ビタミンジョージ

何もない人生の死ぬまでの記録

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最近の記事

自分の痛みと人の痛みが混ざり合う夜

YouTubeを見てたら若くて可愛い女性配信者の腕にリストカットの跡があった。 こんなに楽しそうに配信してるのに…こんなに若くて可愛いのに… なんだか複雑な感情が湧き上がり、それから動画を見るのを止めてしまった。 その後に、リスカについて調べてみた。俺のイメージではリスカする人は、しょっちゅう死にたいと思ってる人で、人に必要以上にかまってほしいメンヘラな女性を想像していたが、専門家の意見を見てみたらネガティブな行為ではなく「生きたい!」というポジティブな行為なんだそうな

    • 天気の良い日に導かれる

      今週の一枚は、良い天気だな。 天気が良いだけで本当に気持ちがよくなるね。 なんでだろ? 遺伝子レベルで何か刷り込まれてるのかな? こうやって空を見上げてると本当に地球は不思議な星だと感じる。 ハビタブルゾーンを知ってるかな? これは、太陽のような恒星の周辺の惑星で十分な大気圧があり、その惑星の表面で水が液体で存在できる太陽からの範囲のことをハビタブルゾーンと言うらしい。 つまり、水が液体のまま存在出来る太陽からの距離だな。 地球は奇跡的にその範囲の中にいるから

      • 傍を楽にする

        母親が体の調子が悪いと言って休んでたのはたった1日だけだった。 次の日からは、いつもと同じように動き回ってた。 俺は体が治ったのかと母親に聞いてみたら、まだ体の右側の感覚がいつもと違うらしい。 それでも、次の日から働いている。 自分のためじゃない。 会社勤めをしてるわけでもなく好きな時に休んでいいはずなのに、自分の体の調子を後回しにして働いて、一体、誰のための人生なんだろうと俺は素直に思う。 そう思うのは、俺が自分のためにしか生きて来なかったからだ。 こんなこと

        • 心のままに

          今週の一枚はツバキの花 ツバキの花言葉は、 「控えめな素晴らしさ」「気取らない優美さ」「謙虚な美徳」などなど。 ツバキの花は匂いがしないそうだ。普通の花は匂いによって虫を呼び寄せるが、ツバキの花は姿形だけで虫を呼び寄せようとする。そんなところを気高さや品格があると捉えて「控えめ」「謙虚」などの言葉を使った花言葉を作ったのかも知れない。 ツバキの花言葉には素晴らしい言葉が並んでるけど、俺には人間としての気高さや品格はあるのだろうか? 文章では毎日綺麗事ばかりを書いてる

        自分の痛みと人の痛みが混ざり合う夜

          誰でも持ってたもの

          子供がよくする忘れ物はなにかと考える。 それは、純粋な心と笑顔かも知れない。 たまに子供が通学する時間に車を運転する時があるけど、もう小学校高学年ぐらいで子供の表情が大人みたいな表情に見える時がある。 俺はYouTubeで赤ちゃんの動画をよく見るから、オススメに可愛い赤ちゃんの動画がいろいろ流れてくるけど、赤ちゃんの瞳を見てると、 「なんてキラキラしてて透き通ってるんだろう…」 と思う。 俺の瞳が汚れて濁ってるからか、なおさらそう思う 赤ちゃんの笑顔は本当に自然

          誰でも持ってたもの

          空に憧れる

          今週の一枚 建物の中に紛れ込んでたカワトンボを見つけて、篠山紀信バリに激写した。 子供の時は尻尾に糸を付けて飛ばしてた懐かしいトンボだ。 知ってるかな?トンボの幼虫のヤゴは水の中で小さな虫を食べて過ごす。そして、成虫になる時は水の中から陸上に出て、そして脱皮して大空に飛んで行く。 なんと、幼虫の時は水の中で生活するのだ。 そして、陸上に上がり最後は大空に飛び立つ。 トンボの生態は、まるで生物の長い進化の過程をトンボだけで体現しているかのようだ。 すごいね。生命の

          「母ちゃんごめん」を言いたくて

          母の日の今日、本当は、 「お母さん、ありがとう!」 そう言って感謝を伝える日だ。 しかし、僕はそんな感謝の言葉より先に、言わなければいけないのは母親への謝罪の言葉だ。 母親には、どれほどの迷惑と心労をかけたか分からない。 これが友達や知り合いなら、とっくに縁を切られ、それどころか憎まれてしまうような事を僕は平気で母親にしてきた。 思春期の僕は特に酷かった。母親が早起きして作ってくれた朝御飯に対して一切の感謝の言葉も態度もなく、それどころ文句まで言っていた。味噌汁が

          「母ちゃんごめん」を言いたくて

          罪深い優しさ

          今週の一枚。 今日は家の前の川辺に、ひっそりと咲いていたクレソンの花。 もう完全にバレてるとは思うが、最近、今週の一枚が多いのは、書くネタが完全にネタ切れだからである。 ならば、何も書かずにしばらく休めばいいじゃないか?と思われるとは思うが、外の景色を撮って、花言葉などを調べてると、いろいろと書くことが出てくる不思議。 だから、今日も書く。 クレソンの花言葉は、 「不屈の力」「安定」「着実」「順調」「忍耐力」 「不屈の力」の花言葉の由来は、古代ギリシャではクレソ

