったり ぐい

          【詩】ぼくのしごと 

          【詩】おぞうに

          おしょうがつ かぞくがおぞうにをいただこうと テーブルにあつまってきました おわんのなかで リーダーのにんじんが ほかのメンバーにこえをかけます さあ みなさんじゅんびして もうすぐ ふたがあきますよ かまぼこさん しせいよくして しいたけさん ちゃんと まえむいて とりにくさん かたまで おしるにつかって おもちさん ねてないでおきて ほかのみなさんも えがおですよ いただきまーす おわんのふたがあきました おわんのなかの おぞうにメンバー ことしいちばん

          【詩】おぞうに

          【詩】新年のごあいさつ たつより

          あけましておめでとうございます ゆうべウサギくんから  ちゃんとバトンをうけとって オレのとしになりました オレのことしのほうふは ・はやねはやおきをする ・しんちょうをはかる ・ひげのていれをする ・きんトレする ・おもいきり ほのおをはく ・じぶんのことを ぼくという ・おやこうこうする ・ほんをよむ ・パンケーキをたべる ・じゅうしょをきめる です この10このことをわすれずに ことし1ねんが ちきゅうのみなさんにとって ハッピーなとしになるよう がんばります

          【詩】新年のごあいさつ たつより

          【詩】1年のおわりに ウサギより

          ことしのがんたんに  こちらのnoteではっぴょうした ぼくのことしのほうふは ゆだんしない おひるねにきをつける でした ゆだんしない って いうのはちゃんとできました カメくんは はしるのがおそいくせに ことしもあいかわらず 「きょうそうしよう」 って さそってきました でもぼくはきっぱりとことわりました カメくんはいまも 「ウサギにはかてるかも」 って おもっているみたいです おひるねにきをつける って いうのもまあまあできました ねるときはおかのうえじゃなく

          【詩】1年のおわりに ウサギより

          【詩】宇宙飛行士

          にんげんなの? ほんとうに  ぼくとおなじ にんげんなの? うかんでる まるい地球をみたんだって あおい地球をみたんだって あの 宇宙で ぼくだって ジャンプして 地球をはなれることはできる ひこうきから ずっとしたに やまや まち うみを みたことはある でもちがう ぜんぜんちがう ぼくだって まるい地球をみてみたい あおい地球をみてみたい 星のなかにうかんでみたい あの 宇宙で なれるかな なろうかな なりたい なる まじで

          【詩】宇宙飛行士

          【詩】ピーマン

          あたまのなかが からっぽなのは かんがえるため どうして?っておもうこと へぇ〜っておもうこと ちがうでしょっておもうこと みつけたら あたまのなかにいれて ぐるぐる かんがえる ずっと かんがえる とことん かんがえる かんがえるのがすき だから だれよりあたまがいい

          【詩】ピーマン