あいひん

清貧とWeb3のハイブリッドを目指して生活中。寂しがりやのひとり好き。薬物依存症者の自…

あいひん

清貧とWeb3のハイブリッドを目指して生活中。寂しがりやのひとり好き。薬物依存症者の自助グループNAメンバー(11年目)。薬物依存を克服した回顧録と🍄キノコを食べてダウンロードした「叡智」を綴ります✍️アイコン画像はshino氏の「雷雨決行」

マガジン

  • Will

    現在は「人類は無知と内的葛藤、社会の不調和と戦争によって自らを滅ぼすのか」「それとも愛の力で和解を見出し、惑星規模で目覚めることができるのか」の分岐点にある。ブレイクスルーかブレイクダウンかはあなたの意思。

  • 内観療法

    過去の経験や体験を見つめ直し、自己の再発見とともに、生きる喜びに変える気づきと学び。

  • Truth Seeker

    上級者用

  • 今日だけ

    NAのワークブック「今日だけ」のアンサーダイヤリー(回顧録)

  • 意識

    知的世界は不完全性定理へ 自然界は不確定性原理へ

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 怒りや憎しみの感情が沸き起こるのは、自分が弱く、能力や精神力が足りないせいだと考えていた。さらに、思考は怒りや憎しみを正当化し、正当化するために働いていた。 …

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to be "ONE"Part3(自我の世界:表象と概念)

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ヤヌスの鏡 番外編(口座管理法とマイナンバー・ロードマップ)

ヤヌスの鏡 番外編(口座管理法とマイナンバー・ロードマップ)

オープニング 残念ながら、日本がデジタル後進国であることは事実です。今後の日本の発展のためにDX化やデジタル化は必要だと考えています。

 しかし、デジタル化がもたらす利便性よりも権力の中央集権化が進み、半ば強制的に監視・管理社会に進展する可能性もあります。

 私がマイナンバーカードのデジタルID化や政府による情報の一元化に反対するのは「マイナンバーの利活用拡大に向けたロードマップ」の12ページ

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創発

創発

 今この瞬間を心から生きることを学び、行動するとき、ポジティブな衝動が生まれます。

 自分の行動に対する見返りに執着したり、物事に縛られたりすることなく、自分の考えや言葉と自分の行動が一致するように純粋かつ正直に生きれば、物事は良い方向に進みます。

 一見ネガティブに見える出来事でさえ、自分自身について何かを教えてくれるでしょう。それはチャンスであり、見方を変えればポジティブな経験に変えること

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ミチ

ミチ

老子 第一章現代語訳

 「言葉(言語)」による聖書的世界観創造の秘密について、興味のある方は、有料ですが↓の記事をご一読ください。(「自我の世界」まで無料で読むことができます)

 自由と平等を理想の上ではなく、現実的に見つめるためには「世の中は、自由ではないと認識する」「世の中は、平等ではないと認識する」必要がありました。

 私が普段使っている「平等」という言葉は、実は『公平』が正しいニュア

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失われた古代文明の痕跡Part4

失われた古代文明の痕跡Part4

オープニング 教科書や聖書をベースにした歴史観では、アトランティス文明の存在をうかがい知ることができないですが、刷り込まれた教育を放り投げるとアトランティス文明の存在が現実味を帯びてくると思います。

 今回、日本とアトランティス文明の関係とPart1〜3の伏線を回収していくので、各パートの伏線をおさらいします。

Part1の伏線

「この石が、この海の世界をつくったのですか」

Part2の伏

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対人関係

対人関係

 一番つらいことは、自分の生き方を貫き通すために、自分の行動の結果を考えなかったために巻き込まんでしまった人たちがいることだ。しかし、他者を傷つけずに生きていくのはとても難しい。

 過去を振り返れば、私たちは何度も同じ過ちを繰り返してきた。そのことを肝に銘じ、思い出にするのではなく、情緒不安定な面が出てきたときのアンカーとして、記憶の片隅に留めておく必要がある。

 何のためにそうするのか?過去

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失われた古代文明の痕跡Part3

失われた古代文明の痕跡Part3


オープニング 過去記事『失われた古代文明の痕跡Part1.2』で「沖ノ島」と「クレタ島」の相関関係について触れてきましたが、いよいよ「アトランティス文明」を追っていきたいと思います。

 今回、「沖ノ島」と「クレタ島」の伏線も回収するので、過去記事をチェックしていただけたらと思います。

アトランティスの歴史 アトランティス王家はポセイドンの末裔でしたが、人間と混血になるにつれ堕落してしまいまし

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寛容

寛容

 24歳のときから保険代理店を経営していたので、常に自分の能力と行動で問題を解決することを求められていた。また、自分で解決した方が良い結果が得られるという驕りもあった。

 今までの生き方を振り返ってみると、好奇心旺盛でお節介なところがあり、それをセールスポイントにして仕事をしていたが、見直す必要性を感じた。それが生きにくさにもつながっていたからだ。

