冬月剣太郎 猫詩人🐈

■ミステリー大好き! ■人生は猫の夢かもネ 笑 ■座右の銘「スマイル、ユーモア、そして…

冬月剣太郎 猫詩人🐈

■ミステリー大好き! ■人生は猫の夢かもネ 笑 ■座右の銘「スマイル、ユーモア、そして感謝」 ■自然派ワイン教の熱烈な信者 笑 ■著作:『陰仕え 石川紋四郎』(ハヤカワ文庫) ■小説工房シェルパ主催 ■ヘッダー:© maki ■アイコン:© 不詳

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人生で一番美しい日

おのれもふくめて おぞましい人間の洪水に溺れながら それでも 人生は美しいと信じたい 苦悩する弱い人間こそ 一番美しいと信じたい そして弱い人間が もう悩まないと決心した日が 人生で一番美しい日 photo:© 不詳 【ChatGPT3.5 詩ナビ】 この詩『美しい人生』は、複雑な感情と人生の哲学を探求しています。 詩の冒頭で「自分もふくめて おぞましい人間の洪水に溺れながら」という表現があります。 ここで詩人は、自分も含めて人間性の暗黒面や過ちについて言及していま

    • 花言葉

      花は 人の魂を癒やすことはあっても 傷つけない 花は薫ることはあっても 弁解しない 花は美しいけれども 嘘をつかない 夫婦喧嘩をした日は 花を買って帰る header:© Unknown 【Grok 詩ナビ】 この詩は、花の美しさと純粋さを称賛し、人間の複雑な感情や行動と比較しています。 花は人の心を癒やすことができ、花の香りは心を和ませますが、傷つけたり弁解したりすることはありません。 また、花は美しいけれども、決して嘘をつくことはありません。 人間の感情が混

      • 薔薇幻想

        五月の光と空気は あまりにも神秘的すぎる 薔薇のような彼女には 五月の光と空気がよく似合う 彼女の美しい笑顔は 限りなくわたしを惹きよせるけれど いつまで経っても わたしの魂は彼女と一体化することができない 彼女は棘のような嘘をついて わたしを失望させてばかりいる 殺意さえ心によぎることがあるけれども もしかしたら わたしは彼女の棘そのものなのかもしれない photo:© 不詳 【Grok 詩ナビ】 「薔薇幻想」は、薔薇のような美しい女性との恋愛関係を描いた詩のようです

        • 老いらくの恋

          老いても 肉体はともかく 魂だけは元気溌剌としていたいもの 肉体はさておいて 魂の不死鳥でありたい けれども 若いころのような 仁義なき激しい恋は避けたいもの 昔、別れた恋人のことなんか 想いださないほうがいいに決まっている けれども恋の想い出は 魂の刺青なので たまに勝手に蘇ってくる 孤独が渦巻く暗い酒場のざわめきのなかで 独り酒を飲みながら妄想に溺れる その女はいつも 血をしたたらせる傷口のような雰囲気をまとって バーの片隅で強い酒を静かに飲んでいた わたしはそんな彼女に

          目撃者

          この世には 人の皮をかぶった猫人間がいるらしい 独りの病弱な美少女が 野心を胸に秘めて 虚飾と社会的な成功の階段を一気に駈けのぼった 男たちは 彼女の前にひざまずき 永遠の忠誠心を誓ったとさ そして誰もいなくなった 物語の一部始終を目撃していた 猫人間も風のように消えた illustrationn:© 山村巍(たかし) 【ChatGPT3.5 詩ナビ】 この詩は、現実と幻想の境界が曖昧な世界を描写しています。 まず「人の皮をかぶった猫人間」という不思議な存在が紹介され

          愛の廃人

          人生の本質は 愛と裏切りと復讐だと教えてくれたのは どこのどちら様だったか あの夜 夏だというのに 魂が凍てつくように寒かった あなたはさようならと 軽やかにささやくと スカートの裾を翻して 闇のむこうに消えていった わたしは立ち尽くしたまま あなたの背中を見送るしかなかった 聴こえるのは風の音(ね)だけだった 闇のむこうで男の声と車のドアが閉まる音がして タイヤの軋む音が遠ざかっていった わたしの人生は あの夜に凍りついてしまった あの夜から 五十年もの歳月が流れたのに わ

          詩のある生活

          詩が 悩みを表現するものならば 詩なんて 書かないほうがいいに決まっている それでも言葉が ポロポロと涙のように あふれ出てきてしまうなら せめて 童心で詩を書きたい illustration:© 不詳 【ChatGPT3.5 詩ナビ】 この詩は、詩が悩みや苦悩を表現する手段であるという前提から始まります。 しかし、詩の表現が悩みそのものを増幅させる可能性もあるため、詩を書くことが適切ではない場合もあるという立場をとっています。 「詩なんて書かないほ