          花より先に枯れる心

          今週の一枚はビオラの花。 ビオラの花言葉は、 「わたしを思って」「もの思い」「忠実」「誠実」などなど。 やはり花の色によって花言葉は違うみたいだから、写真のビオラの花の黄色は「小さな幸せ」「つつましい幸せ」 ビオラの紫の花なら「揺るがない魂」「誠実」が花言葉となってる。 「わたしを思って」という花言葉はピンク色のビオラの花言葉みたいだけど、こんな風に人を恋しがる心が今の俺には無くなってる。 一見、毎日のように文章を書いて、承認欲求の塊みたいに思われるかも知れないが

          花より先に枯れる心

          人に愛されるということ

          今週の一枚は稲の苗 今年はこれだけしか米は作らないらしい。 数年前はこれの2倍ぐらいは米を作ってたが、父親の体の調子も悪いから、今はもうこれで精一杯みたいだ。 土地はあるけど、米を作る人間がいない状態だ。俺が作れればいいけど、あいにく俺は1人なので両親がいなくなれば俺1人で米を作らなきゃならなくなる。さすがに1人では無理だから、米作りは両親がいなくなったら終わりだ。 それに 合理的に考えれば、自分たちが食べる分の米は店で買った方が安く食べれる。 そんなことは両親にも

          人に愛されるということ

          大事な人

          昨日から母ちゃんの体の調子が悪い。 なんだか、体の右半分に違和感があるそうだ。血圧もかなり上がって薬も飲んだ。朝から近くの診療所に1人で行こうとしてたけど、父ちゃんが1人では運転が危ないから「ワシが連れて行く」と言って、母ちゃんを診療所まで連れて行った。 長年一緒にいるから、母ちゃんの今回の体の変化に何か感じてるのかも知れない。俺も母ちゃんの動きを見てみたら、なんだか動きがおかしい。それを見て最悪のもしかしたらを考える。 人間なんて、いつかこの世からいなくなる。 そん

          無知のままでいい

          また故郷に戻って来た、今週の一枚 ヤツデの花言葉は、 「分別」「健康」「親しみ」 俺は花は全て春に咲くものだと思いこんでたが、ヤツデの花は11月頃に咲くそうだ。こうやって花言葉を調べると本当に毎回勉強になる。 果たして、この知識が生きるために役に立つかは疑問だが… 昨日は井上尚弥の世界戦を楽しみに見てたんだけど、始まる前からなんか嫌な予感してたんだよ。そう思ってたら1ラウンドで井上尚弥初のダウン! これはヤバい予感が当たってしまうのか? そう思ってたが、その後は

          無知のままでいい

          まだ贈れないギフト

          母親が喜ぶギフトは何かな…… 正直、何も思い浮かばない。 それはなぜかと言うと、僕の母親には何も趣味がないからだ。いつ見ても働いている。いつもだ。 言葉は悪いかもだが、一体何を楽しみに生きてるのかが分からない。 母親が集めてる物とかファンの芸能人とか見たことも聞いたこともない。子供の時からだ。母親が自分のための娯楽にお金を使ってるのを見たことがない。 父親のため、僕や兄のため、ずっと毎日、そのために自分の人生の時間を使って、そして人生を終えようとしてる。 こうやっ

          まだ贈れないギフト

          5月の風に吹かれながら

          今週の一枚は実家から150キロ離れた場所の景色。 山奥から150キロ移動して、別の山奥に移動しただけのアホな移動だ。 でも、それでも空の景色が実家とは違う。 昔は空をまったく見なかったから、 「空なんてどこも一緒っしょ!だって地球は丸いんだもん」 そんな、頭の中がわた菓子のような情緒も何もない人間だった。 しかし、今は分かる。ちょっと実家から離れると空の景色が変わり、川や森の息遣いが地域によって違うんだ。 今日来た場所は、頭をリーゼントにしたロカビリー集団が駐車

          5月の風に吹かれながら

          ありふれた美しさを心でねじ伏せる

          この人を見てどう思うだろうか? 海外の渋いおじさんか、何か歴史に残るような偉人か誰かと思う人もいるだろう。 俺も最初はそう思った。 決して馬鹿にするつもりで、この画像をここに載せているわけではない。 この人は19世紀のペルシャカザール王朝のお姫様だ。 現代の価値観では男性に見えてしまうかも知れないが、この人は女性だ。そして、この女性は145人からプロポーズをされるほどにモテモテだった。 さらに凄いのが、この女性の気を引くために13人の男性が自ら命を絶つほどにモテた

          ありふれた美しさを心でねじ伏せる

          伝えたい

          これは去年に撮った、なつかしの写真 小さな時父親に、無理矢理、魚釣りに連れていかれてたが、その時は車から降りてまでは撮らなかった景色だ。 しかし、大人になった今、自分の意志で車から降りて写真を撮ってみた。 美しい景色だと思った。魚釣りが嫌だったから、ただの景色として子どもの時に覚えていた場所に自分の意志で降り立って撮った景色。 父親が、無理矢理、俺を連れ出していなかったら撮れてない景色だ。 大人になって出来ることがたくさん増えたが、自分の意志で見てきた景色は決して綺