 他人の評価を自分の成果や報酬として受け止め

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知識と経験の発酵作業

知識と経験の発酵作業

老子 第三十三章現代語訳

 他の選択肢があったのに、なぜ薬物依存症回復施設で集団生活を送ることを選んだのかというと、私は他者の欺瞞や社会の矛盾をいち早く捉えることができるという長所を持つ独特の感性のために常にストレスを感じていることが多いのですが、その反面、自分自身が社会や他者と同じ矛盾を持ちうることを理解したり受け入れたりすることができず、薬物を使用して自分を誤魔化し続けたという過去があります

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信じる心を失わない

信じる心を失わない

 信念は、逆境や試練といった感情的・身体的危機の際に、自分がどう考え、何を感じるかを、普段より詳しく観察することで確認する必要がある。

 そのときに有効な時間とオープンマインドを持つためには、できるだけ自分に余裕を持つことが解決への道だとわかっていても、そこにジレンマを感じることがある。

 望まない状況や結果を目の当たりにすると自己否定や自己卑下に陥り、その過程で自己否定が私を際限なく駆り立て

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同時存在

同時存在

 今回は、薬物依存症回復支援施設に入寮して約2年経過した時、「ニュースレター」として投稿した記事です。

 前回は入寮後、1週間も経たずに『iが姿をアラワす』を投稿することになり、私が「医療観察法」の処遇を受ける経緯や過去の生き方を綴りました。

 2013年4月に傷害事件を起こし、2015年5月に司法病棟を退院後、施設に入寮しながら通院処遇を受けることになった。入院中に自助グループのミーティング

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to be "ONE"Part4(仮面と影の世界)

to be "ONE"Part4(仮面と影の世界)

オープニング 『to be "ONE"Part1』では「心=宇宙」、『to be "ONE"Part2』では「実存」、『to be "ONE"Part3』では「自我」、そして今回、第4の意識領域である「仮面」の世界を取り上げます。

 ↑の画像のとおり、「仮面の世界」での意識の幅は非常に短く、視野の狭さとストレスの多い意識状態を示しています。特に現代社会は「自我」と「仮面」の世界で暮らす方が多いと

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感情と向き合う

感情と向き合う

 怒りや憎しみの感情が沸き起こるのは、自分が弱く、能力や精神力が足りないせいだと考えていた。さらに、思考は怒りや憎しみを正当化し、正当化するために働いていた。

 どこかでそれは分かっていたのだが、自分の都合のいいように解釈していたように思う。その過程で感じた悲しみや虚しさの世界にも浸っていたのかもしれない。

 だからこそ、自分の心の闇から目を背けず、観察することを怠ってはならない。ようやく、自

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to be "ONE"外伝(関係性の織物)

to be "ONE"外伝(関係性の織物)


コズミック・ウェブ人類の歴史や進化を振り返ってみると、特に現代において、私たちが自らの幻想や欲望から抜け出せないのは明らかであり、市場の力がそうさせるように働いているのも事実です。

 1999年に放送された『エンデの遺言』が大きな注目を集め、さまざまな地域通貨が誕生し、最盛期には日本国内で約600種類の地域通貨が発行されています。

 現在「円安=法定通貨の価値毀損」により、国内経済が苦境に立

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名もなき詩

名もなき詩


アダルトチルドレンとは 「アダルトチルドレン」という背景には、社会の急激な変化、家族構造の変容、過度のストレス社会など、複雑な要因が関係していることが指摘されています。

 アダルトチルドレンという言葉はアメリカで使われ始めました。身体的・精神的虐待やネグレクト、親のアルコール依存など、問題のある家庭環境で育ったことに起因する様々な心理的問題を指すのですが、必ずしも明確な診断基準があるわけではな

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静かな時間

静かな時間

 いつも頭の中で考えてばかりで、静かな時間があるのかと思うほどだった。このところ落ち込んでいた。耳を澄ます時間がなかったら、きっとまたごまかしていただろう。しかし、過去を振り返れば良くなったほうだ。

 そしてしばらくすると、深く傷ついていたことを痛感する。いつも後から気づくので、油断すると虚無感に飲み込まれそうになる。

 集団生活の中で孤独を感じることもなく、つらい状況もないのだが、どこかで何

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to be "ONE"Part3(自我の世界:表象と概念)

to be "ONE"Part3(自我の世界:表象と概念)

オープニング 『to be "ONE"Part1』では「心=宇宙」、『to be "ONE"Part2』では「実存」と、意識の中でも「人生の修行」のようなテーマから取り上げたので、困惑された方も多いと思います。

 インテグラル思想の提唱者であるケン・ウィルバーは「人間の意識は『境界』を設定し、「自己」と「他」を区分することで、自我意識を明確にしようとする傾向がある」と指摘しています。

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