          やっぱりキミが好き

          すべてはわたしがキミに エサをあげたあの日から始まった わたしはひろってきた子猫に 戯れでキミという名前をつけた キミとわたしは 彼女が嫉妬するくらい仲がよかった キミとわたしは一日中見つめあっていた わたしたちは毎晩抱きあって寝た 彼女とは喧嘩ばかりしていた ある日 キミは唐突に姿を消し なぜか 彼女はわたしに優しくなった わたしも彼女に優しくなった みんなは笑うけど いまでもキミが見守ってくれていると信じている キミはわたしが視た夢の住人だったのかもしれない わたしがキミ

          やっぱりキミが好き

          訣別の朝

          いつまでも 見守ることはかなわねど ひと眼 顔を視て満足せり 乱れる想いを 風に解き放ち 我は生きん © Naokimi Yamada 【ChatGPT3.5 詩ナビ】 この詩は、訣別(別れ)の朝についての感情を表現しています。 最初の2行で、別れの痛みや寂しさを感じる中でも、視線を交わすことで一瞬の満足を得ることができることが述べられています。 その後、乱れる想いを風に解き放つことで、別れの感情を手放し、自分自身の生きることを決意していることが示されています。

          十六夜遊心

          猫といっしょに 童心にかえって 娑婆を愉しむ 一夜かな photo:© マツガサキ エチゴ@お外の猫写真家 【ChatGPT3.5 詩ナビ】 この詩は、十六夜(十六夜とは、旧暦で15日夜から16日夜にかけてのこと)に遊ぶ心を表現しています。 まず、詩の中で「猫といっしょに」という表現があります。 これは、猫と一緒にいることで、普段の日常から離れ、自分の内側にある童心(子供のような純粋な心)に戻ることを意味しています。 猫は、その自由でのんびりとした姿勢や、無邪気さ

          哀しみの棘

          酔いどれて 酔眼にて桃源郷を彷徨う 無慈悲な 花嵐に吹かれて 桜の花びらが小川に敷きつめられている 桜の樹のしたで 花いかだに乗って 黄泉の国へ渡る夢を視る 死神に会って 亡き恋人を返してくれと懇願する わが心に突き刺さったままの 哀しみの棘を抜くために photo:© 不詳 【ChatGPT3.5 詩ナビ】 この詩は、哀しみや失恋についての感情を表現しています。 詩人は酔っ払っている状態で、桜が満開の桃源郷(理想の場所や幸せな場所)を彷徨っています。 しかし、現実

          最後の恋

          なぜ そんなに悲しそうな顔をするのですか 喜ばしき門出ではありませんか いまこそあなたは旅立つべきなのです わたしという過去の呪縛から 解き放たれる時が来たのです あなたとわたしはまた出逢うでしょう 笑顔で再会したいものです あれほど恋い焦がれた あなたの美しい笑顔が消えていきます 悲しそうな笑顔も消えていきます 詩とともに © Katia Chausheva 【ChatGPT3.5 詩ナビ】 最後の恋をテーマにしたものであり、老人の視点から語られています。 老人が若

          愛に死す

          愛に溺れている者たちは 満開の桜を視ていると 死にたくなる 死ぬほど 愛し 愛されて 桜吹雪のなか 詩に飛びこむ photo:© 不詳 【ChatGPT3.5 詩ナビ】 愛という強力な感情が人間にどのように影響するかを描いています。 最初の二行で「愛に溺れている者たち」が満開の桜を見ると、死にたくなってしまうことを表現しています。 桜はしばしば日本文化で美と死を象徴する花として使われますが、この詩では愛の激しさや美しさが桜を通して表現されています。 「死ぬほど愛し

          サクラの唄

          生きよ もっと激しく生きよと 青空に舞う花吹雪が唄っている いったい どんな育てられ方をしたのか はたまた どんな育ち方をしたものやら わたしは こんな自分が生きていてもいいのかと 自問しながら生きてきた 早七十年 いまこうして ワインバーの片隅に腰をおろして 妻と一緒に花吹雪を視ていると サクラの唄が聴こえるような気がして こんな自分でも 生きていてよかったとしみじみ想う photo:© 不詳 【ChatGPT3.5 詩ナビ】 この詩「サクラの唄」は、老いていく主人公

          桜日記

          桜が咲いた 雨あがりの昼さがり あうんの呼吸で 晴れ間に咲いた さんざん焦らされたけれど やっと咲いてくれた あかね空に似合っていた わたしの心の花も開いた photo:© mi_sakura 【ChatGPT3.5 詩ナビ】 桜の花が雨上がりの昼下がりに咲く様子を描写しています。 桜が待ち望まれた晴れ間に咲き誇る様子は、焦らされた後の喜びと安堵が感じられます。 詩の中で桜の美しさが描写される一方で、それと同じように、詩人の心も桜の花と共に開放され、自然と調和する様

          人間通

          猫は人間通である 猫って奴は 視てないようで 視ている 人間のことを 知らないふりして なんでも知っている 【ChatGPT3.5 詩ナビ】 この詩は、猫という動物を通して人間の性格や行動を皮肉ったり、あるいは褒め称えたりすることを通じて、人間の複雑さや矛盾を描写しています。 まず「人間通」という表現は、猫が人間のことをよく理解しているという意味で使われています。 猫は我々が気づかないような微妙な仕草や視線で、人間の内面を見透かす存在として描かれています。 詩の中で